日々“RYO”好

ちーばの“RYO”さんは日々“ゴルフ命”に情熱を燃やす!
遼クンに負けじと、“58”を目指し日夜奮闘する挑戦ブログ!

遼チャージで!36位から2位に

2010年04月25日 | Ryo log
 男子ゴルフ・つるやオープン第2日(24日、兵庫・山の原GC、6770ヤード、パー71)始まった、遼劇場! 36位で出た石川遼(18)=パナソニック=は、16番パー3(190ヤード)で劇的なチップインバーディーを奪うなど、ボギーなしの5バーディーでこの日のベストスコアとなる66をマーク。通算6アンダーと伸ばし、首位と4打差の2位につけた。昨年10月「コカ・コーラ東海クラシック」以来のツアー7勝目へ。最終ラウンド、自身の過去最大タイ記録となる逆転Vを目指す。3位から出た藤田寛之(40)が通算10アンダーで単独首位に立った。

 右手人さし指を前に突き出し、カップを指さした。「入れッ!」。願いを込めた熱い念力。遼クンの気持ちがボールに伝わる。会心のチップインバーディー。曇り空から差し込む日差しが、スポットライトのように包み込んだ。

 「あそこは、久しぶりにすごく熱くなりました。(優勝したコカ・コーラ)東海クラシックの最終ホールに匹敵するような熱さ。これで優勝争いもできるぞというバーディーでした」

 通算4アンダーで迎えた16番(パー3)。グリーン左奥の深いラフからの2打目だった。左足上がりの傾斜でカップまでの距離は15ヤード。SWでのロブショットは、手前4メートルに落ち、ボールは絶妙なタッチでカップに消えた。

 初出場した08年大会から1度もバーディーを奪ったことのない、難ホールでみせた劇的チップインバーディー。前回大会で予選落ちしている遼クンは「神様がくれたバーディーを無駄にしないように」とその後も冷静を保ち、続く17番でもバーディー。15番からの3連続バーディーで一時は首位に立った。昨年10月の「日本オープン」3日目以来となるノーボギーラウンドで気勢も上がる。

 細かい気配りもあった。気温10・7度。肌寒い空気のなか、両手に携帯カイロを握って歩いた。陸上部に在籍していた中学時代に「指先が冷えると疲れやすくなる」と学んだ。マラソン選手が最初は手袋をして、スパートの時に取るという所作を実戦した。

 首位とは4打差。これは15歳のアマチュアで衝撃のツアー初優勝を飾った07年5月「マンシングウェアKSB」の第3ラウンド終了時と同じ。「1番上を目指してがんばりたい」。最終日、自身最大タイとなる逆転Vへ。栄光へのシナリオは、頭の中に描かれている。
(サンケイスポーツ)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿