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遼、名誉か賞金王か 来季終盤日程で難題浮上

2010年12月10日 | Ryo log


 日本ゴルフツアー機構(JGTO)は9日、来季の男子ツアー日程を発表した。最終戦・日本シリーズJTカップまで今季と同じ25試合(賞金総額は未確定)が行われるが、賞金王奪回を目指す石川遼(19)=パナソニック=に難題が浮上。



 今季の優勝賞金が4000万円だったダンロップフェニックス、カシオワールドオープンの日程が、隔年開催の世界選抜―米国代表対抗戦のプレジデンツ杯(11月17~20日、豪州)、国・地域別対抗戦のW杯(同24~27日、中国)と重複。賞金王争いが佳境を迎える時期に両大会の候補となった選手には究極の選択が求められる。



 両大会とも世界ランクが影響するため、現在、日本人最上位36位の石川が選出される可能性は高い。過去にプレジデンツ杯は09年に主将推薦で出場し、W杯は出場経験なし。拒否もできるが、国を背負って戦うことは大きな名誉となる。JGTOの小泉直会長も「私どもも困っております」と厳しい表情。石川や当該トーナメント、JGTOにとって大きな悩みの種となりそうだ。



 ◆主な変更点 レクサス選手権が撤退、とおとうみ浜松オープン(5月)が新たに加わった。また今季は7月に行ったトーシントーナメントが9月開催となった。賞金総額は「今季と同じ33億数千万円前後」(小泉会長)が見込まれている。
(スポーツ報知)

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