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あなたの人生の伴走者、古都金沢のふるほん・古道具・骨董商「ふくもも文庫」。買い出しいたします。

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旧車好きが集まる、第6回 クラシックカー in 神子原 2013…現代の数寄者たち

2013-05-14 08:56:32 | 骨董
 自動車整備業の傍ら、趣味も一流?の錆道楽さんに誘われて、

 第6回 クラシックカー in 神子原 2013 のガレージセール部門に参加しました。

 ヨタ8・ミゼット・コスモスポーツ・ハコスカなど旧車のオーナー、
 メグロなど旧車バイクが50台程集まりました。

 参加者は99%がオトコ。

 山里はゆるーい雰囲気で、楽しい成人男子のお祭りとなりました。

 もちつきもあり、おばちゃんの草もちや、めった汁が最高にうまかったです。

 お昼にはローマ法王に贈った神子原米のおむすびをもらいました。

 旧車オーナーは、のんびり、車談義があちこちで…

 おもちゃ博物館の館長は旧車を16台も持っているとか。「めったに壊れないよ、壊れたら近所の古くからやっている整備工場にもっていけばなんとかしてくれるよ」

7月に小松市の自動車博物館でクラシックカーの交流会を主催する若い人リーダーに、
「僕はバイクや旧車をいじる技術やガレージが無く、旧車の世界がうらやましいです」と正直に告白すると、
「自分はサラリーマンだけど、十分旧車を楽しんでいます。ガレージは稲葉物置を買いました。
 たとえ技術が無くても、近所に古い車を扱った経験を持つ自動車整備工場があればOkですよ。かれらは部品が無くても応用して作ってくれます。誰でも旧車は持てますよ。
私は多くの人が旧車を持ち、交流できる場をなんとか持続させるのが夢です。ぜひこちら側の世界に来てください。」と熱かったです!

 どうやら技術はなくとも近所に信頼できるおじいちゃんがやっている自動車整備工場があればいけるかも!と発見できた一日でした。あちら側の世界に行ってみたい。自信が無いので、とりあえず昭和20年~30年台の自転車いじりから始めようと思います。次バイク→最後死ぬまでに一度は旧車レストアやってみたいです。

 持って行った古い車のマッチ、パンフレット、ポスター、企業もののグッズ、古いオ―ディオ製品がちょっとだけ売れました。

 主催者側は優しい人が多く、穴水の水産業者がイカを焼いたり、神子原のカフェがコーヒーを無料で振るまったりで祭りも終盤へ…

 旧車はオーナーとともに、爆音とエンストと喧噪のなか、ミニツリ―ングに出発されました。

 日頃は厳しい現場でストレスと向き合っている人もいたでしょう
 家庭がうまくいってない人もいたでしょう
 おとこのひだまり…日常とは対極の穏やかさが、山里にはありましたね。
 世代を超えた「好き者」のあつまりこそ、おとなの休日って呼ぶにふさわしいな。
 ★「すきしゃ(数寄者)」になること…
 うん、それはおとこが行きつけのガソリンスタンドや床屋さんや飲み屋さんを持つことと似ているしそれ以上のエネルギーをもらえる。趣味の祭りに参加するだけで元気100倍になる。江戸以来の伝統が、現代にも脈々と息づく…数寄者って、いいもんだなー。








「見立てる」ことで、自分のカラ―を打ち出そう

2013-03-13 18:44:48 | 骨董
僕は「見立てる」という

日本の独特の文化が大好きです。


例えば


骨董業者市で競り人もなんだかよくわからない、昔の機械らしい金属の丸い物体が出てきた時は
「…」
競り人が言葉に詰まった、すかさず誰かが叫ぶ、「オブジェや」すると

「はいこのオブジェ、2000円♪」と、発句を発する。売れる。

なんだかわからないガラス製品でも「はないけに使えるよ、1000円」と発句する。

また、売り主が誰かわからなくなったときでも、
「まるって名前ににしてとりあえず売っておこう。
はいこの着物の山、まるの売り、1000円!」と進行する。
このように物事の進行は、見立てを使い倒すと便利で早い。



そもそも、見立ての世界は茶道に多い。
日本の茶道は、利休独自の美学による見立てが発展したといえる。
例えば、李朝の庶民の飯碗を井戸茶碗と言って珍重したり
「魚籠」を花入としたり…転用の技術だ。

◎あなたもやっていませんか?
古くからある、こひき箪笥や駄菓子屋のガラスケースに可愛さを見出し、
キッチンに飾る。

町家をリノベーションしてお店に利用する。

◆見立てとは、歴史的にはアートの世界で新しい価値や時代を切り開いてきた。
現在、私たちは二つの意味で、思考の知的な道具とすることができるよ。

・ひとつは自分の趣味の世界が見立てることでより広がり、自分のカラーを打ち出せる。
コレクションの幅が広がるんだ。
アメリカのガソリンスタンドに転がっている錆びたオイル缶も、自分の車庫に飾れば立派なガレージの雰囲気に一役かってくれる
・二つ目は、
〇〇ということに見立てるという技術は
生きる上で、気持ちを軽くするんだな。
なぜならとりあえず解答が解らない問いに対しても、なにかに見立てさえすれば、
先に進めるからさ。先に進めるってことは、進めない人よりも前向きってことだよ。

★もし答えのすぐに出ない難しい難問があなたの人生に降りかかったら、

乱暴に、何かに見立ててしまえ。


「そう言うことにしておこう…」


そうすれば、みずから時間と余裕を生み出したと感じることができ、
本質を後からゆっくり考えることができると僕は思うんだ。

韓国は盗んだ仏像を返せ…厄介な隣人だ

2013-02-28 08:55:54 | 骨董
信じられない話だ。

長崎県対馬市で盗まれた2体の仏像が韓国で押収された事件で、韓国の裁判所は、このうちの1体について日本への返還を差し止める仮処分を決定した。

 問題となっているのは、去年10月、対馬市の観音寺から盗まれた観世音菩薩坐像です。韓国の警察は1月、窃盗団を検挙した際、仏像を押収していて、日本政府は「文化財不法輸出入禁止条約」に基づき返還を求めていた。

 しかし、韓国中部にある浮石寺(プソクサ)という寺院が「この仏像は14世紀にプソクサで作られたもので、日本に不当に渡っていた」と主張し、日本に返還しないことを求める仮処分を申請。これについて韓国の大田(テジョン)地方裁判所は25日、日本への返還を当分差し止める仮処分を決定しました。

 14世紀に盗まれた?しょうめいできるの?

 国際社会では、略奪や暴力での「原状回復」は禁止されている。
 もしそれが許されるなら、大英博物館やパリのアジアアフリカミュージーアムから
 泥棒しても良いことになるね。
 
 

☆韓国窃盗ビジネスを追え: 狙われる日本の「国宝」 [新潮社] に詳しい。

内容は、日本から盗まれた重要文化財が韓国で売買されている! 信じがたき実態を暴いている。
長崎県壱岐島の安国寺、兵庫県の鶴林寺……日本各地の寺院から次々と盗まれる高麗仏画や経典。それらは韓国で高額で売買され、一部が堂々と国宝に指定されたという疑惑も。「元々は我々のもの、取り返して何が悪い」と開き直る古美術商や、彼らからの注文を受け暗躍する窃盗団たち…
表と裏→
そして日本の重要美術品は最終的に韓国の一部の富裕層・特権階級の懐を潤しているのだ。

寺は自衛手段として今後レプリカを飾ろう。

ああ…、在日の人は、尊敬できる友人も多いのにな。

★ドロボウでも反日なら愛国無罪…。
 厄介な隣人は、どうやら日本人と友達になる気はまったく無いようだね。

1月は雪の上の露店でスタート

2013-01-06 16:53:19 | 骨董
 ガッツガッツガッツ

 早朝六時、雪の上をスコップで掘り、テントを建てる4つの穴を作る。

 雪上にテントを設営し、テーブルを組み立てて、

 鉄の錨や、伊万里焼の盃洗、蛇の絵、漫画の弁当、昭和レトロのこひきだんすなどを

整理して並べる。

 ストーブを焚き、半分凍ったコンビニおにぎりを食べる。

 今年もお金を稼ぐ厳しさと楽しさを感じて仕事始めとなった。

 そう言えば正月はNHKは、エベレストなどに挑んだ記録番組が多かった。なぜか僕は立て続けにみた。

 悪天候の中、ビバーク(野宿)を余儀なくされる冒険者たちを、雪と格闘してお客を待つ露天商の姿と重ね合わせて見ていたのかもしれないな。

 或るお客さんが、指物師が作った桐や松でできた細工の細かい小箱を手に取り、「昔は娘が生まれると、畦道に桐の木を植えたもんだ。

 桐の木はすくすくと育ち、娘が二十歳になると、親は嫁入りのためのタンスを桐の木で作ったんだ」

 面白い話だ。娘を想う親の気持ちを熱く感じる話だなあ。子を想う親の気持ちは時代を超えて共感できるねえ…

 その話にはオチがある。

「農林省の役人はアホだ。暖かい地方から寒い地方まで、みんな杉を植えさせた。

 気候によって、桐やケアキや栗の林を作った方がよっぽど良かった」というのである。

 全国一律など、弊害あって一利なしの時代が来てしまったね。地方分権や、その先の道州制で、地方が江戸時代のような特色のある小国となることを願っています。

 売上は少なかったが、神社に参拝ができたしめでたいな。株価も上げ潮だし、いいことあるかもね、、、、売れ残りの古銅の恵比寿大黒もニヤッとしたように見えた。

 最後に告白しよう。とびきり僕は臆病で、小心だ。
 
 だからこそタフになるために、個人強靭化計画(個人の小さなビジネスを同時に複数走らせる)を進めようと思う。安倍ノミックスじゃなくって、じぶんノミックス?!

中国の書の謎を解け?

2013-01-05 16:15:36 | 骨董
自強不息と書かれた書が出てきたので
ネットで検索した。書いた人は
童景常 敬書 乙亥秋月 とある。

どっちのひとがかいたのか?
印は童さんのもの…

こんな時、書画やさんに見てもらえたらいいな

適当に作家をぶちこんだら
FIND ARTという、中国のオークションサイトにたどりついた。

新画なのにやたら高い。画題は老人と水墨画でありちょろちょろとかいてあるかんじ。
平均4万円
なかには65万円ってのもある。
いま中国はお金がだぶついて
バブっているんではないか?

きっと今に中国的なものから
モダンなものに
価値が取って代わるのではないか
かつてに日本のように
中国的すぎるものは時代遅れとして売れなくなるかもしれないな
中途半端な中国の骨董は
中国人がバブルの間に
日本から本国へ帰るのが
日本人にとっても
彼らにとっても好ましい。


ちなみに
自強不息の意味は?

自強…じきょう
不息…やまず
『易経』の言葉です。
天行健君子以自強不息
天の運行には狂いがなく、日月星
辰、春夏秋冬は順序正しく進
む。まさに天の運行のように、君
子は、自らの力(強さ)を尽して、
善をなすに止むことはない。