1953年に、三宅久之助という人が著した、『美術骨董品投資の秘訣』という本があるそうだ。
ポイントは
①美術骨董品が、投資対象として
一点一点が異なっていて一般的・客観的価格の標準がないこと
②「子(利息、配当、地代、賃貸料等)を生まない点」
③子を産まない以上、価格の値上がり益が投資収益になる。
④ではどんな骨董品が値上がりしやすいか?
第一に、「金持ちが欲しがるもの」という基準。
価値と価格(相場)とは、常に一致はしない」
次に、「一般の認識」という基準。
「必需性のあるもの」という基準。
例えば茶道具。古道具が好んで使われる。現在の茶道において使われる古道具は、現在も確実な需要があるというのである。
「近代性のあるもの」という基準。
古美術においても、人気が高いものは、「永久に近代性を包含する不易性を備えている」。
うーん…、
定期預金なら→利息
株なら→配当
土地なら→地代
建物なら→家賃
骨董は?なんも生まない・安らぎという不確かなものがうまれるけど…
要するに骨董は、毎月のインカムゲインは得られない投資対象であり
買った時の値段より、売った時の値段が高いという差額を狙う、いわばキャピタルゲインの投資対象です
僕の商品を買ってくれるコレクターたちは、年寄になると
「自分が死んだら子供にごみとして捨てられてしまう」と
嘆くときがあります(どんなものうりつけとんねん?)
反対にある中国人は子々孫々まで伝えて、キャピタルゲインを狙うといっています
昔は日本人も、財産三分法で、株・不動産・骨董に分けてインフレにそなえ、蔵を建てて骨董を
貯蔵したんだよ
いまは…
蔵出ししても、すでに業者が入ったとか、現代のマンション暮らしに合わない「輪島塗」の漆器の山々…
コレクターはどうでしょう?
確かに好き(数寄)だけでは自己満足。
正直になりましょう。
買っといたら値が上がったってのが、趣味と実益を両方狙えるからおもしろい!
でも将来の値上がりなんて予測できる?生活様式も変わっていくのに?
そこでさっきの本に書かれている、値上がりの4パターンを検証してみる。実践、古美術美術投資クラブSTART!
第一に、「金持ちが欲しがるもの」という基準。
そのなかでも価値と価格のずれという点で3パターンある。ABC
A 日本と海外の、価値≒価格が一致
一時に比べて骨董は1/10の価格になったといわれるが、いいもので量の少ないものは全く価値が落ちていない
たとえば、下落著しい焼き物であっても、古九谷など時代があって美しい大名品、
明治の超絶技巧の工芸品などはちっとも価格は落ちていない。
世界的なコレクター、たとえばサザビーズ・クリスティーズは、日本美術を世界中に売る。
海外の富裕層は自家用ヘリで屏風一枚を見に来て10分足らずで帰ってゆくという話だ。
2008年3月の日本・韓国美術オークションにて、伝運慶作大日如来像(現真如苑蔵)を1430万ドルにて売却、日本古美術品としてのオークション史上世界最高額を記録し、当該作品は2009年春に重要文化財に指定されたよううに。
世界的なコレクターがいるという視点でいうと、根付や武具、仏像など小さいものなら100年後の孫の喜ぶ顔がそこにある…
かも。
B 海外のほうが日本より価値が高いもの
金持ちといえば、いわずとしれたチャイナマネー。
優れた中国美術品が大量に所有されている日本では、
回流美術品を求める中国の業者が活発に買いあさっており、
日本からは膨大な量の美術品が中国に運ばれているよ。
南宋貿易の品々・黒檀・絵画、
はては茶卓や象眼の鉄瓶から赤珊瑚やらなにから…
いつまで続くか、中国の少子高齢化が始まる20年後までは売れ続けるようだ。
日本人から見ると価値は低くても、海外では価格が高い典型やね。
C 日本では価格が高いが、海外では価値は低い。
日本人だけに人気の画家・作家。
換金可能性≒A≧B≧Cかな
次に、「一般の認識」という基準。銀製品・金製品・プラチナ・宝石類ならば普遍的。
「必需性のあるもの」という基準。
これはようわからん。数寄者・文人墨客が絶滅危惧種な今、茶道具は茶道人口の動向次第なので、将来性はわからない。何かするときに必ず使うもの?家の建て替えで、人気のあるビンテージ建具・家具とかかなあ…
「近代性のあるもの」という基準。
永久に新しい…
デザインが優れたもの。
今もおしゃれで新しい驚くものってものは、骨董には縄文から江戸から昭和まで無限にある。
驚くものなら何でも買いってことだね。
僕が好きなのは、昭和のプラスチックのトランジスターラジオ・置時計や4号電話機などかわいいデザイン。
しかも今が底値、チャンス
◎ 一方、投資とは無縁の、お金ないひとは?
自己満足を貫こう
このあいだ瓶のジュースの自動販売機の栓抜きを300円で売ったが、そんなものを嬉しそうに買うのは若い人だけ
投資もへちまもない
かわいいから
面白いから
高いものは買えなくても、コレクター魂を持つ人は幸せだね
物がほしいほしくて死にそうだという20代30代前半は、ブリキのおもちゃにはもはや関心が少なくて、
安くて買える範囲のモノを集めているし、そうなれば
AKBやガンダムやフィギュアがやがて骨董となるのだろうね。マジンガーZや仮面ライダーウルトラマンは
40・50のひと。手塚治虫世代の購入額がフェイドアウトしつつあるような…
ブリキのおもちゃや茶道具をよろこぶ世代は、お金持ちが多いけど、年を取り購買意欲が落ちてゆく。
あちら立てれば こちら立たず…が、あっちこっち
◎そして1000年後、何が残るのかな?
個人では予測不能でしょうね
僕の集めた漫画弁当箱や気泡の入った薄い色の昔のビンは確実に捨てられるだろう
栄枯盛衰の中、子孫は持ちこたえられずに、他人の手にわたる。大名品も海をわたるかも。
明治の大茶人など古美術を集めた人のものも、子孫に残っているケースは少なく
前田家の横山家の売り立ての本をもっているけど、廃藩置県で売り立てで、財宝はちりじり。
美術館にわたればいいほう。
清朝の蔵出しで、多くの中国美術が欧米と日本に。
1000年財宝を守れるのは個人じゃない。
天皇家≒日本国
この国はイランや中国などシルクロードの国々、製造元が一個も持っていないペルシャガラスや弦楽器を
、数千年間、「正倉院」という蔵に大切に保管できたキセキの民族だから
人類遺産保存国≒にほん
びじゅつかんごしにながめるものもあっていい。国が投資し成功したものは骨董といえるね
ポイントは
①美術骨董品が、投資対象として
一点一点が異なっていて一般的・客観的価格の標準がないこと
②「子(利息、配当、地代、賃貸料等)を生まない点」
③子を産まない以上、価格の値上がり益が投資収益になる。
④ではどんな骨董品が値上がりしやすいか?
第一に、「金持ちが欲しがるもの」という基準。
価値と価格(相場)とは、常に一致はしない」
次に、「一般の認識」という基準。
「必需性のあるもの」という基準。
例えば茶道具。古道具が好んで使われる。現在の茶道において使われる古道具は、現在も確実な需要があるというのである。
「近代性のあるもの」という基準。
古美術においても、人気が高いものは、「永久に近代性を包含する不易性を備えている」。
うーん…、
定期預金なら→利息
株なら→配当
土地なら→地代
建物なら→家賃
骨董は?なんも生まない・安らぎという不確かなものがうまれるけど…
要するに骨董は、毎月のインカムゲインは得られない投資対象であり
買った時の値段より、売った時の値段が高いという差額を狙う、いわばキャピタルゲインの投資対象です
僕の商品を買ってくれるコレクターたちは、年寄になると
「自分が死んだら子供にごみとして捨てられてしまう」と
嘆くときがあります(どんなものうりつけとんねん?)
反対にある中国人は子々孫々まで伝えて、キャピタルゲインを狙うといっています
昔は日本人も、財産三分法で、株・不動産・骨董に分けてインフレにそなえ、蔵を建てて骨董を
貯蔵したんだよ
いまは…
蔵出ししても、すでに業者が入ったとか、現代のマンション暮らしに合わない「輪島塗」の漆器の山々…
コレクターはどうでしょう?
確かに好き(数寄)だけでは自己満足。
正直になりましょう。
買っといたら値が上がったってのが、趣味と実益を両方狙えるからおもしろい!
でも将来の値上がりなんて予測できる?生活様式も変わっていくのに?
そこでさっきの本に書かれている、値上がりの4パターンを検証してみる。実践、古美術美術投資クラブSTART!
第一に、「金持ちが欲しがるもの」という基準。
そのなかでも価値と価格のずれという点で3パターンある。ABC
A 日本と海外の、価値≒価格が一致
一時に比べて骨董は1/10の価格になったといわれるが、いいもので量の少ないものは全く価値が落ちていない
たとえば、下落著しい焼き物であっても、古九谷など時代があって美しい大名品、
明治の超絶技巧の工芸品などはちっとも価格は落ちていない。
世界的なコレクター、たとえばサザビーズ・クリスティーズは、日本美術を世界中に売る。
海外の富裕層は自家用ヘリで屏風一枚を見に来て10分足らずで帰ってゆくという話だ。
2008年3月の日本・韓国美術オークションにて、伝運慶作大日如来像(現真如苑蔵)を1430万ドルにて売却、日本古美術品としてのオークション史上世界最高額を記録し、当該作品は2009年春に重要文化財に指定されたよううに。
世界的なコレクターがいるという視点でいうと、根付や武具、仏像など小さいものなら100年後の孫の喜ぶ顔がそこにある…
かも。
B 海外のほうが日本より価値が高いもの
金持ちといえば、いわずとしれたチャイナマネー。
優れた中国美術品が大量に所有されている日本では、
回流美術品を求める中国の業者が活発に買いあさっており、
日本からは膨大な量の美術品が中国に運ばれているよ。
南宋貿易の品々・黒檀・絵画、
はては茶卓や象眼の鉄瓶から赤珊瑚やらなにから…
いつまで続くか、中国の少子高齢化が始まる20年後までは売れ続けるようだ。
日本人から見ると価値は低くても、海外では価格が高い典型やね。
C 日本では価格が高いが、海外では価値は低い。
日本人だけに人気の画家・作家。
換金可能性≒A≧B≧Cかな
次に、「一般の認識」という基準。銀製品・金製品・プラチナ・宝石類ならば普遍的。
「必需性のあるもの」という基準。
これはようわからん。数寄者・文人墨客が絶滅危惧種な今、茶道具は茶道人口の動向次第なので、将来性はわからない。何かするときに必ず使うもの?家の建て替えで、人気のあるビンテージ建具・家具とかかなあ…
「近代性のあるもの」という基準。
永久に新しい…
デザインが優れたもの。
今もおしゃれで新しい驚くものってものは、骨董には縄文から江戸から昭和まで無限にある。
驚くものなら何でも買いってことだね。
僕が好きなのは、昭和のプラスチックのトランジスターラジオ・置時計や4号電話機などかわいいデザイン。
しかも今が底値、チャンス
◎ 一方、投資とは無縁の、お金ないひとは?
自己満足を貫こう
このあいだ瓶のジュースの自動販売機の栓抜きを300円で売ったが、そんなものを嬉しそうに買うのは若い人だけ
投資もへちまもない
かわいいから
面白いから
高いものは買えなくても、コレクター魂を持つ人は幸せだね
物がほしいほしくて死にそうだという20代30代前半は、ブリキのおもちゃにはもはや関心が少なくて、
安くて買える範囲のモノを集めているし、そうなれば
AKBやガンダムやフィギュアがやがて骨董となるのだろうね。マジンガーZや仮面ライダーウルトラマンは
40・50のひと。手塚治虫世代の購入額がフェイドアウトしつつあるような…
ブリキのおもちゃや茶道具をよろこぶ世代は、お金持ちが多いけど、年を取り購買意欲が落ちてゆく。
あちら立てれば こちら立たず…が、あっちこっち
◎そして1000年後、何が残るのかな?
個人では予測不能でしょうね
僕の集めた漫画弁当箱や気泡の入った薄い色の昔のビンは確実に捨てられるだろう
栄枯盛衰の中、子孫は持ちこたえられずに、他人の手にわたる。大名品も海をわたるかも。
明治の大茶人など古美術を集めた人のものも、子孫に残っているケースは少なく
前田家の横山家の売り立ての本をもっているけど、廃藩置県で売り立てで、財宝はちりじり。
美術館にわたればいいほう。
清朝の蔵出しで、多くの中国美術が欧米と日本に。
1000年財宝を守れるのは個人じゃない。
天皇家≒日本国
この国はイランや中国などシルクロードの国々、製造元が一個も持っていないペルシャガラスや弦楽器を
、数千年間、「正倉院」という蔵に大切に保管できたキセキの民族だから
人類遺産保存国≒にほん
びじゅつかんごしにながめるものもあっていい。国が投資し成功したものは骨董といえるね
仮想通貨も
ばくち
骨董は
目利き
共通するのは、全人格をかけて
将来を占うことでしょうか