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あなたの人生の伴走者、古都金沢のふるほん・古道具・骨董商「ふくもも文庫」。買い出しいたします。

★文化や教養力があれば毎日は楽しく過ごせます。ふくもも文庫はあなたへ癒しと笑い・懐かしさを届けます。

サラリーマンの理想の靴を見つけたよ

2019-04-20 15:47:13 | ファッション
◎革靴で悩むサラリーマンよ

「靴は何を買おうか」なんて悩みは

これを読めば?

→もうあなたは解放される





1 ◎靴のベースは

ミドリ安全

超耐滑軽量作業靴 ハイグリップ H-700N ブラック

3000円ぐらい

チープだが頑丈で履きやすく、商談先でも大丈夫。

実は厨房の職人さんや料理人さん用の靴です。

でもデザインはシンプル。

街で履いても大丈夫です。

その特徴は二つ

ⅰ あぶらでつるつるな床でも滑らないよう、グリップは力強い。

ⅱ 厨房は水で靴が濡れる場所。 だから、水をかけられてもしみこまないよう、強い合皮で覆われている。


安くて機能的だが、営業先や客の玄関で靴を脱いだら、
「ミドリ安全」とばれてしまうではないか?


ご安心あれ。

2 ◎インナーには、カスタムバランスというインソールを装着させる。

1昨年に僕は
足底筋膜炎に
なって、走れなくなった。

高いけど泣く泣く買ったインソール。
病気は治り
いろんな靴のインソールに使いまわすことで
歩くのが楽しくなった。


スポーツデポで売っているよ

自分の足の形を分析し
熱でその形に
インソールを成形させる。

10分ぐらいで
ピッタリと合わてもらえる。
10000円ぐらい。

足裏の筋肉をサポートして、体全体の筋肉の疲れを軽減させる効果がある。

青いインソールを入れると
ビジネスシューズといっても
違和感はない。あまり。




◎1+2=靴

まさにそれを
たとえて言いましょう…

ひつじの皮をかぶった
オオカミ
っと

◎靴とは?


僕が作った名言?はこれだ。

ベースの靴と、インソールの両輪で作り上げる、マシーンである…








3 補足


「ひつじの皮をかぶったオオカミ」論について


僕はよくこの考え方を模索する。



人は外見で(第一印象)で、他人を値踏みしてしまう習性がある。


これを利用するのだ。


ミドリ安全をはくのは、一流のビジネスマンではない。

一流はブランド品だ。

しかし、機能(すべらない・雨につよい)と
足への負担回避(インソールはオーダー)は、他の靴に無い良さだ。
これらの良さは一見すると見えない。隠されている。


人はなぜ着飾るのか?

「人よりスゴイと思われたい」から…という人がほとんどだ。

そして「人よりスゴイと思われたい」という見栄・欲望をなかなか捨てられない。



捨てると、楽しく楽になれるのに。

第一印象は良くても、中身が薄いとその実力はすぐばれる。

それなら自然体な自分からスタートしたほうが
気が楽でいいのではないか。


Q では欲望や見栄の捨て方は?

A 「ひつじの皮をかぶったオオカミ」という2重構造論




一見すると、羊。


でも


中身はオオカミなんだ!


という2重構造を


「とことん考え抜いて」

実験し、トライ&エラーの末に

手に入れることができます。


ブランドより安いし、第一楽しい。


そして

最初の印象が

「才気ばしったできるやつ」だと
警戒されるが

ミドリ安全くさいビジネスシューズを履くすきだらけのあほうだと
安心するだろう

その後徐々に評価を高めていけばいいのだ。



ご自身の心の中で
羊に見せかけているという
2重構造は
実績を積むことで
狼≒自信が育っていく…





◎これ一足で

靴選びからは解放されるよ。


ps
どうやら私は
羊で終わりそうですが…




一冬、 No パンツですごしてみた

2019-04-15 19:49:39 | ファッション
ラジオ NHK
「夏休み子ども科学電話相談」を車で聞いていた時のこと、

衝撃の質問がありました…

「パンツはなぜ穿かなければならないの?」



この本質を突く、

とある男の子の問いに

ラジオの先の先生は戸惑いながらも

「科学的には穿かなくてもいいが、文化だと思って穿いてはどうか」

というような回答をされていました。

うまい答えですが、果たして小学生に、パンツをはくことが人類の文化であると納得させられたのであろうか?


私は今年の冬、パンツをはかないことにしました。

文化のボーダーを超えた先には?!

すこぶる気持ちがよい。

股間が蒸れないから、かゆくない。

では、ズボンの下に

何をはいていたかというと

ユニクロの「ヒートテック」だ。


昔で言うももひき。




解放感と
温かさと
素肌と突起物にFITする感覚と
1回少ない工程が、

僕だけの「パンツをはかない文化」を作り出したのだ。

はいけい 柳井社長さま、

ヒートテックの新しいCM のヒントを

謹んで差し上げます



「人類よ、まだパンツをはいているの?」


ありきたりのファッション雑誌に飽きたあなたへ…新ファッションは日本の量販店に

2017-10-21 08:43:08 | ファッション
最近のファッション誌には飽きた

ヨーロピアンも、アメカジも、軍モノも飽きた

秋だというのにdown a little

というひと

未開拓の分野が国道沿いの量販店にあるよ。

日本の楽しく機能的な 労働者ファッションだ。




第三位…軍足しってる?



軍足(ぐんそく)とは、袋状に編まれた靴下。
「軍用足袋」の略。
昔、軍隊で使われていた ことから、この名が付いた。
軍手同様足袋を織る際のメリヤス技法を転用して作られた。

五本指を履いたら、気持ちよくってくせになるぜ。
とにかく、踏ん張りがきく。
履くのがめんどくさいという道楽モノには
2本指がいい。
豚さんもこれくらいな感覚で大地を踏みしめているのか?
指先が割れていない、かっこだけの靴下を
上から見下ろす新境地を
あなたは手にしますよ

5足 700円ぐらい。


第二位…漁師用の雨合羽

「完全防水」という、うたい文句に惚れた。
バウワーを完全に上回る防水機能は、雨の中、全く傘がいらない。

傘を差さずに街を歩くかっこよさ。
新しい景色が5000円弱であなたに新境地が開かれる。

ただし、ゴム製品なので

蒸れる、重たい。

完全に水を防ぐということは、逆に
「汗」や「熱気」は外に出ないということだ。

アウターの歴史の逆を行く勇気があなたにはあるか?

アウターの歴史は雨水風を防ぎ、なおかつ湿気を外に出す研究の歴史だろうな

ある意味、原点回帰。原始回帰ほど、かっこいい。

デザインは、ゴム製品に張ることのできる自分好みのシールを張って改造しよう。



第一位…ディッキーズの作業着上下

めちゃかっこいい。上下で9000円ぐらいかな
以前知り合いの瓦屋が着込んでいて、
何度も洗いざらいされたフレーの作業着の
経年変化のかっこよさに
「どこで買ったのか」と聞いたら、
郊外の量販店だった。
目覚めた。
にっぽんのワークファッションという新分野。

機能・長もち・コスパ・誰も来てないスノッブ感覚は、
やわなファッション誌を飾るデザインを凌駕するのだ



超一位

GRACE ENGINEERS グレースエンジニアーズ GE-105 長袖ツナギ19ヒッコリー

夏場は快適でおしゃれ。5000円


☆ベルボトムを、今履く 勇気…

2016-03-30 09:58:31 | ファッション
10年ほど前、金沢の商店街の入り口に変わったお店があった。

古道具屋と古着屋さんが合体した店。

オーナーは髪を伸ばし、ヒッピー音楽を愛する 金沢大学の学生?だったと記憶している。

オーナーの好きな服は60年代のファッション。

いまどきどうやってそんなもの集めてくるのかと聞くと、

名古屋のウエア―ハウス(廃品回収の洋服ばっか集めた倉庫)から抜いてくるのだという。





僕はその店が気に入って

いろんな古着を買ったなかに、

60年代のすその広がったチェックのズボン、ベルボトムがある。

一度も はいていない。

実際着ようとすると

どうしても着ることができないのだ。

勇気が出ないのである。

どうしてそのようなズボンをかったのか、

正気を失っていたのか

いまだに思い出せないが、ベルボトムを調べてみると次のような歴史があった。



ベルボトムの発祥はアメリカ海軍の制服である。

1960年代以降、

アメリカのヒッピー文化の代表的なファッションスタイルの一つとして定着し、

1970年代後半まで、男性・女性を問わず世界中の若者の間で大流行した。

ヒッピー文化と共に1960年代末期より日本でも爆発的に流行した。

日本では当時「パンタロン」と呼ばれていた。現在では廃語と化している。

その後1980年代にはスリムジーンズの流行に置き換わったが、

1992年頃からの古着ブームによりベルボトムが再び流行するものの数年で沈静化した。




JUNの広告がスカッとしていて後押しをしてくれる。


●「ファッションとは本来、哲学だ。世界とどう向き合うかの 態度表明 だ。」


僕も、蚤の市でベルボトムをはいてみようかな?


他人の目をもろともせず、好きなことを押し通す態度を表明するのだ いけ!


≒しかし裏声ではこうも語ろう、→(友人や親戚は きっと他人の振りをするだろうな 涙)


(コンゴ共和国のサップを知っているだろうか?

理想だ、かっこよすぎる)




☆ちなみにオーナーの彼は、さっさと店をたたみ

今は青年実業家に転身した。


知り合いから、人材派遣の会社を買い取り、

パチンコ屋で

ワゴンにホットコーヒーをのせて

若いバイトの女子に売らせるアイディアが当たって

大出世した。

古道具界から学び、育ち、出て、

ビジネスの森で、成功の林檎を掴み取ったのである。

お部屋で、変わった観葉植物に囲まれたい

2016-01-13 12:33:42 | ファッション
面白い花屋を見つけたよ

変わった観葉植物と器のコラボの店

柏の葉っぱに似た、ゴムの木とか

葉っぱが かわいい


そしてとくに


枝がくねってるかんじがいいね


ああ、「つる性」ってやつは、自由でいいね

おいらの根性も曲がってるからか妙に惹かれてしまう

ゴムの木よ、お前はどこまで曲がりくねって生きていくのかい?


ゴムの木は答えます


「命を謳歌し、どこまでも曲がりひねってゆくよ。だって自由だから」


お部屋に置けば


おおらかな気になれるかなあ…







「プラントハンターって、いいですね。情熱大陸に出てたよそんなひと。


世界中から


あっと驚く


植物を


捕ってくる職業のひと。



とったどおおおって叫びながら、驚く珍しいものを日本に持ち帰っていた。


北陸も光が当たらなくって 部屋は寒いけどだいじょうぶな 

かわいい葉っぱの植物を、ロシアあたりから持ち帰ってくれない?」


店主 「…」


◎そういえば、突然変異の山野草を、山から見つけ出して売っている人を知っている。


北陸中の山を駆け巡り

斑入りの葉っぱの山野草を見つけ

市場に流通していないものを2・3年増やして


一気に流通させ


大儲けする人だ。


その人が言っていたけど

コケ玉を最初に考案した人は御殿を立てたらしい…


その人の山の話を聞くのが好きだ


スズメバチは最初から攻撃してくるのではなく、ぶーんという威嚇音を鳴らす


その音に気が付けばゆっくり下がるとか


100年たった野生のサツキを見つけて、袋に入れて、持ち帰り100万円で売ったとか


蔵出しする、骨董ばなしと似ているが、育てたり増やせる点がちょっと違う。


なにか一点ものを見つけ出し(眼力)→商品化し(工夫)→お金に変える(商売)


この手の類の仕事は共通してワクワクするね。原始の本能にかなっているからね。


まっとうな商売だと、商社だな。