goo blog サービス終了のお知らせ 

あなたの人生の伴走者、古都金沢のふるほん・古道具・骨董商「ふくもも文庫」。買い出しいたします。

★文化や教養力があれば毎日は楽しく過ごせます。ふくもも文庫はあなたへ癒しと笑い・懐かしさを届けます。

日本スケート連盟も私物化noうわさ?社団法人スポーツ協会のうち、「判定」競技は危ない?!

2018-09-03 11:46:32 | 社会・経済
●冬のスポーツ、アイススケート、華麗な世界をマネジメントする

1日本スケート連盟も、


ボスによる私物化のうわさが絶えないらしいね。


ああ、


2体操協会、

3ボクシング協会、


●この3団体に共通する特徴は?


「判定」がある競技であることに気が付いた。



選手がもし、オリンピックに出場したければ、

「判定」を左右できる、カリスマ支配者のいうことを聞くしかないのだ。

朝日生命クラブに有望な選手も集まってくる。


逆に言えば、「判定」に対して、何らかの忖度させる力を持てば、


ボスは、組織を自由に操ることができ、私物化の道が開ける。


●前の記事で書きましたが、オリンピックやワールドカップやアジア大会で勝つことが求められる「スポーツ界」においては、

リーダーは、即断即決改革ができる「カリスマ型」が適している。

だから、悪いカリスマリーダーを排除し、

良いカリスマリーダーを育てなければならない。


しかし、問題は、「カリスマ型リーダー」は育てられないことだ。


なぜなら、カリスマは、「生まれつき」であるためだ。



しかし、元選手で魅力のあるカリスマ的資質の持ち主は結構いる。


体操協会で言えば、池谷はどうでしょう?


彼に女癖の悪さを治し(これがいちばんの問題?)、

視野や善悪の判断に役立つ、十分な教養を身に付けてもらえば、立派なカリスマ型リーダーになれそう。




●スポーツ庁は直ちに、「カリスマリーダー養成大学」を創るべし。


教養を叩き込み、女癖の悪さを矯正させる、虎の穴だ。


カリスマリーダーの予感漂うOB選手を集め、卒業したら、


判定のある競技すべての社団法人に、リーダーとして送り込もう。


ただし永久会長はごめんだ…


最長、5年で。たのんます。スポーツ庁長官!




体操協会やボクシング協会の不祥事の多さは、ボス支配を辞めさせればよいだけなのか?カリスマ論

2018-09-02 19:25:06 | 社会・経済
●女子レスリング、日大アメフト部、女子水球日本代表、ボクシング協会、体操協会……


社団法人アマチュアスポーツ団体における、カリスマ指導者のボス支配、私物化、が次々と問題になっている




●「奈良判定」を作った、山根明終身会長は言った。→「僕は世界からカリスマ山根と言われている男」


●日本体操協会、塚原千恵子のパワハラ問題で、昔から「塚原判定」があったらしい。カリスマ塚原とか言い出しそうですね。




●ところでなぜスポーツ協会ばっかりが、私物化・カリスマ支配が行われるのか?




考えてみました。


カリスマとはなんなのでしょう?



マックス・ウェーバーによると、組織には3種類の支配形態があると言います。

(1伝統的支配、2カリスマ的支配、3合法的支配)


 ウェーバーによれば、すべての支配は、

人々が支配者の命令を正当なものと認めて服従することによって成り立ちます。


支配者の命令の正当性の根拠(支配される側からいえば服従する根拠)が何であるかによって、

支配は三つに分けられる。


1 伝統的支配…昔から妥当してきた伝統にたいする信仰に基づく支配である。「村の掟によれば…など」



2 カリスマ的支配は 特定の人物に備わった「超人間的な資質」にたいする信仰に基づく支配である。


  ●塚原 光男氏はメダル0に終わったオリンピックのあと、責任者として台頭、04年のアテネで獲得した団体金メダルは28年ぶりと、体操ニッポンの復活を支えた。→妻とともにカリスマ化していった…


 ●「山根 明氏については、前田衷なる人物が、Number Webに 

「44年ぶりのメダルを呼んだ、アマチュア界の大改革。~日本ボクシング躍進の背景~」という記事で、

山根氏を大絶賛する記事を載せている。

「ロンドン五輪では清水聡、村田諒太が大活躍し、44年ぶりのメダリストが誕生した。

日本アマチュアボクシング史上空前の成果を上げた大会として記憶されることだろう。」

「「改革」を標榜して昨年会長に就任した山根氏は、「選手が主役」をモットーに、次々と手を打った。

プロとの交流を解禁し、国際試合に積極的に選手・役員を派遣し経験を積ませ、プロ経験者のアマ復帰を積極的に承認した。

五輪やアジア大会など主要な国際大会には「選考会」を実施して代表を決めるようにした――

この当然のことがこれまでは疎かにされていたのだ。」

「閉鎖的でなかなか情報を出したがらない組織が、WEBサイトを立ち上げ、積極的に情報発信するようになったのも

山根体制になってからだ。剛腕との評もあるが、予想される抵抗を抑え込み、

短期間にこれだけの改革を断行するのに要するエネルギーも並大抵ではあるまい。」

今となっては噴飯ものの記事である。

が、カリスマとは、何かがよく示された記事ともいえる。


すなわち社団法人アマチュアスポーツ団体における、

カリスマ指導者とは、


短期間に、選手があげた特別な成果(金メダル)を、

カリスマ指導者個人の指導力のたまものに見せる能力の高さがあり、

一流のスポーツ記者をも誤らせる人間的な魅力も兼ねた

剛腕(脅し)の持ち主である。









3 合法的支配は、適正に制定された規則の合法性にたいする信仰に基づく支配である。法の支配。官僚制。





スポーツ庁がもし、カリスマ支配者を排除し、普通の支配者に首を据え変えたらどうなるか?


魅力のない、天下りの役人が、塚原氏や山根氏の椅子に座り、決まりや規則で縛られた「つまらない官僚組織」へと

変貌するでしょう…


魅力も指導力もなくなれば、成績はがた落ち、そうなる可能性が高い。



創業した中小企業の社長は、カリスマ性があったけど、

二代目は勉強はできても、社員の心はつかめない。

結果、倒産したなどと言う話とよく似ているね。


官僚制の組織ほど、魅力のない支配体制はない。

人財も集まってこない。


ジレンマです。


公式:

1魅力のある指導者が、一定の成果を上げると、カリスマ化して、組織を私物化する。


2官僚制は、恐ろしいまでに魅力がなく、選手が育たない。

 カリスマオヤジを排除する論理だけでは、そのスポーツの衰退もありうる。


3今後は、民主的なカリスマ指導者の育成が課題である。