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あなたの人生の伴走者、古都金沢のふるほん・古道具・骨董商「ふくもも文庫」。買い出しいたします。

★文化や教養力があれば毎日は楽しく過ごせます。ふくもも文庫はあなたへ癒しと笑い・懐かしさを届けます。

あなたの「生存戦略」を教えてください

2012-04-03 09:20:57 | 日記
★自由主義経済のすごいところは、自分の「生存戦略」を自分が打ち建てることだ。

日々考え、工夫する→「何で食っていくか…?」

そういう意味では、日本≠自由主義経済といえる。

なぜならOECD先進国中、正社員を首にできないトップクラスの国。

したがって正社員の流動性が著しく低い。
正社員も労働者の権利を失わないために、クソミタイナと心で思っている会社組織を、やめたくても辞めないでいる。人生で最も輝いて坂道を登れる20・30代を棒に振る。

お互い不幸やん。

僕は思う。自由主義経済の最高の形態は、国民全部が「自営業者」化することだ。

自分の生存戦略を自分で打ちたてて生きる。人間の能力を、100%発揮できるのは、自営業だと思います。第一、「厭な上司や部下から逃れられるのは精神的にでかい」ぜ。


そうすれば結婚→専業主婦≒夫への依存が最もリスキーとなる。手に職でもなんでもいい、考えることから強くなれる。

今の正社員は安定を失うかもしれない。しかし最低限人間らしい生活のできるセーフティーネット(月10万円程度支給≒国の役割やね)をしいとけば、いつだってチャレンジ可能な社会にすればいい。起業があたりまえの世の中がいい。
まさに「中国化する日本」。この本の著者、与那覇さんはどう考えるのかな。

会社員も基本は5年契約の自営業者として生きる。組織人も生き生きする。
休業中しても、お金が当たるなら、趣味に生きてもよい。おたく文化がもっと花咲けばよいね。

怖いけど、補償の無い生活はやってみることで多くに気付きをくれる。
まずはサイドビジネスからお試し自営業をやってみよう。

もう一度言う。人間の豊かな能力を、100%発揮できるのは、自営業だと思います。


NHKニッポンのジレンマ2を見て…

2012-04-01 16:53:20 | 日記
この間大変面白い本を読んだ

若い歴史学者の書いた「中国化する日本」


中国は1000年前に、身分制度をやめて完全自由すぎ経済を実現していて

日本は江戸時代化と中国化の時代が相互に繰り返すそうだ。

なぜ中国がコピーあり、資源買占めありの野放図なまでに自由なのかが解った。


その彼がNHK日本のジレンマ第二回目に出ていた。

正社員に週休4日制を義務化しろという主張をした。

収入が減ったひとは、残りを自分でバイトするなり稼ぐのもOK。

そのまま趣味に充てる人はそれでよし。

要は時間の短縮で

豊かになる発想…

OECD調査で日本の男は一番コミュニティーを作るのが下手らしい

原因は労働時間が長いから…

★本業の仕事が減りつつある中で、不安にならずに、人生を実り多きものにする方法が見えてきた。
会社≒家(家庭)は役割がはっきり決まっている組織であるのに対して、
仲間内で集まる中間的組織が必要。
 それはノマド(遊牧民)的組織でも、秘密結社でも、仲間内の緩い趣味の集まりでもいいが、要は「居場所」(≒承認される場)が個人にとって心のよりどころとなるので大切であって、それを見つけるのがフェースブック等ネット・ソーシャルメディアであったり趣味や勉強会であったりするんではないだろうか。

更に社会を変えるのであれば、陳情するなど政治力にアクセスすることのできる力を持とうって結論だった。
第一回の方が衝撃的だったのは、20代・30代のひとにこんなに魅力的な人がいたって感覚でした。

第二回ではより具体的な行動の中身(ポジだし≒駄目だしの反対)が行われた結果、より具体的な一歩として第三回が予定されたんだろうね。

中国化する日本、僕は君たちに武器を与えよう…などの著者が揃って出たのでうれしかった。まだまだ、既存のメディアに登場していないすごい論客は、若い人の中にいるはづです。例えば「暇と退屈の倫理学」の著者とかがすごい…

★僕も本業が苦しい場合は、仲間のお店にぶらりとよって、人間の給油をします。つまりガソリンスタンドとして、街中に「ゆるい関係の楽しい避難所≒個人でお店をやっているひと」と繋がっています。そこは取っても自由で面白い人がいっぱい集まるから、人間が再生可能なんです。第三のコミュニティー≒居場所の確保は全世代にとって必要なんです。大いにサイドビジネスしましょうね。




★最後に、NHKがんばれ~ 





北陸ノスタルジー№1 いすゞのトラック 

2012-03-02 13:28:36 | 日記
★能登を走っていたら、道沿いの納屋?に

いすゞのアンティークなトラックが

残置されていた!

良く見るとなかなかの面構え!

映画「三丁目の夕日」で爆走していたような感じ。

武骨で、頑固で、馬力にものを言わす、無口な相棒?!

何という名前のトラック?

どなたか知っている人は教えてね


白磁です  出てきたときは黒磁

2012-02-28 18:59:59 | 日記
★白磁の「耳洗い皿」が入荷いたしました。


形が面白い。

深さ2cm、耳のような形をしていて、大きさは直径が20cmぐらい。

戦前のものかな?

古い薬屋さんの倉庫に、塵まみれで入れ子状態で眠っていました。

眠りを覚ましたかな?

起きろ~

古道具はやがて目を覚まし、ハイタ―入りのお風呂にちゃポンと入ります…

お目ざめに雑巾でごしごし。

ああ言い湯加減でしたね。

白磁はとろとろのお肌になりましたとさ…

さあ、嫁(むこ?)入り先を探そう。

大切にしてくれる先だといいがな

きっとしてくれるさ

大切に。

好き…で繋がる縁だものzzz

身体的言語とは?

2012-02-24 18:21:33 | 日記
★そんな言葉があるかどうかは知らない。
だけれど、坊ちゃん育ちの私が、骨董の競り市で感じる
荒削りで欲望むき出しの迫ってくる感情や
買い出し現場での解体業者の怒声…
自分につきつけてくる裸の言葉の群れは
まさに「身体的言語」。
頭で考えたというよりかは肉体や闘争本能から
出るその言葉と対峙するには、自分を同化させるか、
自分の世界の言葉を紡いで立ち向かうしかない。

自分自身が異邦人として生きられるか、あっさり同化するか。



『赤目四十八瀧心中未遂は、車谷長吉の長編小説。

主人公もまた、尼崎の底辺の人たちの中に入り込むも、
違和感を突き付けられ、身体的言語から逃れることとなる。

骨董屋や古道具商になるのは
とてもかんたん。

しかしなったら、本物になるのか、現実からの逃避で終わるのか
つきつけられることとなる。

だから面白い。
身体的言語をおしもどすだけの、
自分ワールド・力をもった言葉・生き方がしたい。
ぼっちゃんでも…