goo blog サービス終了のお知らせ 

あなたの人生の伴走者、古都金沢のふるほん・古道具・骨董商「ふくもも文庫」。買い出しいたします。

★文化や教養力があれば毎日は楽しく過ごせます。ふくもも文庫はあなたへ癒しと笑い・懐かしさを届けます。

禅語がスゴいぞ。

2018-11-09 09:05:56 | 10代20代30代
◎日常を過ごすにあたって

禅語がこころの


漢方薬になりそうで

スゴイ。

いいの見つけたので、

二つぶ

皆さんへ

処方しときますね♪


●「両忘」(りょうぼう)

~白黒つけなくても、いいじゃない?~



「あの人は間違っている」

「あの態度が好きになれない」。

私たちはつい、

「好き嫌い」や「善悪」といった

二者択一の考え方で物事を見てしまいがち。

「両忘」は、

白か黒かといった

判断へのこだわりを忘れることを意味する言葉。

物事を決めつける姿勢から解放されると

気持ちが楽になり、

心に余裕が生まれる。


禅は悟りのスポーツのよう。

個人の人生の中で問題が起きるのは

しごとや家庭。

しかし

やるだけやったら、あとは

もし考えても仕方のないことが

少しでも残っていれば、

未来なんてわからないのだから、


日常を白黒つけずに

進むのもありですね…

ああ、

悟りを開いたお釈迦様が

雲の上から

人間社会を眺めている

そんな視点がほしいなあ。




●「上善若水」(じょうぜんじゃくすい ・老子)

水のように自然の流れにそって生きる大切さ

またそうしていることによって

物事の良いタイミングを見極めることができるという意味

水は

万物に恵みを与え
普通なら人が嫌がるような
低いところに流れて行き存在する。

水はどんな形にもなり

すべてを受け入れるという

意味合いもある。

皆さん、まさに、今は変化の時代。

第四次産業革命。

しかし、しょせんやるのは人間。

恐れず、、

どんな環境にも形を変えて対応できる

「水」になりましょうぞ。





●おまけ

「水五則(みずごそく)」  戦国時代の武将、黒田孝高さん(1546~1604)


一、自ら活動して他を動かしむるは水なり→  

                    他を指導する為には、自ら実践すべきである。


二、つねに己れの進路を求めてやまざるは水なり→ 

                    自らの進路をいつも求め続ける積極性を持つべきである。


三、障害にあって激しくその勢力を百倍し得るは水なり→  

                    少々障害に当たろうとも力を落としたり、落胆すべきではない。


四、自ら潔うして、他の汚濁あわせ容るる量あるは水なり→ 

                    どんなものでも受け入れる大きな度量を持つべきである。


五、洋々として大海をみたし、
  発しては雲となり、雨雪に変じ、
  霧と化し、凝っては玲瓏(れいろう)たる鏡となり、
  しかもその性を失わざるは水なり

                        →何時でも、何処でも自分の「信念」だけは変えるべきでない。
 

韓国は、嘘つきである (涙)

2018-10-30 22:14:55 | 10代20代30代
なにが未来志向なのか?

悲しい…

さすがに、今回ばかりは、

多くの日本人の堪忍袋の緒が切れるだろう…



●徴用工に対する、

韓国の裁判所の判断である。

得意のちゃぶ台返し。



●歴史的事実はコウだ。


1965年の日韓国交正常化にあたり、日本と韓国は日韓請求権協定を締結。

協定に基づき、韓国に対する5億ドルの経済支援と引き換えに、

元徴用工への補償は韓国政府が行い、

賠償問題は「完全かつ最終的に解決する」と日韓両政府が

合意していた。

◎これを条件に、日本は韓国に

当時の韓国の国家予算の約2年分に相当するこの

巨額の資金を補償し、

韓国政府はこれを国内インフラ整備事業投資として使い、

多くの日本企業による技術移転協力も行われ、

“漢江の奇跡”と呼ばれる経済成長が生まれた。

◎感謝はされていないのかもしれない。

しかし、これは事実だ。

韓国の裁判官は、

歴史的事実と

日本を懲らしめたいという反日感情を

冷静に判別できないのだろうか?

元徴用工への補償は、韓国政府が行うべき約束だよ。

本来徴用工に支払うべきお金を、韓国政府は
後回しにして
高速道路など国の発展の礎にすべて使ってしまった、
というのは、
自分の都合であって
けっして
日本のせいではないですよ。



●国と国との約束は、人と人との信頼関係と同じでしょ?


だが、韓国では、

ちゃぶ台のように、簡単にひっくり返す。


それを日本では、「嘘つき」という。



今後は、もう国としてはかかわりたくない。正直な気持ちだ。

パキスタン人が指摘した、日本人の弱み…

2018-10-27 09:37:29 | 10代20代30代
●骨董の露天商をしていると、多くの在日外国人と話すこととなります。

ある日、パキスタンの男の人が3歳~10歳の子供三人を連れて、表れた。

富山湾にヤードを持っているとのこと。

彼「僕は日本の中古車を輸出シテイル。

月商は数千万円にナルヨ。

今はロシア。パキスタンは、お金になる期間がナガイノデダメ。」

俺「そんなに儲かるなら、なぜ日本人はやらないのだろうね?」

彼「日本人ハ、リスク トラナイネ。

パキスタン人、リスクとる。

そこはイイところ。

でもダメナトコロデモアルヨ。

ロシア人、しばらくすると、たまに電話シテモ、デナクナル。

ロシアイクト、ジムショ、空っぽネ」

ああ、個の人たちは、数千万円動かすけど、同じように損をし、

ロシアンマフィアに脅されるリスクと大金とが隣り合わせに眠っていることをよく知っているのだろうな。

俺「将来、故郷に帰るの?、日本に残るの?」

彼「モチロンニホンニシヌマデスミツヅケルネ。この子たちも、日本で生まれたネ。

ワタシ、6人コドモイルネ」

彼の小さな息子が、アンティークのおもちゃを触り始めた。

僕、偉いな、日本語しゃべれるのか…と彼の小さな息子の頭を

なぜようとしたが、やめた。

第一、日本生まれなら、しゃべるのは当たり前。

第二に頭をなぜる行為はかれらの慣習として、だいじょうぶなのか?


●今まで行った中では、フィリピンのスラムや、

ネパールの寒村が

極貧だった。

フィリピンは数十円の食事をたべ、

お母さんは、子供に観光客に対する物乞いをさせ、

お父さんは、観光客に対して闇夜にホールドアップする仕事の親もいた。


●単純労働を日本が開放されたら、

おそらく日本の人口は、

一気に2億人に回復することとなるだろう…

移民は前述の彼のように6人以上子供を産むだろう…

小規模自営業者から這い上がる道を選ぶだろう…

日本人の嫌がる、「リスクの高い、グレーなビジネス」から、食うための仕事をSTARTするだろう…




●富山湾を走ると、

いきなり道の両側に「ヤード」(中古車解体工場、廃車置場など)が広がり

英語とロシア語の看板が並ぶ。

パキスタン人の中古車販売業者が、ロシア人に日本の中古車を売るのだ。


2007年にはロシア向けに富山の港から7万台以上の中古車が輸出された。

現在は射水市内にパキスタン人の中古車販売業者が200以上、およそ300人が暮らしているらしい。


プレハブのモスクと


掘立小屋のパキスタン料理屋。


ニホンジンヨ、


未来絵図が見たければ、

射水市の富山湾に来るといい…

風姿花伝は、650年前に書かれたと思えないくらい、サバァイヴァルのヒントに満ちているよ

2018-10-20 17:56:06 | 10代20代30代
●能面が手に入ることがあるよ。

古いものは、なんだか気持ち悪い…。

できれば、早く市場にブン投げたい。

しかし、なんだか、あの白い、無表情の面の奥に

なにか深い真実?があるような気がして、

少し縁が朽ちてはいるが百年前のものだけは手放さずに参考品として持っています。

能は実際に見たこともない。

形式美の極致かなあ…

最小の動きで、最大のイリュージョンを観客に感じさせる、日本の芸能の頂点のようなイメージを持っていました。

「ああ、いつかは深い哲学がありそうな、能ってなんなのか、わかりたいものだ」と

思っているうちに、

「スラスラ読める風姿花伝」林望著 を入手しました。




●風姿花伝とは何か?

作者は室町時代に活躍した能役者世阿弥。

能をいかに興行的に成功させるかという工夫の数々を、実演者としての立場から説いた、秘伝書です。

内容が超すごい。

これが650年前に書かれたとは…信じがたい教養のレヴェル!


しかし当時、芸人といえば、白拍子や遊女やなみに身分が低かった時代。

猿楽のように、村祭りで見せる大衆芸能であった。


なのになぜこれだけレヴェルの高いものを考えついて残せたのか?


世阿弥は時の将軍足利義満の寵愛を受け、時代の寵児となった。


能を幽玄なものに大成させ、武家の式楽となって隆盛を迎えた。

彼はしかし、将軍が変わると、佐渡へと流され、わびしく死を迎えます。

時の権力者に仕えることは、殺される危険と隣り合わせだった。

「生きるか死ぬか」の時代にあって、


一つの芸を磨きあげ、

その成果を、一子相伝で後継者に託すため

この書は残されたものです。

美貌で有名だった世阿弥の能力は、

才能に甘えることなく、

島流しや切腹と隣り合わせの中で

最大限に研ぎ澄まされたから書けたのではないか?




●風姿花伝の名言を見てみましょう


1 初心忘るべからず  年々去来の花を忘るべからず


今では、「初めの志を忘れてはならない」と言う意味で使われていますが、
世阿弥の意図は違います



世阿弥にとっての「初心」とは、いくつになってもあります。

たとえ老人になっても、

未体験のことへ踏み込んでいく時は、初心を思い出し、「初心」に立つ時です。

それは、不安と恐れではなく、人生へのチャレンジです。

2.男時・女時

世阿弥の時代には、「立合」という形式で、能の競い合いが行われました。

ライバルとの戦いに負けると、パトロンや人々の人気を失い、一家は路頭に迷います。

まさに、「生きるか死ぬか」

w杯サッカーやボクシングwbssなども、観阿弥の置かれた立場からすれば、屁みたいなものですね。

世阿弥は、こっちに勢いがあると思える時を「男時」(おどき)、

相手に勢いがついてしまっていると思える時を「女時」(めどき)と呼んでいます。

●世阿弥は、「ライバルの勢いが強くて押されているな、と思う時には、

小さな勝負ではあまり力をいれず、そんなところでは負けても気にすることなく、大きな勝負に備えよ。」と言っています。

女時に、いたずらに勝ちにいっても決して勝つことはできない。

そんな時は、むしろ、「男時」がくるのを待ち、そこで勝ちにいけ、というのです。

●これはロシアw杯で西野朗監督がとった作戦だ。

日本の実力だと、世界のオッズは、4チーム中最下位と予想していたね。

でも、日本は格上のコロンビアと対戦、開始早々相手のレッドカードで数的優位、2-1で勝利。
この勝利は、ワールドカップ史上初めて、アジアのチームが南米のチームを破った歴史的な勝利。
続くグループH第2戦では、日本はセネガルと対戦、リードを許しながらも追いつき、2-2の引き分けに持ち込んだ。
ここまでは男時。


決勝トーナメント進出を賭け、日本はポーランドと対戦したが、0-1。
あの時の日本の選手からは、追いつく力が無いと見えた。女時だ。

女時は、いたずらに勝ちにいっても、決して勝つことはできない。

ならば他力本願に賭け、むしろ、ベルギー戦という「男時」がくるのを待ち、そこで勝ちに行く作戦でしたね。

世阿弥は、この「男時・女時」の時流は、「避けることのできない宿命」と捉えていました。

人生は小さな負けを引き込み、大きく勝つ…これが「日本人の英知」

3.時節感当

タイミングをつかむことの重要性を語ったものです。
どんなに正しいことを言っても、タイミングをはずせば人には受け入れられません。
タイミングが人の心の動きのことだとすれば、逸したのは、人の心をつかんでいなかったから、ということになるでしょう。


4.衆人愛敬

5.離見の見

歳を重ねれば重ねるほど、地位が上に行けば行くほど、前を見ることが要求され、
自分の後姿を見ることを忘れてしまいがちです。
自分を客観視することが必要なのです。

6.家、家にあらず。継ぐをもて家とす

「たとえ自分の子であっても、その子に才能がなければ、芸の秘伝を教えてはならない。」まさに近江商人!、アホな二世は聞け

7.秘すれば花


誰も知らない自分の芸の秘密、いわゆる秘伝を持つことを世阿弥は求めました。


秘伝を持っていることを悟られてもダメ、相手に警戒されるから。

これをいたずらに使うことは控えますが、いざという時に使うと、相手を圧倒することができるというのです。

8.住する所なきを、まず花と知るべし

停滞することなく、変化しろ。変化することを恐れず、「住しない」精神こそ大切。



●今日では、観世流の拠点である「観世能楽堂」は銀座の「GINZA SIX」に設けられ、

日本の伝統文化の発信拠点となって、海外からも注目されていますね。

いつか、見たいものです…


関西人と、骨董商は、アジアで輝くことができる

2018-10-06 11:20:38 | 10代20代30代
関西人と、骨董商は、アジアで輝くことができる

なぜなら、

POORイングリッシュでも、

「笑わすこと」で

アセアンの人たちとすぐに

友達になれるから。



人を笑わせることを子供のころから鍛えている「関西人」も、

骨董商はじめとする@「身体的言語」を操るひとたちも、

アジア人には結構受けるから。

アジアは単語を並べてくるだけの人もいるから

通じればOK.

自信を持って、海を渡ればよい。

あなたはヒーローです。