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新入生新社会人へ…「反省はしろ。でも、絶対に自分を責めるな」「堂々と真ん中を行け」

2019-04-04 09:52:51 | 10代20代30代
桜咲く4月、

新社会人


新入生の

みなさま


おめでとうございます。


これから、広い世界に出ていくときに

役に立つ魔法の言葉をプレゼントします。


●…「反省はしろ。でも、絶対に自分を責めるな」


ミスはつきものです。そんなとき
反省はしてよいけど、


「どうせ自分なんて…」とじぶんじしんを責めないでほしい。

ミスは確率論です。どうせ100回に1回は起きてしまう。

ミスする確率は内在し、欠点を抱えたままでよいのです。

起きてしまったトラブル・軋轢に対しては

生きる力や反転力に火をつけて

対処してゆかねばならないのです。


「どうせ自分なんて…」って自己否定する言葉は

心の灯を消す水でしかない。

反省はする。でも、絶対に自分を責めるな」を座右の銘にして

落ち込むのを避けよう。






「堂々と真ん中を行け」


陰口を言われることも

確率論です。どうせ100人いたら、一人はあなたを嫌いになるでしょう。


「自分らしく生きているだけ」とは、「自分は悪いことしていない」と同じこと。


もしそうなら

「堂々と真ん中を歩こう」

●僕はこの二つの言葉を大切に、自由に生きています。

腰痛首痛ヘルニア…だったら、プールで「ナイト ウォーキング」、すぐに良くなりますよ

2019-02-20 18:47:55 | 10代20代30代
●重いものを持ったり
デスクワークが祟り、
ヘルニアと診断されました 涙

2か月苦しんでようやく復活。

でも、再びなったらどうしよう…

そこで、公立のプールを調べました。

なんと、夜10時まで営業しており、一回の利用が400円。

僕のナイト水中ウォーキングが始まりました


ナイトウォーキングは陸上の運動に比べると、
体重が水の浮力が1/10です。

水の中だと軽くなるので体にかかる負担は少ない。

首や腰をひねりながら
進んでも
膝腰首の負担は少ないし

水の抵抗は
当てたい部位に
ダイレクト!
進む方向に部位を当てるだけで、抵抗が自由自在。

それに水は
筋肉をリラックスさせてくれる。
パソコンを見て
固まった筋肉が
ゆっくり水の中でほぐれていくのがわかる



●問題はつまらないこと。


そこで楽しむ方策を考えました


1.歩き方に創意工夫を

・あほの坂田 前後ろ横の「3バージョン」

これは、自らを辱めることで、「極上の快感」を得ることができるよ。

・思いっきりひねりながら大股歩き。

水の中だからこそのバランス強化・体幹強化ができるよ

・後ろ飛び跳ねり

カエルのように、しかも後ろ向きで、背を丸めながら思いっきり飛ぶ


首の強化「、「背中腰のリハビリになります。


・横向きに大股歩き

横のレーンのクロールの水しぶきがかかりそうな時に、そいつに尻を向けられる


・無言で歩き人に勇気をもって話しかける


彼らも待っているのだと知る。あなたの一言を。

同じ病んだもの同士、連帯感が生まれるよ。


・監視員のおねーさんに

コミュニケーションはいついかなる時も、年齢人種を超えて最も大切です。

人類普遍のありかたです。

地方創生ならぬ

自分創生


夜のプールで、人知れずナイトウォーキングしながら

そんなことを実践しております。


がんばれ、日本のサラリーマンよ。

平成の次の世の日常の小さなテーマはこれかもよ、、、


ナイトプールウォーキングを文化に!

ニムロッド…読んだ? 芥川賞を受賞した作家は、ロスジェネ世代だ

2019-02-13 12:57:22 | 10代20代30代

●上田岳弘さんの『ニムロッド』が抜群に面白かった。

作者は40才の「ロスジェネ世代」

僕は以前から、この就職氷河期を乗り越えてきた勇者たちに、興味があった。


小説の、筋立てはこうだ。

主人公は3人。この三人のやり取りだけで話が進む。


1 仮想通貨を、もくもくとネット空間で「採掘」する僕・中本哲史。
中本は、普段から感情をあまり表に出さず、淡々と仕事をこなす合理主義者。
ロスジェネ世代。


2 外資系証券会社勤務の恋人・田久保紀子。

シンガポールでM&Aを成功させるが、過去の中絶と離婚のトラウマを抱えたために、中本との未来(結婚)からものがれたいと思っている?。


3 小説家への夢に挫折した同僚・ニムロッドこと荷室仁。……謎のおとこ。



そんな中本は、仕事が終わると恋人・田久保の疲れを癒やし、
名古屋支社に務める同僚・ニムロッドこと荷室からの謎のメールに眼を通す。

メールの内容は、
「駄目な飛行機があったからこそ、駄目じゃない飛行機が今ある
でも、もし駄目な飛行機が造られることがなく、駄目じゃない飛行機ができてしまえば、彼らは必要なかったのか?

今の僕たちは駄目な人間なのか?
いつか駄目じゃなくなるのか?
人間全体が駄目じゃなくなったら、これまでの人間は駄目だったということになるのか?



この小説は何か深い未来を暗示しているかのようだった。

そしてその未来は決して絶望ではない、何か新しい世界であると感じました。


●ビッグデータをディープラーニングすることによって

AIが、人の仕事の多くを代替する世の中になるだろうね

たとえば、医者がレントゲン写真を分析するより、AIにやらせた方ががんを見つけやすい。

たとえば、入手試験で20問ぐらいの質問を答えると、AIがその人の熱意や、何年先に会社を辞めるかを予想できてしまう未来がもうすぐやってくる。

フツーの医者や人事担当者は、いらなくなる。

じゃあ普通の僕は、フツーの彼らは、奪われる側はどうなってしまうのか?




●ぼくは、ロスジェネ世代に興味があるのは、その答えを持ってる人がその中にいるからだ。

あるこの世代のひとりの友達がいる。

彼はいつも言う。

「テレビはまったく信用しないんだ。」

普段はファミリービジネスで小さな町工場で零細企業からのオーダー機械製作をやっていて、
大企業がめんどくさくてやらないニッチなモノづくりで生きている。
今は町工場も、AIと電子部品と機械の三種類が混在した移行期らしい。
「外国人が入ってくれば、サラリーマンの多くは職を奪われるか給料が下がる。AIや電子部品に完全に取って代わられる時代が来れば、小さな町工場も多くの仕事が奪われる。そうなる前に資本にも働いてもらうんだ。」
といって、配当の高いアメリカ株等に投資している。愛読書はピケティ―

世間からどうみられるかにはまったく興味がなく、
地元の社交の集まりにも行かず、
時間と思考の余裕は、株式の配当で生み出す。
健康オタク。

就職氷河期を乗り越えた世代とは?
あたりまえだった安定を失った代わりに、何かを手にした世代だと思う。
その何かを、この小説から感じた。






●もう、テレビは、ばれている。
常にだれかを引きづり下ろそうと
「あのぶどうは、酸っぱい」を連呼する日本のマスコミ・
批評家などは、
就職氷河期で自分の生き方を模索せざるを得なかった
ロスジェネ世代には通用しないのだとおもう。

かれらはたぶん
世の中を信じない。
きれいごとを信じない。
真贋はじぶん基準で判断するから。
こころのなかでは同調圧力に屈しない。



●著者の上田岳弘さんはインタビューでこう言っていた。

「自分の手が届く範囲で、じぶんの舟をこいでいこうと強く思っています」


未完成でええやん…横尾忠則著「アホになる修行」を読んで救われた!

2019-02-05 09:02:24 | 10代20代30代


もともと人間は

完成して生まれてきてないじゃない?

未完で生まれてきている。

だから何かを完成する必要はないと

思うんです。

未完で生きて

未完で物を作って

未完で死ねばいいんじゃないかな。




横尾忠則著「アホになる修行」P244より



●これを読んで、生きてゆくのが超楽になりました。

組織は、

みんなまなじりを上げて、100%の完成度を目指す。

完璧な勝利

完璧な結果

でも、そういう考えで日常生きていたら

しんどくなるよ

●森保ジャパンも、4年間で結果を出すプロジェクトが

まだ始まったばかりであるのにもかかわらず

決勝でカタールに敗れると途端に手のひら返しで

森保氏の限界を事細かに分析する人がいる。

でも、まだ5か月。

これで完成したら、結果を出せたら、4年後のワールドカップでピークは過ぎているかもね



●そもそも

完成度の高さをいつなんどきも求める社会は息苦しいじゃあないですか

完成度が低いけど

生き生きしているやつらは

放埓に生きている

隙だらけで

自分の長所を尖がらせて

言いたいことを言って

自由に生きている

完成度は問わない

でも

やるときは

いい仕事をする

反対に、

失敗しないでおこうと思ったり、ひとからみた自分を一番に想像してダメなやつと思われないように頑張ってしまうと、委縮したり、義務感でココロがいっぱいになって、ちっとも人生が面白くないものとなってしまう経験はありませんか?


◎みんな、未完でよい

そういわれるとすごく楽になる

責任を負う立場となっても

楽にやれる




人間はそもそも未完で生まれ


未完で死ねばいい



未完であってもよいと腹を決めることこそが


人生を


豊かに


楽に



楽しく過ごせる


心持でいられる


秘訣なのだろう…


横尾忠則さん、ありがとう!!!







覚悟…最も好きな日本の言葉はなんですか? +川渕三郎氏

2019-01-30 17:27:27 | 10代20代30代
◎人生はどう進もうが

迷いや不安が不定期に向こうからやってくると

この年齢になって思う。

その時、「覚悟」という2文字が問われるのだと思う。

覚悟が、弱い自分のこころを強く、明るくしてくれる。

●川渕三郎氏がテレビに出ていた。

フランスワールドカップ予選での監督交代裏話をしていた。


アウェイ・カザフスタン戦(アルマトイ)で追いつかれ、1-1のドローに終わったことで、
日本サッカー協会幹部は加茂監督の交代を決断。
岡田武史コーチを昇格させた。

Jリーグはおろか、実業団でも指揮を執ったことのない指導者を抜擢するのは
常軌を逸している。それでも日本は新たな一歩を踏み出すしかないほど追い込まれていた。

川渕三郎氏が部屋に若い岡田武史コーチを呼び、「
監督に昇格するので受けてくれ」と伝えると、
岡田は「部屋に戻って考えさせてほしい」と伝えるも、
「ダメだ、今ここで返事をしろ」と覚悟を迫った。
なぜなら部屋に行くと、大概断る理由を考え始めるからというのが川渕さんのその時の考えだった。

「やります」と言った岡田はまだ若く選手の兄貴分と言った立場で選手もそう接していた。
翌日、岡田が、選手の輪の中にいて、話していると
川口 能活が無駄話をしていたそうだ。
「ヨシカツ、黙れ」
「そう怒鳴った瞬間から、彼はコーチから監督になったんだ」と川渕さんが言っていた。

川渕三郎氏は
よく見ているね、人を。さすが尊敬すべきキャプテンです。
覚悟を決めさせることや
覚悟を決めた人間の強さを
川渕さんは経験で知っている。

覚悟を決めた人しか結果を出せないことも。


岡田さんは、ほされていた中山雅史らをチームに再招集するなどのテコ入れも功を奏し、
日本代表は息を吹き返す。
最終的にイラン代表との第3代表決定戦の末、予選を突破し
土壇場から日本代表初の本選出場を果たした(ジョホールバルの歓喜~)。



●森保監督と「覚悟」

彼も覚悟という言葉を使う。

日本代表の次期監督に、就任が決まった森保新監督はこう言った。
「覚悟と感謝。2つの気持ちを持って、職責を全うしたい」。

イラン戦のあとはこう述べている。

「イランは今大会もそうですし、これまでの戦績、結果はアジアの中でも優れていて、手強い相手であること、厳しい戦いになることを覚悟して戦いに臨もうと思っていました。選手たちが良い準備、戦う姿勢を持ってチャレンジすることと、われわれが(ここまで)勝ってきた自信をもって試合を戦い抜いてくれて、勝利することができ、良かったと思います。」



●覚悟を決めたら、やるしかない。

結果は、覚悟するかどうかにかかっており、

逃げて安心を得られることもあるし

逃げて後悔することもある。

でも大勝負は後悔したくないですね。

人生の局面で選択を迫ってくる二つの道、覚悟または後悔。表裏一体かもなあ…


●「スティーブ・ジョブズの名有名言葉があります。

If today were the last day of my life,

would I want to do what I am about to do today?

もし今日が人生最期の日だとしたら、

私が今日やろうとしていることは本当にやりたいことだろうか?




死は平等にやってくる。

死の瞬間、自分の人生を振り返ったとき

後悔しないように生きたいですね。

覚悟を決め、全力を尽くせば、たとえ失敗してもいいではないか。




アインシュタインもこう言っている

Anyone who has never made a mistake has never tried anything new.

一度も失敗をしたことがない人は、

何も新しいことに挑戦したことがない人である。


正直、じぶんは弱いから

泣きそうなじぶんに 言い聞かせているのだ。