そして毒演芸場ガエルがまたまたやって来たッス。
第1部が演劇パート、第2部が舞踊パート。
演劇は「中山七里」なんか最初から漫才みたいなやりとり
座長がお笑い好きなのか、ツッコミあり、ギャグあり、客いじりあり、
いまいちドラマパートが入ってこない。
終わり際のチャンバラもう少し長くてもいいかな。
そしてアドリブなのか、座長(ボケ担当?)の台詞で、
他の演者さんが笑い堪えていました。
そして彼女さんがツボったのが、座長(ヤクザの親分)の
手下の12歳くらいの男の子(劇中は38歳の役)。
座長の無茶ブリに、必死で答えてたのが笑いを誘います。
そして第2部の舞踊パート。
演劇パートがお笑い中心なら、コチラはまじめな踊りメリハリですね。
俺のイメージする「大衆演劇」そのもの。次々みなさんが
素敵な舞踊をみせてくれます。やはり座長がスゴイ
女形で出てきたんですが、1部のヤクザの親分とはまるで別人。
モノッスゴ色っぽいです。艶感ハンパないです。でも俺の2個下。
「ちゃっちゃっちゃらららら~」そしてやっぱり定番、梅沢富美男の「夢芝居」
が流れてましたよーっ。「ベタやろー」とか思ったんですが、
「ベタ・定番」ってのはそれだけ素晴らしいって事なんですよね
やっぱり「夢芝居」いいわぁ~。座長イキイキして見えるわぁ~。
おばちゃんだったら惚れるわぁ~
途中に歌詞カード見ながら歌うたう人(?)が出てきたり、
最後に全員で踊るんですが、一人あきらかに踊り覚えてなくて、
人の見ながら踊るから、ワンテンポ遅れてたりあったんですが、
それもまた楽しい。そして常連のお客さんが「座長っ!!」とか
歌舞伎みたいに声をかけたりしてて、それがまた会場の
テンションを盛り上げてくれるんですよね。スゴイっ!!
帰りは煌座のみなさんで、お見送りしていただいて終了。
毒ガエルとその彼女さんは大満足で、帰って行きましたとさ。