変温動物のほんとうはあったかはーと

冷たくないよ、ちょっと心が暖かくなる話を書きます。

海岸にいる鳥

2009-05-16 17:28:54 | Weblog
アオサギ

ゴイサギより体が大きく羽が灰色で青みがかかっている鳥だ。

夕方、このところに日課になっているウォーキングにでかける。我が家からすぐの海岸にむかう。夕日が見える時間は、刻一刻と色が変わっていく。

たくさんの島が折り重なってみえるその墨絵のような背景に、太陽がそっと海に沈んでいく。太陽は、その光で海面に帯を作る。その帯が金色に見えたり、銀色に見えたりと実に美しい。

充実した時間を思う。

その風景の中にアオサギがいる。

じっと水面を眺めて、餌になる魚をさがしている。

沖の方までひいた時は、砂浜にいる。潮のひいた砂浜を歩くのは、鳥も私も同じ楽しみでもある。砂浜にいるその鳥に近づこうとしたら、逃げられてしまう。

今日もそのアオサギを見つけた。

群れをなすことはないその鳥をみて、優雅に羽を広げて飛んでいく姿をみて、
励まされる。

そして、思う、「孤独に強い」と。

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