
先日、友人に頼まれて特選に選ばれた俳句を英語に翻訳した。
『儀明川』というお題の句展で特賞になった俳句です。
儀明川(ぎみょう川がわ)は標高1000メートルほどの山間の集落、後谷(うしろだに)から上越市街地を通って流れている川である。

先ず、I vtsited Ushirodani to find the River Gimyo Streaming desolately.
down the hamlet.
stream[ストリーム]流れる desolately[デサレタリー]淋しくhamlet[ハムレット ]集落
(わたしが後谷を訪ねてみると、儀明川がその集落を 淋しく流れていた)
と英訳してみた。
これを捻りに捻って
The River Gimyo/ Looks desolate streaming down/ From the hamlet brook (儀明川は寂しく流れ下りているようだ あの小村の小川から)
と5-7-5にした。
ところが、この英句を日本語の俳句に翻訳し直すと、


後谷訪ねて淋し儀明川(昭雄)
後谷流れて淋し儀明川(ゆ~)
私の目には、両方とも傑作のように思えますが、選者の目には優劣の違いが歴然としているのでしょうね。皆さまは、どっちを選びますか?

答えとその理由は次回のブログで。(ゆ~)
ご訪問、ありがとうございました。
私の母も、町内の俳句の会に入っていました。
「訪ね来る子らを待ちたる盆も過ぎ」
私は5人兄弟の長男ですが、みんな古希を過ぎてしまいました。
今後ともよろしくお願いいたします。(ゆ~)
こんな私のブログに目を止めて下さり、ありがとうございました。
コメントありがとうございます。
時の関守さんの見方はプロ並みだと思います。
その訳を次回で解説させて頂きますので、理屈っぽいですが読んで頂ければ有難いです。(ゆ~)
こんばんわ。
私、ゆ~の句を選んで頂きありがとうございます。
俳句の専門家(選者)の見方は違うようですが、その辺を含めて次回で理屈っぽい(?)解説をしますので、ぜひお読みください。(ゆ~)
ですから、最終的には、訪ねて淋し儀明川のほうが、俳句としては良い気がします。
プレバト俳句(をよく見ているので、ちょっと、言いたくなりまして)ファンより。
コメントありがとうございました。
なるほど、「を」と「が」の違い、その一点が優劣の決め手だったのですね。
コメを前半まで読んだところで、みっちっちさんは国語の先生かなと思ったのですが、俳句とはそこまで厳しいのですね。
私は英文を作るときは、自動詞、他動詞に気を遣うのですが、日本語では気づきませんでした。
優劣は「を」か「が」で決まるのに、次回のブログで私は理由をくどくどつけて解説しています。どうか私の屁理屈も楽しんで読んで頂ければ有難いです。
「流れて」を使うのであれば、
儀明川 流れ淋しき後谷
だったらいいかもですね~🎵
色々言いましてすみませんです~
割りとこんな俳句について語るのが大好きなのです~🎵
いつも楽しい記事を読ませて頂いてます。
先日は応援のコメントをありがとうございました🙇
とてもとてもとても嬉しかったです~🎵
後谷 訪ねて…
後谷 流れて…
を読ませて頂いて、ちょっと思いました事は、「訪ねる」は他動詞なので、「後谷を訪ねて」と読めますが、流れるは自動詞なので、「後谷が流れて」になってしまいますので、
「後谷訪ねて」の方が正しいのではと思います。
「後谷を流れて」と「を」を入れると正しいかと思います。
なので私は「後谷訪ねて」に一票です~🎵
私は俳句歴12年位で、結構文法を師匠には煩く言われつづけてますが、なかなか難しいですね~
今は短歌も詠みはじめて2.3年位です。
いつも拙歌を読んで頂いてありがとうございます🎵
これからもよろしくお願いいたします🎵
うわ、俳句の英訳ですか・・・!
難題、難題・・・
印象ですが、わたしは、ゆ~さんの作品をとるかしら・・・
「訪ねて」だと、ちょっと当たり前すぎるような気がしました。
こんばんは。
クリンさん、鋭いです
クリンさんの判定どおりです。
「ながれて」を選んでくださったコメントさんたちは、私に気をつかってくれてだと思います。
屁理屈の得意な私、次回と次々回で解説しますので、ご期待ください。
でも、英訳するとゆ〜さまのほうが文学になりますね💡
儀明川という名前の味わいが全てを名句にしてしまうでしょう🌊✨✨クリンより🐻🍀
こんばんは。
私の方を選んでいただきありがとうございます。
次回では、いろいろと理屈っぽく解説?してみます。
うまく出来ましたら拍手をお願いします。
俳句や、川柳、狂歌、短歌、中に込められた思いまで理解してだと、意訳❓️とか、、理解度が個人差あって本当に難しいものです😅
韻を踏んでる感じは、後者のような、個人的にはソチラガ好きカナ
早速お読みいただき、ありがとうございます。
次回は、ちょっと屁理屈っぽい解説になりますが、「なるほど」と納得されたら五つ星、お願いします。
早速私の句の方を選んでいただき、りがとうございます。すごく嬉しいです。
以前、俳句の英訳のお話を読んだ事がありますが、本当に難しいと思い、でもとても楽しかったです。英語圏の小学生が英語で俳句を作っておられるのが、とてもよく出来ていて感心しました。続きを楽しみに訪問致します!なおとも
流れて淋し が選ばれたと想像します。