(水圧が戻ったシャワーの状態 ↑ )
先月来、メゾングッチの入居者様にはシャワーの勢い低下の為にご迷惑をお掛け致しまして、申し訳ありませんでした。
本日午前中に対応に行かせて頂きました。
シャワー水栓金具の給湯側フィルターの目詰まりが疑われましたが...
お部屋に到着すると、入居者様から
『今までは、カラン側は勢いがあって、シャワー側は弱過ぎたのですが、今度は逆になってしまいました。』
なぜ???
この情報を元にして確認すると、入居者様が仰った通り...
・カラン側:勢いが弱い!
・シャワー側:勢いが強い!
フィルターの目詰まりではないと判断できました。
カラン・シャワーの切替部分で不具合が起きていると推測しました。
カランとシャワー側の水の出具合を確認していると、途中から
・カラン側なのにシャワーから水が出る
・シャワー側なのにカラン側から水が出る
...という現象になりました。
何かが滑っているように感じました。
切替レバーを外します。

レバー内部を見ると、ヒビ割れが発生していました。

この部分のヒビ割れによって、レバーと軸が嵌合している部分でスプライン飛びを起こしている事が分かりました。
同じ部品の新品はありませんでしたので、入居者様にご提案して、メゾングッチの空室の部品を取り付けさせて頂く事になりました。

(上:空室から取り外したレバー・下:ヒビ割れ発生品)
シャワー水栓の軸側は問題ありませんでした。


レバーを取り付けました。

水の出具合を確認すると...
★カラン側:問題無し。

★シャワー側:問題無し。

という結果になりました。
永らく真の原因が分からず、入居者様にはご迷惑をお掛けしてしまいました。
前回、切替レバーの裏までは確認しませんでした。
今回の確認ミスを反省して、今後の対応に役立てたいと思います。
m(__)m
b02