四谷三丁目すし処のがみ・毎日のおしながき

新子はコハダに、スミイカの子供=新(しん)イカは一パイで二貫とれる大きさに、イクラは皮が軟らかく粒が大きくなってきました

油に大根を入れる

2008-05-25 19:41:00 | 07 みせのこと

002_2 玉子焼きがきれいに焼けるよう定期的に空焼きをします。

おもにコゲなど気になる部分はほどよく鋭利な道具(主人の場合は貝むき)で落とし、仕上げに油を馴染ませます。

普段の手入れはこのような感じですが、新品をおろす時や焼きながら卵液がくっついて剥がれないなど調子がよくない時には別のことを行います。

◎普段の空焼きより強火で長時間熱する ⇒ ◎火を止めて煙がおさまるのを待つ ⇒ ◎油を注ぎ大根の切れ端を入れて熱する ⇒ ◎油が馴染んだら大根と油を別のところにあけ、玉子焼き器(フライパン)の余分な油をペーパーで拭き取り整える です。

玉子焼き器を使うたびに洗うお店、洗わないお店、さまざまです。

油を熱する時に大根を入れるというのも、主人が中学生の頃に父親から

“油に引火しにくくなるからこうするんだ”と教わったのだそうです。


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