子育て・私流

子供を三人育て、孫も五人になった。
男親の私がどのように考え、子供や孫に接してきたかを書く。

高血圧 その11

2008年10月01日 | 老後のお金と家庭・健康
私が結婚したのは、29才の時だった。昭和35年の戦後の復興期である。
当時の身長が164センタ、体重は、55キログラムで、痩せていてもう少し太りたとかねがね思っていた。

結婚生活も、仕事も順調に進んでいたが、外面的に何時も貧相に見えた。

嫁方のお母さんの心配もあり、三度の食事もおいしく、お膳の上の食事が残せない性格の私。
みるみる内に、体重が増えて、円満そうに見え喜んでいたものだ。
55キロの体重が、三年後に70キロを超えることになった。
15キロも太って喜んでいた私がいた。

これが悪かった、後の祭りである。

 。背広や下着が全部着られなくなり、新調せざるをえなかった。
 。健康診断で血圧が高い、精密検査を言い渡され、結果は「高血圧」の診断。
 。太っても、なにも良いことがないことになった。

 。或る夏の日外を歩いていたが、厚さで頭がふらふらするので近くの公園のペンチに座りこんだ。
  喉がからからに渇き、身体がだるい、当時は自動販売機など無いから、
  公園で水を飲もうと思い、水のみ場を探すためにベンチから立ち上がった。
  その時、頭がくらくらっとなって、公園のベンチにヘタリこんでしまった。
 。後日、病院に向かい、お医者さんにこの時の話をしたら。
  担当医による血圧検査の外、「採血・小水・心電図」の検査を命じられてしまった。
 。検査結果は、不正脈があること、血糖値が高いこと、を告げられて薬を処方された。

《血圧の検査結果》

その後、病院に通院するたびに、血圧検査の外に「採血・小水・心電図」による検査である。
検査自体は、私のためだからいとわないが、「検査結果はどうですか」と聞くと。「何々と何々が少し高いから、気をつけてください」とお医者さんが言うのみ。

患者である、私としては、専門用語でお医者さんに口頭で言われても、自宅に帰ってくるまでに忘れていて、その意味がよく解からない。

処方された薬を毎日もくもくと、忘れずに飲むのみ。

こんな、通院が三年間も続いたが、検査結果をコンピューター画面を見てお医者さんが言っているという事が少し解かってきた。

或る日、通院で血圧検査をお医者さんから受け、前回の検査結果について聞いてみたら、殆ど前回と同じと言う答え。
お医者さんが診ている、コンピュター画面を覗くわけにも行かない。

そこで、「悪いですが、検査結果のデーター」を私にもいただけますかと申し入れた。
「いいですよ」と言って頂いた「リスト」には、こんなふうに記録されていた。

1, BUN-----------10.4
2. クレアチニン-- 0.96
3. UA-------------6.6
4. Na-----------140.0
5. K--------------4.2
6. CI------------10.3
7. ケットウ-----184.0 H
8. HbALc----------7.3 H

以上である。
7と8 の二項目は、H とあるから、これが問題なのだろうという事は想像できる。
だだ、この数値が私の身体にどんな影響を及ぼしているのかを、この場でお医者さんに聞くわけにもいかない。
次の患者さんが、何人も連なって待っているのでね。

だだ、このままでは、私にはなんの役にたたない、
どうにかして、このデーターを読みこなさすには置かないぞ。
またまた、私の闘争心がむらむらしてくる。


だだ、そう言っても、何処に聞けば解かるのか見当も付かない。

結局は、H の印がある二項目の数値が相当高くて危険な問題数値なのか。
      正常値より多少高く、要注意程度なのかが解かりたい。

《体重の減量》

体重は、その後の食事を制限して、5kG 減量し65k になったが、それ以上はなかなか減らない。
40年前のこと、現在のような「メタボ」の意識も低く、太り気味の大人が裕福さを示して喜ばれていた時代だ、まあこのくらい仕方ないかと思うのみ。

《血圧検査の数値》

さて、血圧検査の数値の結果をどのようにして、自分のために使うかを盛んに考えたが、思うようにならない。
こんなことで、なすすべもなく三年が過ぎた。

現在なら、インターネットで調べるなどの知恵もあったが、当時ではネットなど一般家庭では普及しておらず。

或る日、健保通信というパンフレットが職場で配られた、ここに血圧検査の見方という小さい記事が掲載されていた。
私が求める、前記の8項目の解説は載っていなかったが、この健保通信の発信元の健康保険組合に問い合わせれば、解かるのではないかと気が付いた。

健康保険組合に問い合わせて、調べてもらった結果は、次のようなものだった。

               基準値 ----- 検査項目
1, BUN-----------10.4    8.0---22 --- 腎尿路
2. クレアチニン-- 0.96    0.7--- 1.3 -- 腎尿路
3. UA-------------6.6    2.6--- 7.5--  通風・尿酸
4. Na-----------140.0   134.0--147. --- ナトリユウム
5. K--------------4.23------ 3.6-- 5.0--- カリウム
6. CI------------10.3-------- 98---108----- クロウム   
7. ケットウ-----184.0 H------ 60-^^110^---- -血糖
8. HbALc----------7.3 H--------6.3-----5.8--- 尿糖

結論として、7と8 の私の項目の H のデターターは、7の数値が要注意で、8の数値が高いと言うことだった。

《検査結果の内容がわかるようになって》

 1.普段の健康管理に気をつけるようになった。
 2.さらに、その他の検査項目も気になり、血圧検査の検査項目を増加してもらった。
 現在24項目について、お医者さんからデーターを貰っていて、パソコンに入力して自分自身で管理している。

 このデーターは、平成13年から現在まで記録してあるので、機会を見て報告する。 

 気になるでしょうから、現在の H の二項目の数値を書いてみると次の様になっている。
 我が家の体質からか、正常値にはならないが、かなり低くなっている。

  検査結果・現在値       基準値   項目
7. ケットウ-----123. H    60-----110.-- 血糖
8. HbALc---------6.4 H    6.3----5.8--  尿糖