サントリーの「アミノ式」及び「カテキン式」で有名になったデザインバーコードの生い立ち及び今後のプレゼン資料たっぷりの『バーコード革命』がでました。バーコードのおかげで装丁だいなし!(by 自称装丁好き読者)とか、バーコードは装丁のコンセプトを崩す!(by 自称こだわり装丁家)とか、バーコードという効率の象徴が文化を潰すのだ!(by 自称装丁評論家)などのおしゃべりをほっといて起業されたデザインバーコード社の本社は、ネット上にあって間取りは1K、そのいでたちは実に軽やかでさっそうとしていてパチパチ!!!でもパチパチだからこそ言わせて。『バーコード革命』のサンプル篇につけたコピーは全体に説明的すぎて残念。
世田谷美術館(2005.2.5-4.10)にて。「同時代・前衛美術家たちの贈物」という副題どおりそれらの展示がメインですが、瀧口による手作り本もいくつか。また、後年住んだ西落合の家をどなたかが記憶を辿って手書きした見取り図あり。この展一番の収穫。たてながの「コ」型、そのくぼみ部分にかのオリーブの木。
『物質のまなざし』(詩:瀧口修造 画:アントニ・タピエス 1975)もあり。実物は
多摩美術大学図書館/「書くこと / 描くこと - 瀧口文庫の詩画集から」展(2001)からご覧になれます。
壁は空気のよき友、
澄むは
物質のまなざし
--『物質のまなざし』より
なお世田谷美術館ではこの展の図録を製作中とか。束見本と展示品のカラー図版ページ数枚の「サンプル」をぶらさげて、会場で予約受付けしてましたよ。どんな内容になるのでしょう。
・「瀧口修造の造形的実験」展(富山県立近代美術館 渋谷区立松濤美術館 2001) 図録
編集:杉野秀樹、光田由里 翻訳:小川紀久子、ギャヴィン・フルー
デザイン:桑畑吉伸 制作:コギト
・「多摩美術大学図書館瀧口修造文庫」サイト
・巖谷國士『封印された星』(平凡社 2004)
『物質のまなざし』(詩:瀧口修造 画:アントニ・タピエス 1975)もあり。実物は
多摩美術大学図書館/「書くこと / 描くこと - 瀧口文庫の詩画集から」展(2001)からご覧になれます。
壁は空気のよき友、
澄むは
物質のまなざし
--『物質のまなざし』より
なお世田谷美術館ではこの展の図録を製作中とか。束見本と展示品のカラー図版ページ数枚の「サンプル」をぶらさげて、会場で予約受付けしてましたよ。どんな内容になるのでしょう。
・「瀧口修造の造形的実験」展(富山県立近代美術館 渋谷区立松濤美術館 2001) 図録
編集:杉野秀樹、光田由里 翻訳:小川紀久子、ギャヴィン・フルー
デザイン:桑畑吉伸 制作:コギト
・「多摩美術大学図書館瀧口修造文庫」サイト
・巖谷國士『封印された星』(平凡社 2004)