おかえりのすけBOOK

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住所は日本語で書きません?

2005-02-23 | その他
古い日本家屋をリノベーションして、棚はコンクリや板でラフにつくって、あー水廻りや空調はたいへんだったろうにいい感じでやってるなーというショップが増えました。きょうも道すがらいい器屋さんが。ギャラリーともショップともつかない心地よい空間。ドアを開けたら「こんにちわ」と声をかけたっきりレジでお仕事の距離感もいい。なにか買いたい。いいな、と思う器はあるが、普段づかいにはなりにくいのでためらう。カトラリーやリネンなら今晩からつかえそう。と思って棚に寄ると、配送のための段ボールやパッキン素材が奥にみえた、フランス語や英語の新聞紙が無造作に。とたんに違和感。毎朝フランス語や英語の新聞を読んでいるオーナーなのかもしれないけれど、やっぱファッション? ふだんづかいのシンプルな器を伝えたいのなら、日本の新聞でくるめばよい。

葉書や封書に自分の住所をローマ字表記されるかたがいますね。それを見ながら返信する日本人はかなり不便。わたしは日本語表記します。「住所」ってわたしらより前に生まれているのがほとんどなので、その土地のなりたちに思いを馳せる参考になるんだし。かといって京都のあの「入ル」とかなんとかの長~い住所はまちがったふりをして時々なかぬきしたりするんだけど。