おかえりのすけBOOK

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森山新宿荒木展

2005-02-08 | ギャラリー
新宿オペラシティアートギャラリーの森山新宿荒木展へ。じっくり見入ったり撮られた街やものを語るでもなく、まして写真家本人のキャラや機材に入れ込むでもなく、ただ、大きくプリントされた写真の前を淡々と行き過ぎることが、森山大道をみる極上の喜びです。毎度悔しいくらいだ。だからして、パソコン出力した紙は時とともに表面に陰影をつくり、それをはりつめた空間は無惨と思った。
第132回芥川賞受賞作品『グランド・フィナーレ』(阿部和重 講談社)には、「コヨーテ no.1」に森山大道の写真とともに掲載された「新宿ヨドバシカメラ」も収録。写真と別々に考えて読むのがいい。《陸這記》 crawlin’on the ground/「新宿ヨドバシカメラ」参照。

まいど。三崎の丸一

2005-02-08 | ぶらり
プラントンさんが明治4年につくった劔埼灯台をめざします。真っ白い八角形の灯台まで一面キャベツと大根の畑をてくてく。岬と灯台写真館サイトによると、昨年改修工事をしたらしい。灯台のしたの岩場からあおぎみると、レンズがきらりと光って美しい。鯖などで有名な松輪の間口漁港まで岩場を歩く。ここにも小さな灯台あり。釣り人多し。畑道に戻って三崎方面に向かって歩く。江奈湾、その先に干潟が。海水が静かに静かにうちよせて泥に吸い込まれていきます。すばらしい。しばらくいくと妙な高架道路、その頂上に宮川公園の風車(湘南新聞2004.2.21参照)。車やバイクがどうだーどうだーみたいな音たてて行き過ぎます。このあたりは一般ごみの埋立地だったようです。眼下に城ケ島。けっこう歩きました、寒いです、三崎で休憩、活イカ、ダツ焼きなど。ダツは骨が多くて食べにくいけれどうまいです。
三浦に行く楽しみの一等は、帰りに三崎の魚屋・丸一に寄ること。まいどお兄さんにいろいろ聞いてあれこれ買います。今回は、明日の晩焼きで食べるのに一番うまいのは何?と聞いて尼鯛、それと、まぐろのほほとかまをちょっとずつ、あと、めがぶ少々で2400円(だったかな)。それを今晩食べたわけです。うまかったです、ぺろりです。