自転車やバイクなどにガジェットを装着するRAMマウントシステム。ライダーたちにはおなじみのこの固定器具と撮影機材の親和性は思っているより高いのではないだろうか?このたびこのRAMマウントをどうしても使ってみたいという理由があったので、ちょっと買ってみて試してみた。いやこれ、なぜいままで使わなかったのだろうと思うくらいなかなか良かったので、撮影機材にしては比較的お手ごろで汎用性の高い固定器具をお探しの方にはお勧めしたい。つか、映像業界にこれを機会に一気に広めていただいてあちこちで使えるようにしたい。したいです。しましょう。
RAMマウント
RAMマウントシステムとは?
知ってる人にはいまさら感満載の話だが、RAMマウントとはRound-A-Mount、、くるくる回るマウントという意味だ。だとするとRAM Mountsって、Round-A-Mount Mountsじゃねーの??夜の夜景、馬から落馬、左に右折じゃん、、という細かい突っ込みはさておき、、、1995年に始まったわりと古い歴史があるマウントシステムだ。
RAM Mounts
公式サイトより。
簡単に説明すると樹脂製のボールと、アルミ製のクランプをあわせた独創的な固定器具。主に自転車好きの方には有名だと思うが、軍用を含む多くの「荒っぽい」現場でも使われているし、撮影用製品もたくさんある。むしろ今まで撮影現場でいちども見たことがないのが不思議なくらい。もちろん使ってる方はいらっしゃると思うが。。
Made In USAで、よくできてる。
この樹脂製ボールがRAMの真髄
撮影機材との親和性
撮影機材として使うのも、もちろん完璧である。必要なのはこれ。これさえあればたいていのものは固定できる。
当然ながらGoPro用のこういうのもある。
現場にて。すっかり馴染んでるRAM。
2点のボールジョイントは想像以上にすばらしい。
これは、うちの汚い車のフロントグラスにiPhoneを貼り付けてみた、、の図
通常のクランプアーム的な使い方ももちろんできる。
MōVIに応用
実は、本当にやりたかったのはコレ。まだいろいろ準備が整わないので、この件は後日。乞うご期待!!
So Far So GOOOOOD!!
※追記(2014.1.27)
最初ボールをゴムと書いてましたが、コメント欄で1-300さんがおっしゃったとおり樹脂製と書いたほうが正確なので直しました。
http://www.cinevate.com/store2/camera-accessories/uno-grip.html#sthash.bxNu04Nx.dpbs
グリップハンドルを買いましたが、ボール部分が樹脂なので剛性が足りなくて結局RAM Ball部を外して金属パーツ直結で使っています。
ちょっと使い所を選ぶかもしれないですね。
知りませんでした!Cinevateが採用していたとは!
いやでも仰るとおり確かに樹脂なんで、剛性もそうですけど、「カメラ位置をぴったり決める」には向かないと思います。その辺はZacutoとかのほうが断然優秀ですね。
僕がこれを導入した理由はモニタ、および照明の「おおざっぱ」な固定でして。もしくはGoPro的な微妙な位置が求められないワイドアングルカメラとか。
でも短いアームで2点動く場所があるのはいいです。バランスが取りやすい。
あ~でもCinevateで採用しているということはやはり撮影機材として認知されてるんだ~と、、、
なるほどなるほど。。