三浦俊彦@goo@anthropicworld

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不定形(ドロドロ・ネバネバ)系1

2004-11-11 01:11:40 | モンスター映画
 ■2020年の挑戦■ ウルトラQ参照。
 ■フューチャー・イズ・ワイルド 2億年後■ ドキュメンタリー系1参照。
 ■クリープショー2 怨霊■ オムニバス系2参照。
 ■巨大アメーバの惑星■ コンタクト系2参照。まあ例のあれ、最後は泡状の不定形になっていたけれど……。
 ■ファントム■ ムシ系1参照。
 ■人喰いアメーバの恐怖■ 昔の映画って、基本的には記憶よりガクッと落ちますね。当時としては不定形モンスターはあれが精一杯だったのか。でも塩酸ぶっかけられて一瞬変色するところはよかったですよ。しかしマックイーンってこのとき28? 正義感強い青年の役はいいけど、昔っから老けてたんだなあ。(床屋で客が頭をべちゃっとアメーバに突っ込まれる場面を待ってたんだが、出てこなかったところをみるとあれは『人喰いアメーバの恐怖2』(続人喰いアメーバ、だったかな)の場面だったんだろう)
 ■原子人間■ 宇宙飛行士2人はゼリー化したとのことだしその後のナメクジ模様の痕跡からしてもアメーバ型を期待したんですが、結局タコとサボテンのあいのこみたいな形に落ち着いちゃいましたか。豹やライオンも吸収しちゃった優れものだがまあそこは無理としてもせめてネズミを喰う場面は映してほしかったですよ。それにしてもじっとしたまま電撃一発で焼死とはあっけなさすぎないか。50年代イギリス映画じゃ仕方ないか。
 ■怪獣ウラン■ なっげーよぉ御登場までが。でやっとどろどろ迫ってきてくれたかと思いきや、いつのまにか古巣の地割れに引っ込んでじっと退治されるのを待ってる、ってか。50年代のイギリス映画ってのんびりしてたんだなあ。同年の日本の『空の大怪獣ラドン』のほうがずっと緊張感あるぞ(元素名がタイトルって共通点以外全然タイプ違う映画だけど)。しかしのんびりしてると言ってもこの頃すでに子どもを容赦なく殺してるんですね。前半でコドモ悶え死にます。そこだけは評価。
 ■宇宙からの侵略生物■ これも長すぎるですモンスター登場までが。つくづくしみじみ50年代イギリス映画~。中継ぎのタール人間は表面になすりつけてるだけでタール化してません。真打ちはもろヘドラというかグリーンモンスというか、人間が入ってることが丸わかりの動きってちょっと。最後の10分足らずじゃ消化不良でいけませんし。球形タンクを遠景にパイプラインが縦横束に走るあの工場風景そのものが一番モンスター的でかっこよかったかも。
 ■ゴジラ対ヘドラ■ ぷぷっ。これ、異色作だの何だの持ち上げる人いるようだけど、勘弁してほしいよ。ヘドラが空飛ぶのはいいとして、ビーム発射しちゃいかんでしょ、せっかくの個性が。ただでさえヘドロ状は飛沫部分のみに限られ本体は海草のお化けにしか見えないんだから。ゴジラが自力で空飛ぶにいたってはモウ論外。昭和ゴジラ後期シリーズってやっぱ今さら観るべきもんじゃなかったな。あ、でも前半の、試験管の中でオタマジャクシが合体するシーンだけはイケてましたです。あと、「ゴーゴー」などという死語を30年ぶりに思い出せたのも収穫だったかな。