三浦俊彦@goo@anthropicworld

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LGBT理解増進のための良書続々出ます②

2024-09-06 01:23:25 | LGBT
          ←続々出ます①
理解増進月間が進行中です。
に続き、
キャスリン・ストック『マテリアル・ガールズ――フェミニズムにとって現実はなぜ重要か』慶應義塾大学出版会
あと、
ジェンダー・クリティカル論説報告集が別の出版社からまもなく出ます。
まだまだ続きます。
これで言論がようやく多様化し、
アイデンティティとやらの多様化を促進することで硬直したジェンダー観を薄めてくれることでしょう。
『トランスジェンダーになりたい少女たち』(『あの子もトランスジェンダーになった』)に対してなされたような妨害行為はLGBT理解増進法違反であることを改めてしっかり理解しておきましょう。
なお、上記出版予定の論説報告集に 参考として私が提供したコメントを以下に貼り付けておきます。(この文章が掲載されるわけではありません)
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 高石市の事件の加害者である渡辺和美は性同一性障害を自称し、すすきの事件の被害者である浦仁志さんはパートタイムの女装家。ともに女性に性的興味がないふりをして女性に近づき、トラブルを起こしていたと報道された。
 海外では、トランスジェンダーなど性別越境者が暴力の被害者や加害者になることが多いという話をよく聞く。日本でもそのようなことが表面化し始めたか、と感じさせた事件である。
 「近くにいる人がゲイだとわかったので混乱し、つい暴力をふるってしまった。混乱して心神耗弱状態だった」という弁護法(「ゲイパニック・ディフェンス、トランスパニック・ディフェンス)は、差別的であるとして、LGBT先進国の多くの州や自治体で禁止されている。
 ゲイやトランスジェンダーだとわかったからといってパニックになって殴ったなどというのは確かに無茶な話に聞こえる。ただ、そういった事件の具体的な経緯を調べると、大多数の場合、次のようなものだということがわかる。
 一緒にベッドに入ったら、ペニスが触れた。相手を女性だと思っていたのに、男ではないか。それで逆上して殴った……。
 性別を偽って性交渉を持とうとするのは、相手の性的指向を踏みにじる性的詐欺と言えるだろう。渡辺和美や浦仁志さんの例は、完全に性別を偽っていたわけではないが、浦さんの場合は、望まぬ性行為を強いられた田村瑠奈によって恨まれ殺害されるという、海外の典型的トランスパニックの形が踏襲されてしまった。
 性別は人類存続上の本能的な感性に関わる属性なので、その性別を偽るという行為は、他者の深い感情と衝突する恐れがある。性別越境が特例中の特例としてでなく一般的に保護され始めた現在、日本でもトランスパニック系統の事件が増えないかどうか危惧される。

LGBT理解増進のための良書続々出ます

2024-08-28 13:12:01 | LGBT
いよいよ理解増進月間が無期限開始です。
まずは、
正しい情報満載の
そして今日刊
来月には、
哲学者によるジェンダー・クリティカル本の翻訳が某出版社より一冊、
ジェンダー・クリティカル論説集が別の出版社から一冊、
その後も続きます。
これで言論がようやく多様化し、
アイデンティティとやらの多様化を促進することで硬直したジェンダー観を薄めてくれることでしょう。
『トランスジェンダーになりたい少女たち』(『あの子もトランスジェンダーになった』)に対してなされたような妨害行為はLGBT理解増進法違反であることを改めてしっかり理解しておきましょう。
なお、上記出版予定の論説集に 参考として私が提供したコメントを以下に貼り付けておきます。(この文章が掲載されるわけではありません)
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 高石市の事件の加害者である渡辺和美は性同一性障害を自称し、すすきの事件の被害者である浦仁志さんはパートタイムの女装家。ともに女性に性的興味がないふりをして女性に近づき、トラブルを起こしていたと報道された。
 海外では、トランスジェンダーなど性別越境者が暴力の被害者や加害者になることが多いという話をよく聞く。日本でもそのようなことが表面化し始めたか、と感じさせた事件である。
 「近くにいる人がゲイだとわかったので混乱し、つい暴力をふるってしまった。混乱して心神耗弱状態だった」という弁護法(「ゲイパニック・ディフェンス、トランスパニック・ディフェンス)は、差別的であるとして、LGBT先進国の多くの州や自治体で禁止されている。
 ゲイやトランスジェンダーだとわかったからといってパニックになって殴ったなどというのは確かに無茶な話に聞こえる。ただ、そういった事件の具体的な経緯を調べると、大多数の場合、次のようなものだということがわかる。
 一緒にベッドに入ったら、ペニスが触れた。相手を女性だと思っていたのに、男ではないか。それで逆上して殴った……。
 性別を偽って性交渉を持とうとするのは、相手の性的指向を踏みにじる性的詐欺と言えるだろう。渡辺和美や浦仁志さんの例は、完全に性別を偽っていたわけではないが、浦さんの場合は、望まぬ性行為を強いられた田村瑠奈によって恨まれ殺害されるという、海外の典型的トランスパニックの形が踏襲されてしまった。
 性別は人類存続上の本能的な感性に関わる属性なので、その性別を偽るという行為は、他者の深い感情と衝突する恐れがある。性別越境が特例中の特例としてでなく一般的に保護され始めた現在、日本でもトランスパニック系統の事件が増えないかどうか危惧される。

人知に恵まれぬ人たちへ

2024-08-01 00:44:28 | LGBT
これが難しくて理解できないと申し立ててきたallyさんたちへ。
・身体変えずに性別変更したいTGの「性自認」とは、身体違和でなく、性別役割意識のことですね。
・彼らのわがままを認めることは、社会の性別役割を尊重し固定することですね。
・allyさんたちはそういう社会を是とすると。であれば、それなりに辻褄は合ってます。
・性自認肯定することで、男らしさ女らしさ守りましょうと。保守気質の賛同者がつくことでしょう。
・しかるにどうも真逆らしき気配が濃厚だから、賛同者がいないのですよ。辻褄を尊ぶ一定知的レベル以上においては。
・法的性別男で、女湯使わせてもらえない。これ、差別ではない。
・法的性別女になったのに、女湯使わせてもらえない。これ、差別。
・セルフID実施が差別案件増やすとはそういうこと。
・セルフIDなんか誰も求めてない?? いやいや、手術要件違憲判断、子なし要件撤廃訴訟、非婚要件撤廃訴訟、転向療法(除外診断)禁止要求、これセルフID要求に収束してます。

凍結精子でも子の認知でもなく性別変更条件が問題だが・・・

2024-07-16 11:31:44 | LGBT
A「子どもがいるなら性別変更できない」
B「性別変更したなら子どもを持てない」
 AからBは導けない。Aは特例法の子なし要件。Bは特例法の子なし要件&生殖不能要件の精神。生殖不能要件は違憲とされたので、子なし要件のみでA⇒Bが言えるかどうか微妙になった。生殖不能要件が人権侵害であるという最高裁判断は、性別変更者にも子どもを持つ権利を認めたと理解すべきだろう。
 いや、生殖不能要件は関係ないか。性別変更者は養子をとることができない、という法的根拠はもともとあったのか? ないならば、生殖不能か否かに関わらず、Bは成り立たない。(養子は血縁がないゆえ「父」「母」の概念に混乱をもたらさず無問題、ということかな? だったら養子を持つ人の性別変更も無問題で、Aも修正しろということに? あ~面倒)
 特例法に従う限り、AからBは導けない。特例法は盲点だらけの法律。性別変更者が子どもを持つのは許せんという人は(そういう外的選好もどうかと思うが)特例法を恨むべきでしょう。
 特例法がある限り、いくらでも盲点を突かれ、盲点をふさいでもふさいでもここかしこが違憲と判断されてまた穴だらけになってゆくので。
 ジェンダーフリーに向かう今の時代、戸籍性別なんて生殖役割に比べて一億分ノ一の価値もないのだから。特例法廃止一択!