榎本博の活動

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予算編成に議員・市民が関与

2021年10月01日 | 日記

日本自治創造学会理事長 穂坂 邦夫氏からのメルマガより

国も自治体も新型コロナ感染対策に多くの力を傾注してきたが、12月議会が終了すると2022年度の予算編成が始まる。

 私は市長在任時に、予算を市長部局(執行部)・議会・市民の代表がそれぞれ編成して、市民が参加(公開の場)し、議論し、より市民本位の予算を立案したらどうかと提言した。市町村の規模にもよるが、政令指定都市以外は執行部から市民や議会に前年度の予算編成資料や当年度の歳入(収入)予定額、人口などの市政を取り巻く様々な基礎数値を提供すれば、容易に予算編成が可能だと思っていた。

 予想は的中し、市民の有志(市民委員会)は次年度の予算をつくりあげたが、議会は本会議で審議し、可否を決定する権限があるとの理由から「編成は出来ない」との回答があった。しかし、議員の一人は予算の編成に挑戦し、たった一人の力で新年度の予算(案)を作成された。

 市長(案)・市民(案)を中心に、市民参加の中で基本姿勢の「重要施策」などを発表し、多くの市民の意見を求めた。もとより、たった一人で編成した議員の予算(案)も市民に開示したことは言うまでもない。

 私(市長)は市民の声と議員の編成予算を参考に、私達が作成した予算案を修正し、3月議会に上程したが市民の関心は高く、議会への傍聴人も倍増し、市政と市民の距離は限りなく近くなったことを実感した。

 基礎的自治体は市民に近い。コロナ時代の新しい予算編成方法として、様々な挑戦をしてはいかがだろうか。

まったく、同感するところです!

世界遺産宗像大社では、今日から「みあれ祭」です

今日の言葉

『出会い』

本当に苦しいとき 一人の人間の励ましが身にしみる 暖かいさりげない言葉ですくわれる そんな人との出会いが 人生をかえる。

日本創造教育研究所 心の日めくりより


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