山形の山散策

山形県の山等の情報の交換
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小朝日 1647m

2007-10-30 17:02:35 | 
大朝日連峰の手前に小朝日という山が有ります。
この山の特徴は古寺鉱泉の駐車場から3時間半位で十分に登ることができ、しかも朝日連峰の峰峰の醍醐味を十分に味わうことができるということです。
 特に、小朝日の裏側「熊の越」まで歩いて行くと、自然味溢れる絶壁や渓谷など、感動すること間違いなしです。



途中の紅葉もまた素晴らしく、赤や黄色の原色がとても美しいですよ~。
また、あまりに写真を撮るのが忙しく山頂までのロスタイムが異常に多いのも今の時期の特徴だと思います。



今の時期は、朝晩の冷え込みが厳しく霜柱や霜の芸術作品もまた魅力の一つとなっています。

 このコースは、初心者向きですので是非一度試されてはいかがでしょうか。

大朝日1870m

2007-10-27 06:25:35 | 
 大朝日は、朝日連峰の最高峰で、Y字谷や初冠雪時あるいは紅葉時期等、例えようもない位、素晴らしいものがあります。
 登山中も、その山容は色々な姿にかえ登山者を楽しませてくれます。



 10月24日に登った時中腹には、紅葉まだ所々に残っておりとても綺麗でしたよ~。



 上の写真は、大朝日山頂からの360度展望の、ほんの一部で祝瓶山とその奥が飯豊連峰です。今回は南側は遠くは北アルプスや日光方面の山、北は本来条件が良いと八甲田が見えるそうですが、鳥海山までしか見えませんでした。
 あまりにも美しく、もっと写真を載せたいのですがとても残念です。

白髪山 1284m

2007-10-23 20:17:34 | 
東根市に黒伏山という、ロッククライミングで有名な300mほどの絶壁を有する山があります。上の写真はその黒伏山ですが、その東側に、とっても初心者向けで眺めが良い「白髪山」があります。駐車場からは歩いて40分あまりで山頂到着です。
 山頂までの間には、急な登りなどは一切ありません。
 あるのは、綺麗なブナ林と素晴らしい展望だけです。

 

 まずは、最上カゴです。黒伏山~粟畑までの縦走路上に尖がった山が二つあり、その内の一つです。



次に山頂の手前から見た、仙台カゴ(手前の尖がった山)と奥にあるのが御所山です。こんな風景を見渡すことができます。
 山頂は、若干下がった所にあり、展望が素晴らしくよかったです。
10月23日は紅葉真っ盛り。という所でしたよ~。


八甲田

2007-10-22 18:37:43 | Weblog
 一週間前の10月15日八甲田ロープウェイで山頂近くまで行ってきました。
紅葉は20日頃が見ごろでしょうか。
湿原からの八甲田山の眺めか素晴らしく、絶対八甲田縦走がしたくなってきます。
ロープウェイからの眺めも広~大な八甲田山録が見渡せます。




山麓に広がるブナ林も広大で、木立の向こうが見えないくらい綺麗なブナが密集しています。山形ではなかなか見られない風景ですよ~。
 


八甲田から黒石に行く途中に、城ヶ倉大橋がありますが、橋の上からの眺めが圧巻。
高さ122mから、俯瞰での眺めはちょっとそこいらでは見られない風景です。
橋の手前に車を置いて歩いて眺めねことになります。沢山の人が居ました。

十二湖

2007-10-20 20:24:57 | Weblog
 秋田県白神山地に十二湖という湖沼群があります。実際は33個の湖沼があるのだそうですが、そこが実に素晴らしいのでご紹介いたします。
 山形からは5時間ほどで行きます。
 まず、最も代表的なのが「青池」です。とにかく透明度の有る綺麗な池です。



次に「沸壷の池」ですが、一つの沼で色が全く違っているのです。
半分は青色、残りの半分は黄緑色。周りの原生林と合い間って、実に美しく神秘的な池です。写真では全体像を表せないのが残念です。



 上の写真は「日本キャニオン」です。
十二湖の湖沼群と同じ場所にあり、素晴らしい絶壁が続きます。

 私が行ったのは10月15日ですので、一週間後以降辺りが一番見ごろかと思います。
 是非一度足を運んでみてはいかがでしょうか。



祝瓶山 1417m

2007-10-09 11:04:37 | 
朝日連峰の南端に有る鋭鋒が祝瓶山です。
北側の障子ヶ岳と良く似ていますが、登山道ははるかにこちらのほうがきついと思います。全くの単独峰なので、その分急斜面が多いのだと思いますが、特に山頂北側の絶壁は素晴らしい迫力です。山頂に行ったら、ちょっと小国側の方まで足を伸ばすと良いと思います。
 上の写真は、木地山ダムからの眺めですが、ここからと大玉山の中腹からの眺めがとても私は好きです。



 上記の写真は、原始的な森を抜け、いよいよ二手に登山道が分かれる手前からの写真です。山の特徴である岩肌がよく見えると思います。
 ここからちょっと行くと左が直登コース、右側が若干楽な迂回コースとなります。



 この山のもう一つの特徴は、原始林が広いことでしょう。
とてつもない巨木があったり、石の上にど~んと生えているブナの巨木があったりと、この原生林の中を歩いていると、本当に原始に帰ったような気がしてきますよ~。

 山頂までの所要時間は、急ぎ足で3時間ほどです。

西大巓 1982m

2007-10-03 07:01:47 | 
吾妻連峰の西端に「西大巓」があります。
登山コースは4つ。今回は西吾妻スカイバレーの白布峠からの登山です。
山頂までは、2時間弱で到着しました。



この山は、東側と西側では全く山の植生が異なっており、スカイバレー側はごつごつの石、東側は高山植物の宝庫となっています。
 吾妻連峰の最高峰(2035m)西吾妻山頂までは、往復1時間、できれば、登山するのであれば、天元台の方からが一番良いと思います。
 スカイライン側からは、木々に邪魔され風景は全く見られないからです。



西大巓からの展望は最高。
桧原湖などの裏磐梯の湖沼の数々。磐梯山や猪苗代湖、雄国沼、一切経など実に素晴らしく、是非一度行ってみてください。
 紅葉は、ようやく始まったばかりでした。

朝日連峰 最難間 三面コース

2007-10-01 16:54:52 | 


朝日連峰には幾つものコースがありますが、その中でも最も難関なコースが三面コースだと思います。
 新潟県三面ダムから北寒江までのコースです。今回は登りに13時間を要しやっとの思いで狐穴小屋に到着しました。



 途中、幾つもの見所が有りますが、まず最初は何といってもこの吊橋です。
普通は、両側に支線があり両手でバランスを取りながら渡ることができますが、この吊橋は片方しかつかめないのでとてもおっかなく、しかも足元を必ず見なければならないので、私は高所恐怖症でもないのですが、大変ビビリまくりながら渡らなければなりませんでした。



 この三面コースは、稜線を歩く距離がとても長い上アップダウン有り、とてもしんどいコースですが、その分眺めは素晴らしく、朝日連峰の峰の殆どが見渡せる他、相模池付近の草原は広く、草花も豊富でとても感動させられます。
 健脚向けのコースですので、体力に自信のない人は日の長い季節を選んで行って見て下さい。感動と感激、そして充実感を味わえるコースです。
 また今年の夏頃に、道陸神峰から上が下刈りされており、歩きやすくなっています。