山形の山散策

山形県の山等の情報の交換
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障子岳

2006-12-31 22:10:39 | 
 今年は、朝日連邦登山道35コース(数え方により大きく変わる)全部走破。
を目標にしましたが、あと二つ取り残しになってしまいました。
 逆に言うと、来年もまた来いよ~。といった朝日からのメッセージなのでしょうか。
 来年は、とりあえずこの取り残しを制覇し、飯豊連峰の制覇に向け努力したいと思います。
 少しずつではありますが、皆様へも写真や体験を少しずつ紹介させていただきますのでよろしくお願いいたします。
 
 今年も、残すところ二時間少々となりました。
 年越しそばを打って家族から好評を得、今年残すのは初詣だけとなりました。
 今年は、不慣れな文章で申し訳ありませんでしたが、
来年も、お付き合いよろしくお願いいたします。

十二滝

2006-12-28 10:27:52 | 
 酒田市平田(旧平田町)に十二滝というとても芸術的な滝があります。
山形県内には、いくつもの滝がありそれぞれに特徴がありますが、私の素人知識の中では女性的な滝としては一番お勧めの滝かな~と思っています。
 庶民的でありながら、周りの風景と滝がとてもマッチし、また規模的も大きく芸術的に優れているからです。
 その理由は、誰でも近くまで行くことができ、駐車場も完備されている他、吊橋や川原での休憩場所があったりと、とてもファミリー向けなところがあること。


 また、初めて行っても説明文がとても分かりやすく、周りの木々の中から効果的に滝が見えるビューポイントも特設されています。
 メタボリック症候群のお父さんもバカチョンカメラで、にわか写真家気分が味わえ最高の場所です。

雨呼山

2006-12-27 18:04:14 | 
 天童市の東側で、村山盆地のどこからでも分かる姿を見せているのが「雨呼山905m」です。この山は、昔、姥捨て山と言われていたそうです。この山の特徴は、不思議な物が盛りだくさんだということです。

第一は、ジャガラモガラと言う場所には、何箇所もの風穴があり、涼しい風を終始 噴出しており、標高が低い割りに色んな高山植物があるため、全国でも珍しい場 所になっているそうです。
第二は、ジャガラモガラ付近には、大きな噴火口と思われるようなすり鉢状の穴が 何箇所かあり、水もたまっていません。
第三は、山頂直近に竜神の池があり、何でこんな頂上付近に水が出るの?と言う感 じです。

とっておきは、昔修験のお寺があった場所付近にある「三面石」です。 高さが2m以上の石が、人工的に置かれたような感じで鎮座していることです。何 でこんなことになるの~と、とても不思議な巨石です。

 登山道は、二箇所ありとても急ですが整備されており、迷うことはありません。 ただ、山頂からの眺めはあまり良くありません。

甑岳

2006-12-23 10:09:42 | 

村山市街地の東側にど~んと鎮座する象徴的な山が「甑岳(1016m)」です。前回「風穴」のある山をご紹介いたしましたが、この山にもやはり風穴があります。

 

 この山の風穴の特徴として、産業に利用されていた痕跡が見られるということです。吹き出し口には石垣で「むろ」の様な物があったと思われ、私の地区にも以前あったそうですが「養蚕」の卵を置いていたとのことでした。  それと、この山の特徴として地理学者の「最上徳内」がこの山に登り立身出世を志したところだそうです。

「オオハナウド」外側の花びらが大きく、内側に行くほど小さく遠慮しているのが特徴です。

「やぶてまりの特徴の有る花」 この花も内側の一枚の花びらのような物が小さい。   

 夏は面白い花があったり、山頂近くにはブナ林の中に神秘的な「大沼」、春先には「のり巻きのような巨大な雪屁」が現れるなど、大自然の驚異を感じさせられる、年間を通して登りがいの有る山です。 ただ、登山口までの道が狭く、休みの日などは交差するのに大変なので注意が必要です。


冬桜

2006-12-17 23:05:03 | Weblog
 「硫黄島からの手紙」の映画鑑賞に行く途中、毎年春と冬に咲く特異な桜を撮って来ました。
 この桜は雪吊がされているように、秋葉っぱが完全に落ちる前から咲き始め、冬になった今でも咲いている珍しい桜です。
 日本の国の花にもなっている「桜」を見てから戦争映画の「硫黄島からの手紙」をみるのは、よりいっそう愛国心が感じられ、映画に対する入れ込み方も普段と違ったような感じがしましたよ~。
 映画の内容も外国人の監督が日本を描いたとはとても思えない、非常に素晴らしいもので、朝一番の時間にもかかわらず、観客も老若男女を問わず満員の状態でした。
 皆さんに是非お勧めします。

柏倉の楯山

2006-12-16 08:13:20 | 
 皆さんは自分の住んでいる地域をどのくらい知っているでしょうか。
私の散歩は普段民家のあるところを1時間ほど歩いていますが、先日、たまたま山側を歩いていたら「柏倉の楯」の看板を見つけ立ち寄ってきました。
 標高200m位の小高い山の入り口に看板が有り、登ってみると登山道路は荒れ果て、藪の中を五分くらい登ると山頂の城郭跡に到着します。
 同じ出城仲間で「奥羽の関が原」と言われた、最上と上杉軍の戦の舞台となった畑谷城よりも若干広い感じがしました。
 稜線上の南北二箇所に空掘りがあったりと、古の出城跡が雑木林の中にはっきりと残っていました。

 その帰り道で、「ガマズミ」の綺麗な実や「スズメウリ」の実、キツツキの「アオゲラ」などを発見し感動していると、更に驚いたのは「カワセミ」が居たのです。これには更にビックリ!!!。
 こんな所にもいるんだ~。と大変興奮して帰ってきました。
まだまだ知らないことが多くあることに改めて驚き、反省させられた一日でした。

銀山温泉 風穴と滝

2006-12-11 18:51:36 | 

  

前々回あたりに「二つ森」の風穴をご紹介いたしましたが、風穴を語るには何と言っても「銀山温泉」の奥にある「夏知らず」という風穴を語らねばなりません。 

色んな所に風穴はありますが、私の知る限り銀山の風穴は最大だと思っています。人が立って中に入ることが出来、何といっても中から噴出してくる風が、すごい勢いがあります。夏場でしたら冷蔵庫の中の冷風が思い切り噴出していると言った感じでしょうか・・・。   

次は、温泉街のすぐそばに有る白銀の滝です。 この滝も見事なものでした。 その奥にある、銀山の採掘跡の見学もなかなか面白いものがあります。温泉に入りじっくり見学をすると一日かかりそうです。 そんな中、私が驚いたのは、川の中に雀より若干大きめな鳥が潜って餌取り?をしていたことでした。なんと言う鳥なのでしょうか・・。ぜひ知りたいものです。


長井市 アヤメ温泉と三階の滝

2006-12-10 16:48:07 | 秘湯
 最近めっきり寒くなり、炬燵で丸くなっている時間が長くなりました。
そんな時にお勧めなのが、長井大橋から西に行った所にある「アヤメ温泉桜湯」です。
 何で皆さんにお勧めするのかと言うと、番台のお姉さんが?いや、お嬢さんが、とても若くて美しく、それでいて優しい三拍子揃った美人だからです。
色んな温泉に行きましたが、こんなに美しいお姉さんがいるところは初めてでした。
 建物はというと、外見は一般住宅のような感じで少々年期が入っていますが、中の浴槽は岩風呂のような感じで、しかも露天風呂に囲いをしたような広々とした空間があるので、ゆったり出来ます。

 更に、桜湯から山側に1kmほど行くと「三階の滝」があり、ここが又、実に神秘的で滝つぼの所まで行くことができます。
 1200年ほど前に開山された様で、以前は修験の地だったそうです。
 道理で、背筋が寒くなってきそうな場所でした。

今熊山(573m) 戸沢村

2006-12-07 21:15:05 | 
 戸沢村の今神温泉は、今は廃湯になり建物も一部廃居と化していますが、駐車場は、まだ10台以上停められるスペースがあります。駐車場から綺麗なブナ林を歩いて行くと、急に視界が開け林の中に神秘的で鏡のような沼が現れます。
 バックに急峻な岩肌をむき出しにした山が鎮座し、池にはカモが静かに羽をめており、別世界に来たような感じがする、とても感動する光景に出くわします。絶対感激しますよ~。
 沼の北側に面しいるのが「岩熊山」です。登山道は沼をほぼ周回し二箇所の分岐は総て右側を選び行くコースと、今神温泉駐車場手前から登る2コースがありますが、山頂近くはとても急な絶壁を登る所があり、とてもスリリングです。

 西側には大きな滝があり、更に奥には「何とか」と言う山があります。眺めが最高のようでしたが、疲れて途中引き換えしてきてしまいました。
この写真は、途中で撮影したものです。
撮影場所と沼を挟んだ反対側に見える三角っぽい山が今熊山です。ロケーションの良さが解ると思います。
 帰りは、今神温泉へのコースを下って行きました。
昔、白装束でしか入れなかった今神温泉の浴槽は、建物は壊れてなくなり浴槽だけが残っていましたが、ぬるめのお湯で夏以外は、とても入れるものではありません。
 ただし、正面からは鍵がかかっているため入ることは出来ませんので、ご注意下さい。

二つ森 (尾花沢市 695m)

2006-12-06 10:20:44 | 
山形市は平地を除き山々は真っ白になってしまった今日この頃です。
今回ご紹介するのは、尾花沢市の東方にある「二つ森」と言う山です。
 この山は、いくつも面白い見所があります。
 1番目 牧場の側道に車を止め、歩いてすぐ右側に滝の案内板がありますが、100m位で、とても大きな無名の滝を眺めることが出来ます。

 2番目 相似峰で南側のみ登山道があり、北側の高いほうの山には路がありません。ただ、南側からの眺めは良いですよ~。1時間弱で登れます。
 3番目 北側の山に藪こぎをして登ると、三角点があります。そこを西側の息子岩方面に歩いていくと、何箇所も風穴があり、今頃は暖かいそよ風が噴出しています。夏は涼しい風に変わるのでしょうね・・・。
 カモシカも岩の天辺から眺めていましたが、そこからの眺めは実に素晴らしいものがありました。特に、寒い季節は風穴からの暖かい風が何より心地よいものに感じられました。