言葉の作用

子供はお母さんの言葉通りに成長します。
お母さんは子供にとって世界一の催眠療法士です。
いつも良き言葉でお子さんを育んで下さいます様、願ってやみません
（ピアノレッスンの規約より）

ピアノレッスンに入会して、始めにお渡しする“レッスン規約”の最後に以上の言葉を載せています。
「何でこんなこと書くんだろう？」「大袈裟な？」・・などとお思いの方もいらっしゃるかと思います。


それは以前、理由あって、催眠療法士さんのアシスタントをしていた事があるからです。
「催眠療法」（催眠術ではない）というのは、道具も薬も使わないで、言葉だけで　症状を改善させたり、精神的に弱い部分などを克服させていく療法です。

たくさんの症例を見てきましたが、本当に人間、言葉だけで変われるのです。
信用している催眠療法士さんの投げかけてくれる言葉通りになるのですから、
お母さんの言葉っていうのは、もっと力があります。

言葉は薬にも凶器にもなるのです。
人の心の中で永遠に生きつづける
だから言霊（ことだま）っていうのですね。

お母さんが普段何気なく使っている言葉・・がお腹の中にいる頃から、お子さんの脳にどんどんインプットされ、蓄積していくのです。
そして子供は無意識のうちに、その言葉の通りになろうとします。

だからなるべくお母さんはポジティブな気持ちで、プラスの言葉を使ったほうが良い
決して「うちの子、おバカだから」とか「何してもノロいのよ」なんて言わないでね。
実際、その言葉通りになってる子を山ほど見てきましたからね

そういう私はよく、「このヤロウ」という言霊を吐いてしまう


言葉の作用を知っていて助かったな～と思うことは
「学校の授業（先生のお話）を一生懸命聴いていれば、塾に行かなくてもちゃ～んと良い点とれるんだよ」と我が子に言ってたので、なんとかそのようになったことだ。

塾代はハンパなく、家計に響くので助かった。

ただ「本当に勉強分からなくなったら、遠慮なく言いなさい」と言ってあったので、6年生の半年間だけ、自分から志願して公文に行った。
中学・高校は塾とは無縁である。

是非是非、子供だけでなく、家族やどんな人に対しても良いプラスの言葉、褒め言葉をい～っぱい使っていくようにしたいものですね

子供はお母さんの言葉によって育ちます。言葉を栄養にしてすくすく育つ。

レッスン時間の合間に　子供達と言葉の「面白い実験」をしてみます。
報告を楽しみに！！