大阪帰省
9/20~23まで、娘と二人、大阪へ帰った。
5年前に脳梗塞を患い、麻痺が残る中も一人暮らしを頑張っている母が心配だったからだ
荷造りをしているといつのまにか「ゆず」が・・・
毎回、帰る度に少しずつ身体が弱っていく母だが、今回はどうも会話がかみ合わない
一日の中で頻繁にそれを感じる
もしかして・・もしかして・・認知症・・だろうな
放っておいたら どんどん進んでゆくにちがいないな
足腰も3月に会ったときより弱っている。
駅まで歩くのに私なら徒歩3分かからないが、私の腕につかまりながら13分
以前はよっぽどのことがない限り、私の腕をつかもうとはしなかったが、今回は自分からずっと私に摑まってきた。
キレイ好きを通り越して“潔癖症”の母であったが、掃除ができなくなり、それが恥ずかしい・・という気持ちが働くのであろう
母曰く、「あっちこっちど~んなにきれいに掃除しても、嫌がらせで汚していくヤツがおるねん」「どうしようもないヤツらや!!」・・・・・と
目には見えないけど、そういうヤツらが確実に家の中にいるらしい。
なんという理由だろうか?!
それを一日に何回も言うので、笑いをこらえながら「フンフン そうなの」と聴くしかなかった。
炊事も全く出来なくなり、一人の時はもっぱらスーパーのお惣菜。
お金の計算も???
銭湯に行くのも普段は一人だ。
弟が時々来ているものの もうこのまま一人で置いておくのは忍びなさ過ぎる。
とりあえず明日、弟と相談だ!
後ろ髪を曳かれる思いで、東京に戻ってきたが、母も泣いていた・・
「また来るからね!」と手を振ったものの 高3娘の進学あり、仕事あり、で頻繁には帰れない。
複雑な気持ちで乗った新幹線の窓から見えたのは、大きな富士山と天空にまっすぐ伸びたデカイ虹の柱であった。
まるで母と私のために「がんばれ!」と励ましてくれているようであった。
22日心斎橋にて グリコ看板&くいだおれ人形