初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

歌声の膨らみ

2009年10月30日 22時27分36秒 | お稽古、勉強
昨日は定例の合唱練習日でしたが、稽古前の発声練習に間に合った自分です。
大抵遅刻しての時間じゃないと間に合わないのです。
社会人の平日稽古の辛さの一つです。

昨晩は指導の先生から注意されたのが滑舌です。

アナウンスや芝居だと大切な稽古項目ですが、以外と見落とされてるのが合唱での滑舌。
勢いお年寄りの多い趣味の一つが合唱ですから、
見落としと加齢で益々言葉が不鮮明に成り易いもの。
スローテンポで歌えば何言ってるか伝わるでしょうが、
早くなったら・・・・

最近は日本語を大切にしない傾向が流行歌を中心にして流れるご時世。
若い子供らの合唱団やバンド系の子等とミュージカルすると判る、
何歌ってるか判らないような歌。
頭から角出して指導したりしてる自分ですが、
指摘されると心許ない事柄でもあります。
何せ最悪の滑舌や地声から演劇始めたり歌を唱い始めたのです。

自虐の話は腰が折れてしまいますね。

指摘されて成る程と思った自分です。
合唱コンクールでも綺麗に唱えてるけれど日本語として伝わって来ないのも事実。
言葉の持つ力が二の次で失われては、人に感動は伝わらないでしょうね。
歌は気持ちを伝えるに最高の技であるのに追求してないのでは、
半分しか目標達成出来ないかも知れません。

納得しつつ音取りやタイミングを合わせて尚かつ言葉を活かす。
イントネーションやリズムが微妙に話し言葉と違うのですから、
摺り合わせが困難を極める事が、考えるに従い判るのです。
経験が物を言う訳ですね。

理解が深まった事で目標が更に高上げされた昨晩の出来事。
芸術活動に終わりがないことが改めて分かったのでした。