生活に関わる家電製品は、どのように洗い清潔を保つのか?
とても難しい課題なのです。
適当に放置して、壊れたら考えるのもアリです。
自宅では永年放置利用しているのでした。
マメな主婦の方ですと、取扱説明書通りに点検手入れするでしょう。
マメな主夫でも、同様に取り扱うだろう時代性がアリますね。
久し振りに電気ポットの中を気にすると、湯垢が多く見られました。
これはチョットと思って、中を洗浄して湯を沸かし直したのです。
すると見た事無い、黒色の塵がポットの底に滞留しているではありませんか!
よくよく見ると、水際にある赤い帯と同じ色合いです。
水道管の錆が、鍋の沸騰ラインと同じように錆び付いてこびり付いていたのです。
洗った拍子に固着力が低下して、沸騰洗浄されて停滞したのでしょう。
もう一度湯を捨てて、今度こそ再沸騰です。
すると湯垢が少し溜まって見えました。
無限地獄に落ちたような気分でした。
洗えば洗う程に、汚れが落ちるのですから。
手間暇を惜しまない家庭でしたら、このまま再洗浄して再沸騰するでしょう。
ですが毎日飲んでいる成分なので、無視する事に決めました。
湯垢の正体は水道水を殺菌浄化するための毒薬である、次亜化酸とか呼ばれる何かです。
希釈されて無害といわれていますが、原液で飲むと劇薬です。
健康を守るためには、毒を薄めて薬にして投入するのですね。
そのお陰で、世界に有する安全な水道水になる訳ですから。
でも沸騰すると湯垢になって、ポットや湯沸かし器、風呂釜を詰まらせます。
日本は硬水でないから水道管が詰まり難いですが、家電生活品には影響が出ます。
綺麗を保つにはそれなりの経費が掛かります。
そして手入れも必要なのですね~。