初老男のノンビリしたブログ

近所や周辺の事柄に対して、書き記して行きます。

カツテはアニメ・ファン世代

2007年04月04日 20時14分38秒 | TV番組、映画

自分の世代を表す言葉にアニメ世代がある。
子供の頃にアニメがカラー映像になって、
ゴールデンタイムにアニメが放映された世代。

同時期は実写物も最盛期で、ウルトラ・シリーズや
仮面ライダー、戦隊物が始まった時代に成長した。

その頃は学生運動が衰退した時代で、
ドカヘル被る大学生がテロ行動しなくなった。
その大学生が発展期のアニメ製作会社で腕を奮って、
今日のアニメ業界を発展させた。

子供を持たない自分はアニメを見る機会は無くなったが、
昔のアニメ特集が目に留まると、ノスタルジーを感じる。
先日もNHK・BSで、
「あしたのジョー」TVシリーズ特集していたのを見た。
昔は漫画も文学していたんだと思った。
堅苦しい作品は大人になってから楽しめるもの。

最近の漫画やアニメはライト・ノベル系の作りで、
子供や、成長期に迎合するばかりで骨太感が全くない。
市場調査が行き届く「広告代理店の施策風」で、
直ぐに飽きるようなものばかり。
飽きて貰わないと関連商品が回転しないから、
市場原理に副わないのだろう。キット。

そろそろ骨太作品を作って行かないと、
製作側の技量が下がるばかりになる。
市場と無縁に番組制作出来るのはNHKなのだから、
そう言った作品を作って貰いたいのだけれど、
番組制作、企画の人材も「ライトノベル人間」では無理か



ドラマであれば、NHKは
「企業利益・視聴率先導型」でない作品が作れるから
結構期待し、見て楽しめるのだけれど、
アニメや特撮は無理かな~。
現状の作品郡を見る限り。

昔は単発で「孔子伝」や「火の鳥」もあったけれど。
可能性があるからこそ、
NHKの国営化や民営化は反対なんです。