堂蓮記<北海道富良野成田山布部不動堂>

毎月の『御心言』と不定期の『祈願講釈』と徒然なるままの箴言・戯言・読書感想等・北の大地の坊主富良野生活記。

〈雑言〉

2011-05-25 17:36:07 | 日記
今、富良野の奥地に居て面白いのは、

善し悪しは別として

『富良野は~』

と言う意識が、自分の中に芽生えて来る事だ。

そして、

『富良野は~、道央と其周辺部は~、道南は~、函館は~、青函カルチャーは~、北海道は~、本州は~、沖縄は~、都会は~、地方は~、日本は~、アジアは~、世界は~。』などと、考えたりもする。

どこもかしこも地方分権、地域主権、地産地消とかで尚更、地域のアイディンティーが意識される様になって来たようである。

食べ物でも作り取るだけではなく、

御当地メニュー、郷土料理、B級グルメの三つから考える様になってきた。(三つが重なる料理もある。)

函館に一年住んで思ったのは、『函館は~!』と言う意識が強い事である。(「北海道は~」、と言う言葉はあまり聞かなかったのだ……。)

青森との交流も盛んのようだし、全国ツアー、ワールドツアー、ヨーロッパツアー、U.S.ツアーに行くバンドも有り、東京やアジアを行ったり来たりしているDJなどもいたり、凝縮され濃いのが、道南文化圏だ。(人口三十万人都市で、それぞれのジャンルは決して層が厚いわけでは無いが、やたら濃いのである。)

元々、北のハブ港だったからかもしれないが……笑。

この間もチェコやイギリスからインディーズバンドがツアーに来たとか。

それぞれの地域が・違い・新しさ・独自性を模索中の北海道である。

函館は音楽が、陸海空の道を往来し、威風堂々其異彩っぷりを先々で脳裏に焼き付け続けて居る。


富良野に限らずそれぞれの地域が、「地元とは?」とデッドヒート中の北海道である。

北海道もこれからの百年で、地元の文化や祭り等の伝統文化に看板意識や〈見栄・粋・誉れ〉が染み込んでいくのだろう。

其点においては先住民族であるアイヌ民族の動きも、活発で儀式や音楽や信仰観自然観が知られる様になってきて居るし、かなり現在の北海道アーティスト達に影響与えているな。

〈雑言〉

2011-05-25 13:40:45 | 日記
自分自身が感情的に成り易い事に気付いたならば、身内友達仲間内其他を問わず年上年下を問わず、冷静冷徹な者を、注意忠告警告意見提言進言苦言諌言をしてくれる者を、置いた方が善い。

〈雑言〉

2011-05-25 06:36:55 | 日記
「自分の意見を通して生きて来た!」と言う言葉も実態が違う事在り、同じでは無い。

己身内友達仲間内地元其他を、冷静冷徹に考えて観る。

オーナーシェフ部下無し、オーナーシェフ部下有り、オーナーとシェフが別で部下有り、社内会議の有無、株式の有無、血縁世襲制の有無で、先ず違う。