同じ歌同じ曲同じ音楽、見て聴いて感じて響き、喜び整え正し修め満ち足りる。
同じ歌同じ曲同じ音楽、見て聴いて感じて響き、怒り整え正し修め鎮まる。
同じ歌同じ曲同じ音楽、見て聴いて感じて響き、哀しみ整え正し修め癒される。
同じ歌同じ曲同じ音楽、見て聴いて感じて響き、楽しみ整え正し修め盛り上がる。
同じ歌同じ曲同じ音楽、見て聴いて感じて響いた印象感覚も、月日年月人生経験体験、物事人時場所により、甘くも苦くも柔らかくも固くも広くも鋭くも高くも深くも軽くも重くも明るくも暗くも温かくも寒くも、変わる事有り。
同じ歌同じ曲同じ音楽を、聴いて感じても印象感覚が、いつもと違う事有り、前と違う事有り、昔と違う事有り、今は違う事有り。
己自身と奏者の心身具合容態の調子其良し悪し理由原因のみならず、生きる中、喜怒哀楽生老病死を巡り廻る中、自国地元他国世界の政治経済軍事信仰思想運動福祉環境文化の歴史事実現実真実現状背景実態を、教わり調べ知り考え気付き学び覚え醒め開き経験体験する中、同じ歌同じ曲同じ音楽、見て聴いて感じて響いても、印象感覚違う事変わる事有り。
諸々の万象、常に留まり滞る事無く変わり続ける。
唯一無比絶対最高完璧無限永遠不変と、見たり聞いたり感じたり響いたりした物事人時場所も、変わらぬ事は無く、変わり続ける。
同じ奏者同じ音源から奏でる、同じ歌同じ曲同じ音楽も、初めて聴いた時、三年後に聴いた時、七年後に聴いた時、十年後に聴いた時、三十年後に聴いた時、晩年の今現在現時点では、其印象感覚変わる事有り。
変わり続け巡り廻る中、歩み寄る中、立ち寄る中、行き着く中、辿り着く中で、同じ歌同じ曲同じ音楽、共に在り尚一層人生に響く事、不思議無し。
※〈同じ歌同じ曲同じ音楽〉を芸術・演劇・舞踊・文学・写真・映像や武道・～道・スポーツ・習い事や仕事したい事やりたい事を当て嵌め置き換えても善いでしょう。
