エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

失敗上等!

2006-03-05 16:47:02 | Weblog
今日は朝一番で札幌を出発し函館にいます。
メンタルトレーニングを某所にて実施。
今回が3回目で最後のトレーニング。
それなりに成果はあったように思う。

教え込むのではなく、『気づかせる』

これが大切。
昨日は、室蘭体育協会の講演会に出席したが、登別の少年も参加。
話を聞いてもらうのは二回目。少年の顔をみると「やる気」を感じる。
自分で「やる!」と決めた選手は、上達も早い。ようは個人のやる気だ。
それに、周囲の大人がどうサポートしていけるか。これに尽きる。
登別の彼は、今後、素晴らしい野球人生を送ることだろう。
個人的にも今後応援していきたい!

今日は、函館にて宿泊。
函館の熱い指導者と江差の熱血指導者の方々と懇親会。楽しみだ。
「求めれば出会う」
まさに、アンテナの高い人たちが何かを求めてくる。
求めてきた方々には惜しみなく伝授する。

「求めたもの勝ち」

本当にそう思う。初めて会っても熱意あれば関係ない。
ヅケヅケ来たほうが間違いなく「得」をするに違いない。

駒苫の悲劇からまだ日は浅い。
個人的にもまだ気持ちの整理はついていない。
でも、時は無常だ。
時間はどんなことがあっても流れていく。
時を「やり直す」ことも不可能。無常だ。
だからこそ、またとない一生(人生)を懸命に生きようとする。
人間は失敗の繰り返しである。失敗から様々なものを学ぶ。
自分もそうだ。もちろん失敗をする。

「失敗上等」

だから人生は楽しいのだ!と思いたい。失敗を楽しみたい。
どんな失敗も次に向かって前向きにいきたい。
昨夜うちの子供が言った。

息子「おとうさん、駒苫失敗したの?」
自分「そぅだね・・・」
息子「もうだめなの?駒苫?」
自分「そんなことないよ。またチャンスはあるよ!」
息子「そうだよね!」

ここで歌を歌い始めた。

『人間だもの、失敗はあるさ~♪』

息子がよく口ずさむ歌。
そうだよね。人間失敗はある。その後が大切なのだ。
前回の失敗は大人の失敗。子供達の失敗は今回が初めて。

・・・

自分も含めて、前を、上を向かなくてはいけない時なのだ。