エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

イメージギャップ

2006-03-24 09:36:40 | Weblog
何気なく朝ケーブルテレビのゴルフを見ていた。
「もう春だなぁ・・」
と思うと同時に、何で飛躍的にうまくならないのだろうって思う。

原因は何か・・・???

人の打ち方を見ているとシンプルで簡単に見える。
自分でプレーすると中々それが思うようにいかない。

「イメージギャップ」

自分が出来ているように感じるが、じつはその動きに程遠いことが多い。
極端にやっているつもりが、なかなかそうじゃないことが多々ある。
イメージが結晶化して具体的じゃないのだ。
なんとなく、全体的に「○○」みたいな弱いイメージなのだ。
じゃあ、どこをどのようにと言われると説明できない。
やっぱり明確に理想がイメージできていない。この辺が原因だ!

イメージできていないのに、「感覚」だけで試行錯誤する。
これが失敗の法則だ!じゃ、どうすれば良いのか・・・。

「イメージできるまで理解」「部分的に理解」「第三者の助言」

これがまずスタートに必要なことだろう。
電化製品を購入して、まずほとんどの人は、説明書をみないで組み立てる。
配線も自分で行い、使い方なんて大体でやり始めてしまう。
時間が経って、偶然説明書を見たら「こんな機能があったの?!!」
という経験はたくさんあるに違いない。携帯電話もそうだ。
すごい機能がついているのに、多分、自分はその能力の2割程度のみ利用?
面倒臭いが、説明書に時間をかければその後はより良い生活が待っている。

これは、色々な生活に応用できないか???

スポーツもそうだ。理解してイメージギャップを取り除いて取り組む。
時間の使い方だ。本格的な技術練習に入る前に、コツ・特色を理解する。
技術の修正の源になる「イメージ」を結晶化する。野球も一緒。
反復の鍛錬に入る段階じゃないのに、我流で始めてしまう。
良くない癖がつき、それが良くないことにも気づかない。失敗の法則だ。

生活でも同様なことがいえる。
要は、自分でかける時間をどのようにコントロールするか。
走る前に客観的に物事を考査することが大切なのだ。

「面倒くさい」「そんなの分かっている」

この二言は負の方向にいく合言葉にもなるだろう・・・
何気に見た朝のゴルフで気づかされた。感謝!


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