エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

天候を味方につける方法

2006-03-30 10:27:50 | Weblog
今日の甲子園は「雨」あいにくの雨。
コンディショニング的には最悪。
ベース付近はグチョグチョになっている。
選手の吐く息も白く、気温も低いことが分かる。

こういったコンディションの時に「集中力」がポイントになる。
雨・風が強い時には、どうしても環境に意識がいってしまう。

「やだな」「気になる」「雨・風止んでくれないかな」

この時点で、負の方向にいってしまう。
メンタル的なことが、行動に体に現われてしまうのだ。
現役時代もこういった経験があるが、特に自分は風に弱かった。
天候に左右する選手、逆に良くなる選手、様々だ。
普段、適当な選手でも天候が悪いと「慎重に」という気持ちが芽生え、
丁寧になる選手も中にはいた。これが良くなる選手。
でも、この「メンタル」、良い方向に向かわせることはできる。
イメージトレーニング・メンタルトレーニングで改善できる。
積極的・前向き思考に自分を導くことが出来れば環境は味方にできる。
(手法は企業秘密)

近年、ドーム球場が出てきて、こういった天候の冥利が見れない。
逆に観戦する側は、天候の要素などは面白いものだ。
選手にとっては可愛そうだが・・・。
でも、この天候を味方につけることができれば「強者を倒す」こともできる。
雨には雨の戦い方があるのだ。
走者はどうであろうか?雨で地面が緩んで走るスピードは落ちる。
これによって、作戦は当然のごとく変わり利用もできる。

昔の戦国時代に軍師は、「地の利」を活かさなければ勝てなかった。
すべてのことに対し考え・気づき・対策を練る。
現代の社会においても大切なことではなかろうか。


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