エントモ考える野球

弱者の戦いを駆使するチームアドバイザー。当たり前の実践で土台を作り、具体性のある弱者の戦略で弱者が強者に勝利する。

恩師との衝撃的な出会い!

2006-03-18 09:42:25 | Weblog
出会い

分からないものである。どこでどんな人に会うか・・。
昨日はシェラトン新札幌にてジョイント講演があった。
料理研究家の「星澤幸子先生」と自分の二部構成の講演会。
自分が先行で講演を始める。約一時間熱く語った。
モティベーションを上げ、かなりの勢いで終始話が出来た。
200名以上の方々が集まった。
自分の講演が終了した後、60歳台の男性が近寄ってきた。

「おい!」じっと見つめられる。

「!!!!!!!!!!!!!!」

津坂先生!中学時代の恩師。見た瞬間直立不動。すぐに誰かが分かった。
22年ぶりの再会。お話をすると現在は68歳らしい。元気な姿。
卒業後、年賀状のやり取りはするものの、卒業以来、お会いすることは無し。
その恩師が目の前に現われた。しかも私の仕事場に・・・。
その先生は、タイガースの熱狂的なファン。
野球をしていた自分を覚えてくれていた。
高校の時に、阪神タイガースのスカウトもグランドに来てくれた。
入団していたら、恩師のもとにいち早く行っていただろう。
ま、当然指名はかかることがないのだが、良き思い出。
その恩師が開口一番、こう言った。

「いい話だったよ」

当時は生徒指導も担当されていて厳しく生徒に接していた熱血漢。
当時の通っていた中学は荒れていて、机が窓から飛び交ったり、
掃除箱から火が出たり、今では考えられないくらい荒れていた。
その学校の生徒指導。眼光鋭く、どんな悪い生徒も一目置いていた。
現在の軟弱な先生像から考えられないくらいの教師。

悪いものには悪い。叱ってくれる。時には愛のムチ。
現在は、すぐに「暴力」とか戯けた風潮の中、しっかり「躾」てくれた。
その恩師に対面し、「縁」「出会いの素晴らしさ」を実感した。
この仕事をして良かったと思える瞬間。
来場する前に、「同姓同名じゃないか?」と思われてきたらしい。
運命を感じるとともに、その恩師から話を誉められたことに感動。

「先生、ここまでになるまでに導いてくれてありがとう」

少しでも恩返しできた瞬間だ。
話をし、別れた後、後姿に最敬礼。精一杯の気持ちだ。
講演での最後のトークショーで数百名の前で紹介させて頂いた。
う~ん、本当に素晴らしい一日だった。この仕事に感謝。

そして生かされていることに感謝!

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