2024年11月10日(日)2日目
イスタンブル空港に到着して、現地トルコ人ガイドのエラさん(女性)と合流。
トルコの場合、日本で両替するよりも現地の方が有利だそうで、
空港の両替所で現地通貨に両替しました。
空港内での両替はレートが悪いのですが、ここでしか両替する時間が無いと言われて。
クレジットカードや日本円も使えるところがあるけど、チップの習慣がある国なので
現地通貨も必要ですからね。
1万円で2090TL(トルコリラ)に両替したので、1TLが約5円。
専用バスに乗って、『世界遺産 イスタンブル旧市街観光』へ向かいます。
イスタンブルはボスポラス海峡に隔てられ、アジアとヨーロッパにまたがる
世界唯一の都市です。
ガラタ橋のかかる金角湾を通って、旧市街へ。
小雨が降っていましたが、釣りをしている人もいますね。
バスを降りて歩いていたら虹がかかっていました。中央にうっすらと解りますか⁉
イヤホンガイドを使って、現地ガイドさんの説明を聞きながらの観光です。
『スルタンアフメット・ジャミイ』
アヤソフィアと並んでスルタンアフメットの丘に立つイスラム教のモスクで、
「ブルー・モスク」の名で知られる、世界一美しいモスクです。
モスクには、腕や足を露出した服装では入れません。女性は髪をスカーフで隠します。
入口で靴も脱ぐので、靴を入れる袋は旅行会社で準備されていました。
世界中から多くの観光客が訪れていて、モスク内の絨毯も清潔とは言えない(笑)ので
捨てても良い靴下を持参したと言う口コミを見たので、私は以前機内で頂いた靴下を使用。
でも、清潔かどうかは解りませんが、見た目が汚いという事は無かったです。
アフメット1世の命により建設され、1616年に完成したモスクは、天井の高さ43m。
柱やアーチには繊細で色鮮やかなフレスコ画が施されています。
世界中の観光客が訪れる一方、地元の人々が日々礼拝のために足を運ばれています。
2階部分の壁に施されたタイル装飾は、
青を基調としたイズニック・タイルが使われています。白地に青の植物模様が特徴です。
「ブルー・モスク」の愛称は、ここからきたと言われているそうです。
金文字で刻まれているのはコーランの一節で、アラビア語で書かれています。
天井は沢山のドームで構成されています。
モスクの前には、円形ドームと回廊付きの中庭があります。
中庭で集合するようになっていましたが、73歳の一人参加の女性が迷子になって。
イヤホンガイドを使って集合場所を伝えながら捜索されたけど見つからず。
モスクは礼拝時間になって観光客は出されていたので、外に出ているはずですが⁉
40分ほど待ちましたが、ランチの予約時間もあるので添乗員さんを残し、
ガイドさんとバスの方へ向かっていたら、添乗員さんが見つけてきました。
「良かったですね~」と皆さん安堵したんですよ。
私は添乗員さんに「よく見つけましたね」と労いの言葉をかけて。
でも、本人は謝罪の言葉も無く、「イヤホンガイドは聞こえていた。連絡しようにも
緊急電話番号の文字が小さくて見えなかった」と。
海外旅行経験豊富な方でしたから、「文字が小さくて見えないのなら、大きくメモ
して来れば良い」「団体旅行も引き際が大切」と仰ってる方もいましたよ。
確かに、個人旅行ではないので、迷惑をかけないと言うのは当然ですよね。
『オベリスク』はエジプトのカルナック神殿から運ばれたもので、
ヒエログリフが刻まれています。
木造のお洒落なホテル。
バス乗車前にブルー・モスクを振り返って撮影。
『ヴァレンス水道橋』は378年、皇帝ヴァレンスの時代に完成した巨大な石造りの橋です。
郊外の森の湧き水を、橋を通して宮殿や地下貯水池に運んでいました。
上下2段のアーチ構造で、高さは約20m。
全長は1㎞ありましたが、現在残るのは800mほど。
ガラタ橋を通って新市街へ。
ランチは遅くなってしまい、13時半頃になりました。
サラダ。
トルコでは、オリーブオイルと酢をかけて食べるそうですが、
ベテラン添乗員さんが日本からドレッシングを3種類持って来てありました。
スープ。
メインはサバ。
トルコ人が好んで飲むチャイ(紅茶)は45TL。チャイグラスで提供されました。
お昼間ですが、トルコのワインやビールを注文されてる方も多かったですよ。
トルコのデザート、ケマルパシャ。
オーブンで焼いた生地をシロップに浸け込んだ素朴なもので、
通称ケマル・パシャこと初代トルコ共和国大統領の好物だったそうです。
この日(11月10日)は彼が亡くなった日で、トルコ国旗が沿道にも沢山出ていました。
ランチのレストランではC国の団体さんと被ってしまい、食事の提供に時間を要したので
ここでもタイムロスが出てしまったのでした。