青空の向こう

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北欧10日間『 コペンハーゲン フリータイム ② 』 2023年 ㉙

2023-09-10 19:04:02 | 北欧 2023

2023年7月27日(木)8日目

コペンハーゲンの運河クルーズを終えて、単独行動に。

スコールのような雨が収まるのを待って、『 救世主教会 』へと運河沿いを歩きました。

 

派手な二階建て観光バス。

 

途中でも雨がパラパラと降ったり止んだり。

 

20分ほど歩いて、『 救世主教会 』に到着。

救世主教会は、クリスチャンハウン地区にある1696年創建の教会で、

高さ90メートルの塔は教会建設からおよそ50年後に増築されたものです。

こげ茶色のレンガ造りの外観と、らせんを描くユニークな形の塔が印象的です。

この塔からは、コペンハーゲンの市街地が一望できるんですよ。

 

教会の内部は白と茶色を基調としたクラシカルな雰囲気で素晴らしかったです。

 

ゴシック様式の内部には、天使の彫刻が美しい大理石の主祭壇があります。

 

振り向くと、高さ3.6mのコペンハーゲンの中で最も古い巨大な三層式パイプオルガンが

あり、すべての音を鳴らすと1698音にもなるそうです。

壮大な装飾で彩られたファサードをもつパイプオルガンは、1696年から98年に

かけて建設された年代もので、なぜか解らないけど2頭のゾウに支えられています。

街の大規模な火災やイギリスの砲撃などの攻撃を見事にかわし、3世紀もの間きれいな姿

を保ったことが「奇跡」と言われているそうですよ。

 

天井の装飾も素敵でした。

 

救世主教会の渦巻き状の尖塔は展望台になっていて、尖塔の上からの眺めが素晴らしく

人気があるので上ってみようと思いました。有料です。

 

ところが、皆さん戻ってきているので様子が変と思ったら、雨でクローズになっていました。

雨が止んで、1時間しないと再開しないと言われて、諦めたのでした。

私は高所恐怖症なので、止めた方が良いよと言う事でしょうか?(笑)

 

展望台へと続く階段は木製で、オーク材です。結構な急こう配で400段もあり、

先端にいくほど幅が狭くなっているので、頂上の方はほとんど一人しか通れないくらい狭く、

上まで登りきるのがちょっと大変らしいです。

コペンハーゲンの町並を一望する展望台に出ると、更にその上には150段の螺旋階段も

待っていて、華奢な手すりや人ひとりがやっと通れるほどの狭い足場は、風が吹けば揺れたり

スリルを味わえるそうですよ。

 

外に出たら、雨は止んで青空が見えていました。

 

来た道を戻って、ストロイエ通りへと向かいました。

クリスチャンス教会。

 

旧証券取引所。

 

聖ニコライ教会。

 

クリスチャンボー宮殿。

 

乗船した運河クルーズ乗り場。

 

運河クルーズのチケット売り場前にある無料の公衆トイレ。

 

ストロイエ通りに来ました。

ここは、常に歩行者天国になっている賑やかな通りで、ヨーロッパ最長の歩行者天国です。

『ストロイエ』とはデンマーク語で「歩くこと」を指す言葉で、ストロイエ通りが

歩行者しか通れない歩行者天国であることを意味するそうです。

コペンハーゲン市庁舎前の広場から、コンゲンス・ニュートーゥ通りまでの約1.1kmの道を

ストロイエ通りと呼び、道の両脇にはたくさんのショップやカフェ・レストランなどが

ありました。

デンマークの王室御用達だった歴史ある高級陶磁器メーカーのロイヤルコペンハーゲン。

 

聖霊教会。

 

ガニメル広場。

 

コペンハーゲン市庁舎前の広場に出て来ました。

 

コペンハーゲン市庁舎は、コペンハーゲンの中心にあるストロイエ通りの西の始まりに建つ

コペンハーゲン市の本部で、レンガ造りの重厚感あふれる建物と105.6mある塔は市内で高い

建物の一つです。市庁舎が建てられたのは1892~1905年。

正面入口から入りました。

 

正面入口を入った右手にイェンス・オルセンの時計があります。

 

市庁舎が建てられた50年後に飾られた世界で一番正確な天文時計です。

数キロの金と真ちゅう製でピカピカでした。

 

後ろ側も撮影。

 

市庁舎ホール。

 

天窓から光が差す明るい空間でした。

 

階段を上って2階へ。

 

階段もお洒落でしたよ。

 

天井の装飾も素敵でした。

 

市庁舎ホールを2階から撮影。

 

市庁舎の塔への登り口が解らなくてインフォメーションセンターで尋ねたら、

「タワーはリノベーションでクローズになっている。」と申し訳なさそうな回答でした。

市庁舎前の広場。

 

外に出たら市庁舎の西側に『 アンデルセンの銅像 』があります。

『 チボリ公園 』の方を見ている童話作家アンデルセンは、人気の記念写真スポットです。

チボリ公園は、アンデルセンもここで構想を練ったといわれるほどの場所なんですよ。

 

『 チボリ公園 』は、1843年に建てられたデンマークの首都 コペンハーゲンにある

庭園とアトラクションがセットになった遊園地で、面積は82,717平方メートル。

世界で3番目に歴史のあるテーマパークだそうで、デンマーク人がヒュッゲするために

週末に集まってくる憩いの場です。

※ ヒュッゲとは、デンマーク語で「居心地が良い空間」や「楽しい時間」の事をさす言葉です。

 

ディズニーの生みの親、ウォルト・ディズニーがここを訪れ、ディズニーランドの

モデルにしたというほど、世界中の人々に昔から愛されてきたチボリ公園です。

 

画像が多いので、次回に続きます。

 

コメント (8)
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