楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

10月の源氏物語を原文で読む会

2010-10-23 21:29:14 | 

お菓子は羽ノ浦の徳地堂さんのもの。ピンクの柿なんですなぁ。
さて、今日は言葉の変遷についてのお話など・・・。
「かなし」→「可愛い」
「いとほしがり聞こゆ」→「気の毒にお思いである」
「あわれ」→「風情がある」
現代の感覚からすれば、ほぼ逆の意味に近いものに変わって来ている様に感じられます。
しかし、これは言葉が生き物故、現在もしょっちゅう見かける現象ではありますよね。
例えば、ぜんぜん気にしない→本来なら語尾には否定形がきてたのが、ぜんぜん大丈夫と普通に使われてたり
ヤバイ(シロモノ)がヤバイほどかっこいい風に使われてますものね。
略したりひっくり返したり、遊びも入ってくる。「ズキアカのチャンネー」の類ね。
この間ラジオ聞いてたら、買い物先を聞かれて「キタフジ」と答えた若い女性にアナウンサー(え~と、??)の雰囲気だったのだが、どうやら「北島のフジグラン」の略だったらしく、説明を受けて思わず納得、のシーンがありました。
わざとわかりにくくして相手を煙に巻くということもありますしね。
言葉は所詮コミュニケーションのひとつのツールと断罪するつもりはありませんが、言葉以前に動く心の鼓動、これには正直でありたいと願っています。
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