“イントゥ・ダークネス”面白かったです。
ランダムに感想と疑問をネタバレ満載で書いていきますので、これから虚心坦懐にご覧になりたい方はスルーして下さい。
まず、プロローグ。未開の星に探査で訪ねているカーク船長率いるエンタープライズ号。
艦隊の規則で干渉は禁止されているはずなのだが、この星が地殻変動のために滅びてしまうのを救う為に、火山のマグマが渦巻く中、それを抑止する装置をスポックが命がけで作動させる。
う~ん、この星の大きさがどれくらいあるか知らないけど、ひとつの火山の噴火を止めるだけで、星を滅ぼすほどの地殻変動を止められるの?と思ったのがひとつ。
原住民に宇宙船の姿をさらしちゃいけないと言ったって、その前に大きな規則違反を犯してるんだから、木を見て森を見ず的矛盾がない?と思ったのがおまけのふたつ。
さて、今回はベネディクト・カンバーバッチ演じるカーン、頭脳も身体能力も人類をはるかに超えたスーパー人類が敵役として登場するのだが、ちょっとマトリックスを思い起こさせるような丈の長い上着をひらめかせて躍動する姿は確かにカッコ良かった。
上背のあるカーンと重量感あるスポックとのかけっこも何だか爽快だったし、、原始的でも男性諸氏が無意識に好む殴り合いのシーンも迫力満点。超人的なパワーを炸裂させるカーンと特殊能力を持ったバルカン星人との手に汗握る対決が見所のひとつだったようにも思います。
グッとはしょって、物語も後半、カークがワープ・コアの故障で操縦が不能に陥っているエンタープライズ号を立て直すため、放射能汚染の危険のあるワープ・コア本体に近づく。
理屈は分からないが、傾いたコアを通常の位置に直すことで故障が復旧できるのだろう、疲労困憊のカークが、何度か足で蹴ってそれは成功するのだが、(え~、人力で動くもんかい、中枢たる装置が・・・)と思わず突っ込み入れてしまいました。
で、それから放射能に犯されたカークは死んでしまうのだが、物語のお約束、主人公殺しちゃいけません。
実は小さな伏線で予感させていたように、カーンの血液には驚異的な再生能力が秘められていて、彼の血を輸血することで、(割とあっさりと)生き返るんですね。
でも、この間多くの人が死に、一度は永遠の別れを覚悟したカークとスポックの深き友情に涙する場面もあります。
全体にご都合主義的な軽さからは逃れられないものの、宇宙船そのもののリアリティや画面いっぱいに広がる戦闘シーン、破壊シーンは一種の爽快感を持って見ることが出来ます。
私にはいい時間が過ごせた映画でした。
ところで、滝さんお薦めの“パシフィック・リム”は徳島では上映ないみたいですよね、残念。
ランダムに感想と疑問をネタバレ満載で書いていきますので、これから虚心坦懐にご覧になりたい方はスルーして下さい。
まず、プロローグ。未開の星に探査で訪ねているカーク船長率いるエンタープライズ号。
艦隊の規則で干渉は禁止されているはずなのだが、この星が地殻変動のために滅びてしまうのを救う為に、火山のマグマが渦巻く中、それを抑止する装置をスポックが命がけで作動させる。
う~ん、この星の大きさがどれくらいあるか知らないけど、ひとつの火山の噴火を止めるだけで、星を滅ぼすほどの地殻変動を止められるの?と思ったのがひとつ。
原住民に宇宙船の姿をさらしちゃいけないと言ったって、その前に大きな規則違反を犯してるんだから、木を見て森を見ず的矛盾がない?と思ったのがおまけのふたつ。
さて、今回はベネディクト・カンバーバッチ演じるカーン、頭脳も身体能力も人類をはるかに超えたスーパー人類が敵役として登場するのだが、ちょっとマトリックスを思い起こさせるような丈の長い上着をひらめかせて躍動する姿は確かにカッコ良かった。
上背のあるカーンと重量感あるスポックとのかけっこも何だか爽快だったし、、原始的でも男性諸氏が無意識に好む殴り合いのシーンも迫力満点。超人的なパワーを炸裂させるカーンと特殊能力を持ったバルカン星人との手に汗握る対決が見所のひとつだったようにも思います。
グッとはしょって、物語も後半、カークがワープ・コアの故障で操縦が不能に陥っているエンタープライズ号を立て直すため、放射能汚染の危険のあるワープ・コア本体に近づく。
理屈は分からないが、傾いたコアを通常の位置に直すことで故障が復旧できるのだろう、疲労困憊のカークが、何度か足で蹴ってそれは成功するのだが、(え~、人力で動くもんかい、中枢たる装置が・・・)と思わず突っ込み入れてしまいました。
で、それから放射能に犯されたカークは死んでしまうのだが、物語のお約束、主人公殺しちゃいけません。
実は小さな伏線で予感させていたように、カーンの血液には驚異的な再生能力が秘められていて、彼の血を輸血することで、(割とあっさりと)生き返るんですね。
でも、この間多くの人が死に、一度は永遠の別れを覚悟したカークとスポックの深き友情に涙する場面もあります。
全体にご都合主義的な軽さからは逃れられないものの、宇宙船そのもののリアリティや画面いっぱいに広がる戦闘シーン、破壊シーンは一種の爽快感を持って見ることが出来ます。
私にはいい時間が過ごせた映画でした。
ところで、滝さんお薦めの“パシフィック・リム”は徳島では上映ないみたいですよね、残念。
ゆるせん。スポックは可愛かった。爺も出たし。
私の感想はこんなもん。
明日はアタル観てきます。
スポックやカーンは美しかった。
それとキャロル役の女優さんはマスク、ボディとも完璧な美しさで眼福でした。