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楽しいブログ生活

日々感じた心の軌跡と手作りの品々のコレクション

スターウオーズ見てきました

2016-02-07 18:58:12 | 映画、演劇、コンサート


風邪が治ったので、やっと見に行ってきました。
スターウオーズは何と言うか巨大な遊園地の世界だなと思います。
ストーリーは単純で、物語の展開に必然性とか、納得の動機とか、はなっから求めてはいないんだけど、あまりにもマンガ的な荒唐無稽さに突っ込みを入れつつ、走る主人公、飛びまくる宇宙船、至る所で起こる爆発、その合間に宇宙人やBB-8など楽しいガジェットが散りばめられているのをニヤニヤしながら眺めてきたと言うところです。

大体、暗黒面と共和国の戦いの舞台にダースベーダー的キャラクターを配してる構図は開き直った二番煎じじゃないかと思ってしまいますが、今回の主人公のレイが、その二代目ダースベーダーとも言うべき、カイロ・レンのフォースによって自分の記憶を抜き取られそうになるのを必死になって抵抗する、まさにその時にレイにフォースが覚醒すると言う場面も少し分かりにくかったように思います。

昔から、人の脳に入り込んで、その人間を操ると言うお話はSFのみならず、色んなところで散見してきたように思うのですが、文章で読む分にはよく分かるこの状況、映像に表すのはとても難しいんですよね。脳の中の戦い、どうやって見せられます?

レイとレンの脳内死闘、結局、レイが勝つんですが、この時芽生えたフォース、レイが早速、監視兵に試してみるに至る手応え、観客には見えないので、唐突な印象を持ってしまいます。

大体、カイロ・レン、スノークの一番弟子で暗黒面のトップ2にしては弱すぎない?

暗黒面の指揮系統、階級がどれだけあるのか、ないのかなんかスカスカで単純過ぎる気もしたし、共和国が拠点としている星を壊滅させるために、エネルギー砲を打つシーン、あれ、ミサイルの感覚?宇宙空間をそんなに真っ直ぐ進めないんじゃない?なんて思いながら見てました。

あと、敵地で主人公たちは逃げ回りますが、監視カメラシステムぐらいあってもいいんじゃない?
普通人の立ち入らない場所だと、熱感知装置とかあっても良さそうなもんだけど、高性能な機械が並んでるわりにはぬかってるよね、管理体制が。

これらはわたくしの軽い脳内突っ込みです。
お話進める上で、ご都合主義的なところは必要なんだろうとは思いますけど。

最後に出てきたルークは重厚感ありましたね。
みずみずしいレイと好対照でした。
BB-8はキュートでしたが、人間臭い印象がありました。

結論、映画は面白かったですよ。

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「コングレス未来学会議」観てきました

2015-09-27 22:42:24 | 映画、演劇、コンサート


映画も久しぶりです。
メーリングリストの仲間が教えてくれたので、ユーフォーテーブルシネマに初めて行って参りました。
シアター1(71席)、シアター2(29席)という小さな劇場の後者の席で観客はわたくしたったひとりでした。
映画はまあ、良かったかなという感想です。
何の予備知識もありませんでしたが、実写とアニメの入り混じったファンタジー的作品にちょっと意外な印象は受けました。
実写とアニメはそれぞれが魅力的な要素を備えているんですが、両者がスムーズに繋がって、近未来のイメージを膨らませていたのかとなると、ちょっと混乱するというか、消化不良的な不満がくすぶります。
実写での主人公、女優のロビン・ライトの顔立ちはすごく好みで、アップの表情に説得力があって、安心してストーリーも追いかけていたのですがそもそも、デジタルデータを自由に使い映画をつくるというビジネスが発明され、自身のデータを売り渡したロビンのスクリーンでの若いまま活躍する姿というのが、ほぼかっ飛ばされていたため、わたしなどには補完不足ではという不満が残るんですね。
また、アニメに移行してからも、どこまでが現実を踏襲した物語なのか、自分の意識と他人の意識のコンタクトがあっての世界なのか、単なる自分の妄想の世界なのかその成り立ちのあやふやで不条理な部分というのが、ずっと気になります。
アニメそのものは、美しくディフォルメされた老女ロビンのキャラ、風刺を効かせてるらしい何処かで見たことあるぞの特定可キャラがカラフルにあふれかえってて、とても楽しめましたし、ハイスピードで動き回る日本のアニメに慣れた目には、ゆっくりと行きかう群集シーンが牧歌的に感じられました。
だから、SFといわれても、少なくともハードSFではないですよね。
笑っちゃうのが、映画の登場人物にSFは薄っぺらいなんてセリフを言わせてたシーンがあったこと。自虐ネタ?
最後に、哀愁を帯びた思索的音楽がよかったです。簡単な感想まで。


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やっぱり思い直して

2015-03-23 22:11:13 | 映画、演劇、コンサート
「じんじん」のお話を少ししておきましょう。
主役は大地康雄演じる立石銀三郎。がまの油売りの口上などを得意とする大道芸人で、彼がお調子者であるところや若村真由美演じる落ち目の女優がマドンナ的なところが、フーテンの寅さんを彷彿とさせます。
でも、この映画を企画するきっかけとなったのが、誘われて、北海道剣淵町の大人が絵本の、読み聞かせをしている図書館へ訪ねた際、その子供たちの目は輝き、涙を流したり、大笑いをしたりして実に生き生きと絵本の世界を楽しんでいる光景を目撃したからということらしいんですね。
大地さんはその時、絵本には人への思いやり、豊かな感性、言語力や想像力を育む、すばらしい力があるということを感じて、その感動を映画にして、みんなに伝えて行きたいと思ったそうです。

銀三郎は今は気ままな独身生活ですが、会社員だったときに結婚しており、一人娘もありながら、その娘が6歳の時に離婚して、幼かった娘にもそれっきり会っていないという状況でしたが・・・。

北海道で幼なじみが営む農場を訪ねた際、農業研修で都会から女子高生4人がやって来て、ひとつ屋根の下で過ごすこととなりますが、なんとその中の一人が成長した自分の娘だったのです。

ところが娘の方は父と気付きますが、銀三郎の方は全く気付かない、さあ、この辺から気持ちの行き違いといったものが軸となって物語は進行していくわけです。

あまり、ネタをばらし過ぎるのも憚られますので、ストーリーの紹介はこの辺にしておきますが、オチに向かってひとひねりしてあって、スムーズなハッピーエンドとはいかないんですね。
でも、程よいユーモアがリアルで深刻な問題を優しくほぐしています。
心がしっとりする映画です。悔しいけれど泣かされます。

大地康雄さんがかっこよく感じられました。
ついつい、お写真一緒に撮らせてもらってました。
はい、わたくしミーハーです。
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「じんじん」

2015-03-21 23:51:19 | 映画、演劇、コンサート
スローシネマ方式というのは初耳です。
数年をかけてゆっくりと各地のホールや公共施設で地域上映会を行っていく公開方式なんだそうです。

 企画・主演の大地康雄さん
今回の羽ノ浦情報文化センターでの上映に舞台挨拶に来てくれてました。

この映画から生まれた絵本「クロコダイルとイルカ」のある場面。
何でこうした絵のうまい人というのは何て豊かな世界をかいまみせてくれるのかとしばし幸福な気分を味わいます。
映画も良かったです。明日ちょっと書き込んでみようと思ったけど、面倒臭いので止めた。良からぬ傾向の自覚はあるものの・・・。
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上甲晃氏の講演聞きに行ってきました

2015-02-27 14:10:06 | 映画、演劇、コンサート
昨日のことでした。要旨をまとめてご紹介しようと思いつつ、こたつに入ってごそごそしているうちに眠ってしまいまして、気がつきゃ日が変わってるというおなじみのパターン。
ふじやグループさん主催の講演会だったのですが、ウチの社長も講師のファン(というより、人生の師匠と言ってました)ということで、他の幾人かの社員と一緒に誘っていただいて聞きに行って参ったのでございますが、今朝出社してメールのチェックをしたところ、社長がしっかり講演の内容をメモして全社員に送信しておりましたのです。
人のふんどしで何とやらと申しますが、一部をコピーさせてもらいました。
よろしければ、ご一読、お楽しみいただければ・・・。

・幸之助は85歳で松下政経塾を創設した。
 21世紀の日本の繁栄のために。自分のことでは無く、自分がこの世からいなくなった次代の日本のために。
 政経塾を作った結果を見届けることができない時代のために

・知っているだけではだめ。行動できてこそ。

・現地現場現実主義 一次情報で勝負しろ。

・そこまでやるか。相対差では無く絶対差に(だれもが知っていることを誰よりも徹底してやる)

・当たり前のことをおろそかにしている。

・政経塾でが一期性から16期性までおしえた。政経塾では10年間、塾生と寝食を共にした生活。

・己の損得を超える生き様を実践した。

・人に求める限りは自分も行動する。

・言い訳をしない人生が道を開く。三浦綾子氏の言葉 一流の人間は言い訳をしない。

・言い訳、弁解で成長した人はいない。決断ができる条件を作る。

・心の背骨を持つ。

・けち臭いことを考えるとけち臭い人間になる。

・京都真心庵(松下家の迎賓館)の管主は「あいにく」と言う言葉は使わない。

・現代の若い人の目に力がない。

・自分の想い以上の結果を出せない。すべては「想い」から始まる。その気になること。

・他人に関心を持ち他人のためにやる。(利他の精神)

・当たり前のことをしっかりやる。

・良い習慣を身に着ける

・「嘆いても嘆いてもどうにもならないことは受けいれること」
 「難有」(なんあり)。北海道家庭学校にある額の言葉。 反対に読むと有難い(ありがたい)。

・他人を変えることはできない。世の中で唯一変えることができる人は自分だけ。自分から変わろうとする勇気を持つこと。
 そのためには「ハイ喜んで」の精神

・マザーテレサの教え「自分の前に登場する不都合な人間はイエスキリストである。
 イエスは貴方が本気かどうかを確かめるために姿を変えて不都合な人間の姿をして貴方の前に出てくる」

・山形中央高校の「礼」「お辞儀」が綺麗

・監督の話「野球をすることより礼が難しい」青年塾OBが関わっていた。論語の言葉を掲げている。

わたくしが自分で要旨をまとめて雨だれみたいなキーを打ってた日には何時間かかるか分かったものではありません。
楽しちゃいけないですが、言ってる言葉が説得力をもつかどうかというのはしゃべってる人間が言行一致の人間であるかどうかなんですよね。
誰でも口では立派なことを言える。口だけではなく確かに行動がついて行っている人は素晴らしいと思います。
わたくしも頑張ろうと思いました。

(余談ですが、座布団に前、後ろ、表裏があるのをごぞんじですか?座布団の四辺のうち“わ”になっている部分が前なんだそうです。
座布団の向きまでピシっと美しく揃える完璧さが一流旅館にはあるといった話も出てました。)
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