70歳代の一人暮らし・・今どきのお婆ちゃん

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おてんとうさまがみている・生活保護に思う

2012-05-30 22:35:56 | 日記
5月30日(水)

 子どもも頃、よく周囲から言われ、自分でもいつも意識していたこと
「おてんとうさまがみているから、誰も見ていないところでも
おてんとうさまに恥ずかしくないようにしなさい」

 「おてんとうさま」って何だったのでしょう。私は子ども心に
空の向こうのほうにある大きな、偉大なもののように思えた。

 長じて学校の国語の時間に、夏目漱石の「則天去私」を習った時に
私はそれをしっている、と身近に思ったものだった。
 いつもおてんとうさまを意識していた私は、おてんとうさまに恥ずかしくないか、と自分で自分の行いを見ているようなところがあったからだ。

 河本さんの肉親の生活保護受給は、週刊誌にすっぱ抜かれたから
認識が甘かった、と涙を流したが、ばれなければ、終生受給していたのか?
年収5000万円と、長い年月、自分の客でもある皆さん国民の税金のお世話になっていることに恥ずかしさはなかったのか、認識だのなんだのと理屈の前に恥ずかしくはないのか?

 担当公務員も謝罪してほしい。ただ忙しくて手が回らないからとの理由が通用するのでしょうか? こんな場面で責任が問われないということは仕事を全くしなくてもOKということに、極論するとなってしまうではないのですか。

 税金を支払っている私たちは甘すぎはしないでしょうか? 
これを看過するということは、一所懸命にサービス残業しながら、責任を果たそうとしている公務員を応援できないということにもなるのではないでしょうか?


 この報道で、生活保護に満たないような収入で頑張っている人たち
が、傷つかなければいいが、と心配だ。
 誇り高く生き、貧しさに負けず努力している方々に、エールを送りたいですね。