70歳代の一人暮らし・・今どきのお婆ちゃん

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共同菜園の醍醐味

2012-05-07 22:37:20 | 日記
5月7日(月)晴れ

 広い視野を持つ菜園にいると
心地よい風が通り過ぎていく。
 今日は作業がいっぱいあって、珍しく頑張って
早朝6時から来ている。
 
 ソラマメのさやが膨らんできている。
さぼっていて10日前に来た時、新芽のすべてに
油虫がたくさんついていてあせった。
 セロテープを持ってきて丹念にくっつけてとったものである。
これが大変な作業だった。お百姓さんなら大量に植えるわけだから、
農薬に頼るのもやむを得ないか、などと考えながら害虫退治をした。

何日もかけて退治して、今はイキイキ育っている。1か月後の収穫が楽しみである。

 このそら豆の苗を頂いたテニスおじさん夫妻が来ている。
奥さんが、クリスマスローズをほめてくれて、1株プレゼントした。


 昨年9月、菜園を始めたころ、開墾をするのに20日はかかった。
その頃、数年から10年のお隣の大黒さん、テニスおじさん、渓流おじさん,小柄じいちゃんなど
ご近所の農園から、かぼちゃ、冬瓜、ハクサイなどなどを頂いて、美味しく食卓を
にぎわしたけれど、私のほう何も差し上げられなかった。
 その後からし菜、紫高菜、青梗菜、ハクサイ、イチゴ、ジャガイモ、長芋などの苗を頂いた。

 気前よくくださるんだけれど、頂いてばかりというのを経験して、
心苦しく思ったものである。それで思った、知り合いの公務員が生活保護を担当していて、たまたま何人かで飲んだ時に、近頃はもらわな損損、と言った気楽さで生活保護を申請に来ると、いろいろぼやいていたけれど・・

 もらってばかりの生活は、きっと誇りを失うというか、生活の活力を奪われるだろうなーと想像する。それはお金の価値以上だったりする場合もあるのではないか。

 人間の自由の中にある、可能性というものを思うにつけても。

 私もやっと、農園友達に差し上げられるものが、だんだん増えてきている。
農園友達との収穫物交換は、ほんとうに楽しい。その出来栄えをほめあったり、失敗を笑いあったり、趣味が同じということの醍醐味とでもいおうか。