さっぴいの株主優待と長期投資

現物株への投資を中心に、現物保管型純金信託、原油ETF、投資信託などをしています。

JIAの新株予約権を行使します

2024年01月18日 | 日記
JIAのライツオファリングについて調べて、裏をとりました。

IR・投資家情報 | 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー

JIA新株予約権。
もともと親株(すでに持っている株)が100株の場合、新株予約券が100株付与される。

既存株主の立場としては、
期間中に新株予約権を売るのであれば、売却代金全部が利益となる。

新株予約権を行使した場合、100株→200株となる。また、もともとの取得単価に357円を足して2で割った額が、200株の時の取得単価になる。
権利行使をしたら、今の新株予約権の上場価格は、取得後の株価には全く関係ない。(ただし、既存株主以外が新株予約権を買ってから行使すると、新株予約権の行使価格だけではなく、取得価格もかかってしまう)

新株予約権の権利行使をするのに払い込むのは一律357円。
357円はもともと、新株予約権の価格。
ライツオファリングは、権利行使をするのに、新株予約権を安い値段で買い付けができる権利。

もともと株主ではなかった人は、新株予約権を取得してから、権利行使で357円を支払うため、合計の金額は新株予約権の株価推移にもよるけれど大体800~900円くらいになるので、現在の親株の株価ともそこまで差ができない。


新株発行すると、株価が下がる。
ライツオファリングがないと、株主はもろにその下げを食らう。
しかし、ライツオファリングがあると、既存株主が新株予約権を取得しないで安く株式を買えるので、権利行使後の取得単価が、市場と比べてプラスマイナスでそこまで差がでなくなる。

まとめると、
新株予約権を買わずに権利行使を安くできて100株取得できる。このままJIAを長期保有するつもりであれば、新株予約権を行使してもそこまでデメリットはない。
新株予約権を行使するつもりがなければ、新株予約権を売ってしまうことができる。しかし、そうすると、もともとの株主の場合、新株発行時に株価が下げているのがもろにポートフォリオに残ってしまう。
新株予約権を売りもせず、権利行使もしないと損する。なぜなら、新株予約権を市場で売却する機会を失ってしまうから。なので、放置するという選択肢はふつうは選ばない。

JIAには200株株主向けの株主優待もある。
配当・株主優待 | IR・投資家情報 | 株式会社ジャパンインベストメントアドバイザー

こう見ると、ライツオファリングは悪いものではない。
申し込みも、証券会社のマイページで簡単。

ということで、(気が変わらなければ)新株予約権を行使します。

会社には、新株予約権+行使価格から証券会社への手数料を引いた額が入金するのでしょうね。

※裏はとりましたが理解が違っているという可能性もあるため、ご自身で確認してから投資してください。
この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ライツオファリング | トップ | ジュニアNISAはもうなかった... »
最新の画像もっと見る

日記」カテゴリの最新記事