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外国人技能実習生 7割の職場 違反 ― 違法残業・未払い・労災隠し

2019-08-12 | 賃金・労働問題

全国の労働基準監督署が2018年度に監督指導した外国人技能実習生の働く事業場7334カ所のうち、70・4%が労働基準関係法令に違反していたことが分かりました。違反事業場数は5160カ所で、5年連続増加しました。厚労省が10日までに発表しました。

 技能実習生自身の申告で是正されたのは、103件で前年89件から増加したものの、08年の331件から大きく減少しています。

 重大・悪質な事案として送検したのは19件で、15年の46件から3年連続減少しました。

 主な違反事項は、労働時間が1711件(23・3%)、使用する機械に対して講ずべき措置などの安全基準1670件(22・8%)、割増賃金の支払い1083件(14・8%)の順でした。

 もっとも多く監督指導に入った機械・金属業では、2830カ所中1937カ所(68・4%)の違反があり、労働時間707件(25%)、安全基準692件(24・5%)でした。

 違反率が高かったのは、食料品製造業73・6%(936件)、建設業71・9%(474件)でした。

 次のような具体例が紹介されました。

 ▽食料品加工業で、実習生12人に月100時間超(最長198時間)の違法残業をさせていた。

 ▽縫製工場で、実習生6人に10カ月平均178時間の違法残業をさせ、半年以上総額約1000万円の賃金を支払っていなかった。

 ▽きのこ栽培場で、無資格でフォークリフトを運転させ、右足負傷の労災を隠した。

図

 

 

 

 

 


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