好きで時々ホキ美術館に一人で行くことがあります
素晴らしい技巧とその表現に驚嘆するばかりです
一般的な感想としては
『写真みたい!』ってのが多いでしょう
緻密で精密で実物と寸分狂わない写真の様な作品、、、
だったら写真でいーんじゃない?(⌒▽⌒)
私はそうは思いません
超写実絵画の作家はきっと、現実を自分の思う通りに変えたいエゴがその原動力だと思うのです
私はそのエゴの凄さに驚嘆しにホキ美術館に行っていると言ってもよいくらいだと思います
神々しいほどのエゴに晒されて毒されにいくのです
自虐的だなぁ〰️(^○^)
技術や技巧がないばかりに自分のエゴを剥き出しにできない作品は惨めです
飾って欲しくないですね
『ちげーし!』って作家から言われらかもしれませんが、作品の見方は人それぞれ自由ですからね
あの物凄いエゴは創造行為に不可欠です
それは脂の乗り切った若い時分だけです
そこを抜けた先の作品には『核』だけしかありません
そこに虚飾は無く、無くしてしまった技巧にため息もつかずに粛々と書いた作品が好きです
書の作品でも豪快な運筆ばかりが目につきます
エゴさ全開です
総じてかな作家の方は緻密で精密な世界を好み、漢字作家は豪快さや様式美を好む傾向にある様です
歳を重ねてそこを突き抜けたところにその人の『核』が残ると思うのです
歳の重ね方が重要ですね
そこが一番難しい、、、
この歳になってもまだギラギラしているところがある自分に少し反省していますが、90歳越えたあたりで見つかり始めたらいいんじゃないかなってテキトーに思ってます
100歳超えたらエゴが抜けていく様を皆様に見てもらいますよ
それが最後に残ったエゴだとしたら、ちょっとお笑いですけどね( ̄▽ ̄)