14日の月曜日は特別に22時まで横川先生が担当してくださいますので、お仕事帰りにお越しください。
本日土曜日は競書期間中に私が担当する最終日です。
本日も12~21時まで開講しておりますので、バッシバシとお稽古&提出しちゃってください~
今回の漢字課題は『春』と『鳥』が難しかったかもしれませんね。
『春』は四画目の左払いの角度とアールがポイントです。
曲げるのが遅い方が多いようです。
『鳥』は六画目の横画のしなりができていないと鳥の春を歓ぶ様子が浮かんできません。
筆を軽く持って、筆先利かせて身体で書いてみましょう。
今回のかな課題は、渇筆の少ないお手本でした。
連綿線も意図的に太いままで書かれていますね。
これはかなが絵画的な表現をするために使う方法のひとつです。
もちろん散らしもその方法のひとつです。
かなには絵画的表現の他に、当たり前ではありますが、文章には意味があるので文学的表現があります。
そしてもう一つ、音楽的表現があります。
これは見た目にはリズム。
そしてそのリズムを感じながら音読すれば、そこに音程が生まれてきます。
それらを表現するのに必要なものが、
濃淡や潤渇ある筆法
絵を想像させる、散らし
変体仮名の選択
だと思います。
かなをユネスコ無形文化遺産登録する事を目指していると聞きます。
2009年には『中国書道』が、2013年には『モンゴル書道』がそれぞれ登録されているようで、遅れをとるな!というところでしょうか。
それに『和紙』は既に無形文化遺産に登録されていますからね。
文房四宝のひとつが登録されたのに、、、、
『日本書道』ではなく『かな』を前面に押し出しているのは、かなが日本のオリジナルだからでしょう。
しかし年に国単位で一つしか提案できないルールあるようで、まずは国内で順番待ちなのだとか。
そして先日ちらっと読んだニュースでは、かなを前面に出すのではなく『書初め』を前面に出す方針に変更したようなのです。
確かに書初めは日本独自の行事ですし、その精神性は高く評価されるところでありますし、一斉に行うイベント性は海外の方にも理解しやすい映像でしょう。
登録に向けたテクニカルな感じもしないわけではありませんが、『かな』と『日本書道』がユネスコの無形文化遺産登録されることは、日本書道の見直しと言語と共に日本人のアイデンティティ作りにとても役立つと考えます。
私は微力ながら、書道で日本と日本人の背骨づくりをしたいのです。

本日土曜日は競書期間中に私が担当する最終日です。
本日も12~21時まで開講しておりますので、バッシバシとお稽古&提出しちゃってください~
今回の漢字課題は『春』と『鳥』が難しかったかもしれませんね。
『春』は四画目の左払いの角度とアールがポイントです。
曲げるのが遅い方が多いようです。
『鳥』は六画目の横画のしなりができていないと鳥の春を歓ぶ様子が浮かんできません。
筆を軽く持って、筆先利かせて身体で書いてみましょう。
今回のかな課題は、渇筆の少ないお手本でした。
連綿線も意図的に太いままで書かれていますね。
これはかなが絵画的な表現をするために使う方法のひとつです。
もちろん散らしもその方法のひとつです。
かなには絵画的表現の他に、当たり前ではありますが、文章には意味があるので文学的表現があります。
そしてもう一つ、音楽的表現があります。
これは見た目にはリズム。
そしてそのリズムを感じながら音読すれば、そこに音程が生まれてきます。
それらを表現するのに必要なものが、
濃淡や潤渇ある筆法
絵を想像させる、散らし
変体仮名の選択
だと思います。
かなをユネスコ無形文化遺産登録する事を目指していると聞きます。
2009年には『中国書道』が、2013年には『モンゴル書道』がそれぞれ登録されているようで、遅れをとるな!というところでしょうか。
それに『和紙』は既に無形文化遺産に登録されていますからね。
文房四宝のひとつが登録されたのに、、、、
『日本書道』ではなく『かな』を前面に押し出しているのは、かなが日本のオリジナルだからでしょう。
しかし年に国単位で一つしか提案できないルールあるようで、まずは国内で順番待ちなのだとか。
そして先日ちらっと読んだニュースでは、かなを前面に出すのではなく『書初め』を前面に出す方針に変更したようなのです。
確かに書初めは日本独自の行事ですし、その精神性は高く評価されるところでありますし、一斉に行うイベント性は海外の方にも理解しやすい映像でしょう。
登録に向けたテクニカルな感じもしないわけではありませんが、『かな』と『日本書道』がユネスコの無形文化遺産登録されることは、日本書道の見直しと言語と共に日本人のアイデンティティ作りにとても役立つと考えます。
私は微力ながら、書道で日本と日本人の背骨づくりをしたいのです。
