ホイッスルバード あいざわぶん

小旅島旅独り旅 「安居島」の巻

近くて遠い島、それが安居島(あいじま)である。
自宅から原付バイクで約30分走ると松山市の
最北地区・北条(元北条市)の港に着く。
そこから定期船で35分揺られると安居島だから、
本当は吾が家から近い島なのである。
ところが住民(20名ほど)が少ない為か、水曜日
以外は一日一便しか船はなく、日帰り不可能な
島だから、近くて遠い島なのだ。

でも、夏季1か月間だけは一日二便になるので、
今年の海水浴は安居島に決定したという訳だ。
58歳のオジサンは世俗から離れ、一人だけで
泳ぎたいので、離島はもってこいなのである。

午前10時発の定期船は、私以外に3人の男を
乗せて出発。
そのうち2人は釣り客で、もう一人は島の住人風。
ふふふ、これでプライベートは完全に確保!

定期船「あいほく」は、色合いが素晴らしい。
フェリーではないので、車は載せられないようだ。
周囲3キロ程の小島なので、私もバイクを置いて
乗船した。





上陸して少し歩いただけで泳ぐのに絶好の砂浜
に着いた。
折り畳みの雨傘を広げ、パラソルの代用とする。
小さな影でも、風が抜けると涼しさが違う。
短パン一つで日光浴をし、うたたねをする。

ひと泳ぎして昼御飯にしようと思ってハッとした。
箸を忘れてきたのだ。
手掴みで食べるのがイヤなので、代用品を探す。
はい簡単に、丁度いい貝殻を発見。
レタスは掬いにくかったけど、食べるのに時間が
かかって満腹感はいつも以上である。
・・・二段重ねだから、かもね・・・









午後3時発の還りの便まで再び昼寝。
島に居た4時間半の内、2時間は寝ていたことに
なるが、こんな贅沢もあるんだな。
で、往復船賃1640円。遣ったお金はこれだけ!
お得感たっぷりで、笑いがこみ上げてくらぁ。
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