ホイッスルバード あいざわぶん

誹謗中傷は駄目だが、評価には理由がある

遂に文部科学省大臣までしゃしゅり出て来た。
スポーツ選手への誹謗中傷が続くことから、「他人を
誹謗中傷するという行為自体許されない。応援する
側は発信に気をつけてほしい」と呼び掛けた。

文科大臣の盛山君は統一教会との関係から非難を
受けた人だから、誹謗中傷に敏感なのだろう(嗤)
どうせなら呼び掛けるだけではなく、もっと具体的な
発言でないと、全く効き目はないと思われる。
つまり、仕事を「やってる感」を見せただけ!

もう少し言うなら、文科省内には「スポーツ庁」がある。
現在の長官は砲丸投げの選手だった室伏広治君。
国民に呼びかけるなら、この人でしょうに、と強く思う。
政治家(盛山君のこと)が、言論を封じることに繋がり
兼ねないようなことを言うのは絶対に良くないのだ。
そして室伏君、何やってんのかね!

ところで、誹謗中傷と一口に言うけど、本来は誹謗と
中傷と別々の言葉であり、それぞれ意味が異なる。
世の中の何%の人が「誹謗」の意味が言えるのか。
同じように何%の人が「中傷」の意味が言えるのか。
甚だ怪しいんじゃないの。

そして一端立ち止まり、誹謗・中傷の意味を調べると、
他人に対して殆ど何も言えなくなる、と理解する。
で、私のように「それでも言うべきは言う。時に誹謗や
中傷風であってもな」と結論を出す人も居る。
あとは法律の問題である。
訴えられても負けないような発言をするだけである。
実はこれまでも、私はそのつもりで発信をしている。
さあ、文句ある奴はかかって来なさい(笑)

さて、文科大臣からの脅しのような発言に対し、阿部
詩君の振る舞いに就いて再び多くの意見が出ている。
で、その中の一人の発言内容が私と殆ど同じだった。
以下は完全コピーした文章である。
果たして、この文章(意見)も大臣が言うところの誹謗
中傷に当たるのかを読者の皆さんに考えて頂きたい。

 武道とスポーツの違いの前に、全ての競技で過去、
 敗れてあれほど号泣した選手を見たことがない。
 そして阿部詩は前回の東京大会で優勝直後の振る
 舞いも見苦しかった。つまり彼女は買っても負けても
 感情の起伏が病的なまでにズレている人。
 それは号泣の暫く後にケロリとした表情で家族と観戦
 している映像からも読み取れる。
 本人に悪意はなく、しかし周囲の人を振り回すタイプ。
 職場にも居るんよなぁ。

もちろん、私個人の見解では誹謗・中傷に当たらない。
極めて冷静な人、という印象が強いね。

【追記】バドミントン男女混合ダブルス3位決定戦。
東野有紗君と渡辺勇大君の息を呑む見事なプレー。
そして、二人の美しさはスポーツを超えたところまで
昇華しているように見えたのは私だけではあるまい。
このように振る舞いを賛辞される人とそうではない人が
出てしまうのは仕方がないのが人の世なのだ。

東京五輪で卓球混合ダブルスで金メダルを得たのは
伊藤美誠君と水谷準君である。
だが金メダリストなのに水谷君には脅迫めいたDMが
届くと訴えている。

試合終了直後に有紗君は自ら駆け寄り勇大君に抱き
ついて喜びを表現した。とても自然な二人であった。
ところが三年前、準君は美誠君に抱きつき、美誠君が
反射的に顔を背けたシーンは誰もが知るところ。

だから、そういうところで人の評価は分かれるんですよ。

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