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紀元貮阡年

2009年06月02日 16時08分35秒 | 音楽(記事)
以前作っておいた「紀元貮阡年」のCDも音が冴えない。
これはCD-Rから音を取って、マスタリングしました。
フォークルはそんなに音の感じは変わらなかったが、加藤和彦は全然違った。
ネズミ・チュウチュウ、ネコ・ニャンニャンの音をきいて「そうそうレコードはこんな音がきこえていた」となつかしかった。

紀元貮阡年は1968の作品で、当時は二千年は夢のように遠いものに思われた。
手塚の「鉄腕アトム」ではすごい世界が描かれていたが、とてもそこまで行っていない。
現実が遅れているのか、マンガが進みすぎているのか。
音も楽器が少ないせいか、何かさびしい。
でも当時はすごい勢いがあった。
「水虫の唄」は覆面グループで正体がわからなかった。
フォークルだと知ってびっくり。
これ北山が歌っていたせいだ。
普通、フォークルのメインヴォーカルは加藤だったから。
名前もザ・ズートルビーとはふざけている。
このへんがフォークルらしい。
北山修の存在が大きかった。
ライブでも北山のユーモアは群を抜いている。


紀元貮阡年
フォーク・クルセダーズ
01:紀元貮阡年
02:帰ってきたヨッパライ
03:悲しくてやりきれない
04:ドラキュラの恋
05:水虫の唄
06:オーブル街
07:さすらいのヨッパライ
08:花のかおりに
09:山羊さんゆうびん
10:レディー・ジェーンの伝説
11:コブのない駱駝
12:何のために

13:青年は荒野をめざす
14:百まで生きよう
15:イムジン河
16:もう25分で

加藤和彦
17:僕のおもちゃ箱
18:ネズミ・チュウチュウ、ネコ・ニャンニャン
19:日本の幸福
20:アーサーのブティック
21:不思議な日
22:あの素晴らしい愛をもう一度
23:僕を呼ぶ故郷
24:家をつくるなら
25:もしも、もしも、もしも

紀元貮阡年はフォークルのベストCDから作りました。
紀元貮阡年のあとの四曲はCD録音時間がが余っていたから。
「イムジン河」は伝説になってしまった第二弾だが、販売中止の憂き目にあった。
それがシングルCDで2002年に発売になった。
はしだの高音が目立って、なかなかのハーモニーだ。
「もう25分で」は大辞典から。これも北山のセンスあふれる作品。

加藤和彦はベストCDから抜粋。
「もしも、もしも、もしも」はレコードだったかも。

あとフォークルでは「当世今様民謡温習会」というライブをもっている。
フォークルが如何に面白いグループだったか、思い知らされる。
名曲も収録されている、お薦めです。


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4 コメント

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水虫の唄 (atarou)
2009-06-02 17:13:07
ヴォーカルはやはりトノバンですね。
http://www.youtube.com/watch?v=EC2m_ZCaC4o&feature=channel_page

北山はコミック担当というイメージが強いです。詞については「ヨッパライ」「イムジン」「オーブル」の松山猛氏の方が加藤との相性が良かった気がします。フォークルとミカバンドの黒幕ですね。
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はじめまして。 (上京下机上)
2009-06-03 04:23:19
はじめまして。
自分は山形県出身の31歳、男です。現在は東京、三鷹で暮らしております。

今日はじめてこのブログを見ました。THE WHOの「DOGS」を聴いていて、なにげなく携帯のネットで『THE WHO DOGS』で検索したら、このブログのTHE WHOの回に当たりました。

もの凄い面白いです!!
まだ一部しか読めてませんが、ぼくの楽しみが増えました、ありがとうございます。
先日2007年に制作されたTHE WHOのドキュメントDVDを観たのですが、感激しました。興奮しました。THE WHOのレコードは再発ものは持っていたのですが、UK盤の1stオリジナルを大金はたいて買ったのが一週間前です。毎日聴いてます。「DOGS」も好きで7inchシングルで欲しいのですが、高くて手が出せません…。
昨年の日本公演にも行けませんでしたー。一度は本物を体験したいです…。

昔のものはレコードにしろ漫画にしろ小説にしろ値が高くて手が出せません…。松本零士の「大四畳半大物語」や「男おいどん」なんかも高いっ!!

話は飛びますが、南沙織「17才」、最っ高ですよね…。大好きです。
ぼくはキラキラした音楽が大好きで年代問わず洋楽邦楽共に好きなんですが、邦楽は80年代以前のものだと…、はっぴいえんど、吉田拓郎、友部正人、あとは村八分などなど…偏ったものしか聴いてませんで
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確かにトノバンですね (毎日がYukiYuki)
2009-06-03 11:28:22
atarouさん、詳しいですね。
トノヴァンも懐かしい。
「不思議な日」でDonovanを真似て、最後の伸ばすところで声を震わせてました。「ラレーニア」の真似でしょう。
「水虫の歌」の野太い声は機械処理しているのでしょうか?
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良いセンスですね (毎日がYukiYuki)
2009-06-03 11:46:37
上京下机上さん、はじめまして。
The Whoがわかるとは、なかなかのセンスの持ち主と見受けます。
私はWhen I Was A Boyが特に好き、Seekerもいいな。

私のブログの一番上に検索欄がありますから、そこに検索名を入れて「このブログ内で」にしてもらえれば、お目当てのミュージッシャンに当たると思います。私もたまに昔のものを見ますが、私が見てもこんな面白いブログは無いと思います(すみません、自画自賛ほど嫌なことはありませんよね)

南沙織ですが、Cynthia Premiumを六万を超える大金で入手するほど、大好きです。彼女は声そのものが、もう普通の人とは違い、オーラがありますので、何をきいてもひきこまれてしまいますね。
「南沙織」で検索してください。ものすごい数がひっかると思います。
引退後出した「ファンレター」は阿久悠さんが南沙織さんに歌ってもらいたくて書いたものですが、イメージが映像のように浮かぶ素晴らしい曲です。私からのお薦めです。

私も検索でこのブログが引っかかることがありますが、自分でもビックリします。
gooが大きいせいかなあ?
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