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せつなさと希望との間に~

人生に於ける生き甲斐と悩みetc.諸々を綴る。

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晶子とシャネル

2010-10-10 09:56:38 | Weblog
女性自立の先駆者として、”和”の歌人与謝野晶子と”洋”のデザイナーココ.シャネルを挙げる。

パリ万博(1900年)を機に女性解放の息吹を求める女の主張華やかなりし頃!

”君死にたまうことなかれ”で一躍歌壇の注目を集めた晶子だが?

彼女の赤裸々な表現ばかり取り沙汰される中で「すめら尊は戦いに、王自らは出でまさね」と本音を吐露する部分は以外に知られていない政治批判を感じる。

≪個人的には”みだれ髪”に象徴される官能女より『青鞜』の代表詩人平塚雷鳥を師事する私≫

与謝野鉄幹と言うみやび男(風流男)に靡く歌人は多かった様で、12人の子を成したとは言え不倫の挙句の仕事?ではねえ!

19世紀末のフランスでは、貴婦人の身だしなみとしてチェストからウエストを締め上げるコルセットを投げ捨て、自由闊達に歩けるシャネルスーツを定着させたのが”働く女の代表者ココシャネル”であった。

ファッションリーダーとして颯爽と登場するシャネルにも男問題は付き物”女は愛されるより外幸福になりようが無い。愛される事、必要なのはそれだけ!”。。。

両者共に男勝りのじゃじゃ馬で鳴らし、男に執着するか!手玉に取るか?の違いは有れど愛されたい思いは同じ様だね。

引っかかるのが、女の生き方を根底から変える影の力ともなる「鉄幹」の存在!

森鴎外(サポーター)が殆どの資金を工面するのを良いことに、鉄幹どころか晶子までフランスへ悠々と留学≪遊学≫する明治時代とは?一体どうなってるの!

歌集発行に苦労する鉄幹の告白「読者諸君に告ぐ」の中では”僕は詩が好きで詩を作る。詩は道楽である。道楽で創る詩に何の野心があろう。。。”なんて能天気な遊び人野郎だが?!

無責任なひも男が支えた明治の夜明けとは!なんだかせつないよ...


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